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妊活病院のカウンセリング室にて
一先ず妊活を断念しようと決めて、病院でどう切り出そうか考えていたところ、
次の通院日に、タイミング良く院内のカウンセリング室に声掛けされ、即日個別相談できることになりました。
やっぱり何かと不安がつきものの産婦人科、こういうサービスは必須なんだなぁと感心しました。
担当のカウンセラーさんも言葉を慎重に選んで話して下さるので。
始めた時期が既に遅く、経年劣化なわたしに治療って言ってもねぇ… と自覚はあったので、
「見通しが芳しく無さそうで、長期通院が却ってストレスなりそう、別の道も模索しようかと思ってます、」
と伝えると、カウンセラー先生も表情が明るくなって同意してくれました。
そりゃあ病院側から見切り時を伝えられないもん、厳しい立場やよなぁと思いました。
それからは世間話みたいな気楽さで、お互いに笑いながら話せました。
有名芸能人の奥様がその病院で出産されたのがアピールポイントらしいので、そんな話やあれやこれやと妊活事情の話を伺ったりするうちに、
実子が持てなくても、"育てる" を支えるようなお手伝いは何かできるかも、
と思えてきました。
ふと思いついて、
「養子と言う選択肢もあるかも知れないし、」
と言ったところで部屋の照明が数回長いタイミングで点滅しました。
!!!
珍しいことなのか、「停電?停電じゃないよね」とカウンセラー先生は慌てた様子。
わたしには昔からよくあることなので気にも留めなかったですが、また少し話してたら点滅しました。
最近このことを想い出して、ほんとに不思議なことってあるなぁと思ってます。
このときから数か月後に、息子と養子縁組することになるからです。