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3/12茨木を行く!!!!!(鳥とかアートとか『かつべん!in茨木』とか茨木神社とかブルーパレットとか)

こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<暑かったり寒かったり、体壊せと言わんばかりの気候ですねー>ミツルギです。

『かつべん!in茨木』を観に茨木に行くのです。
先月も行きました。
先月は『絵本と鍵盤』でした。
なのでピアノの鳥飼りょうさんの追っかけしてるのです。

SNSで見たのですが、中央公会堂の前にアートがあるらしいので見てから行くことにしました。
いい天気なので、散歩がてら歩いて行きます。

ジョウビタキ

歩いているとキレイな鳥が飛んできて、そばにある木に止まりました。
ジョウビタキです。たぶん。
オレンジ色の憎い奴です。
飛んでるときもスズメじゃない何かだと思って、目で追ってました。

オオバン

オオバンです。
この鳥は結構な頻度で出会います。

中央公会堂前のアート

アートがありました。
なんとも目を引くアートでした。
これは『OSAKA ART FESTIVAL』の参加作品です。
ここの他に江之子島と御堂筋(なんば側)にもあるようですが、今日は茨木に行くのでここだけにします。

中央公会堂前のアート

中央公会堂と共に撮ってみました。
木、車、車
どこかユニークです。
逆に大惨事を思い起こす人もいるかもしれません。
目立つことは確かです。

看板

こんなタイトルでした。
『永遠に続くわけがない』
まあ、そうでしょうけど。
ノーテンキな感じではなく、刹那的な感じだったのかー。
へー。

他にはどんなアートがあったんでしょう?

巨大な青リンゴ

『こども本の森』にある巨大な青リンゴです。
まだ予約が必要なようで(若干名当日並ぶと行けるようですが)、まだ中に入ったことがありません。
54年も子供やってるプロなので、一度覗いてみたいものです。
それまでリンゴを眺めます。

茨木へそろそろ行きます。
クリエイティブセンターへ向かいます。

彫刻

マンションのデッドスペースにこんな彫刻がいました。
ちょっとビックリしました。
『ショパンを聴きながら Ⅱ』
というタイトルだそうです。
私、何か悩んでるのかな?
と思ったのですが、
きっとウットリしているのでしょう。

というか私、アートの見方、可笑しいのか?
いや、アートはどう見たって自由なはず。
ですよね?

彼女は兄弟姉妹が多くて自分の部屋がなく、やたらうるさい家なのです。
だから、一人になれるこの場所に身を置いてショパンを楽しんでいるのです。
これが彼女の最も幸せな時間なのです。
そうに違いありません!!!!!

と3人兄弟の末っ子の私はそう思いました。
私の場合は一番うるさくしてた方ですが。
落語聴いてウットリしてました。

オークシアターの横にある芝生広場『IBALAB@広場』で休憩。
ここのカフェは日替わりで今日は、
『at chocolate and bake lab』
でした。
アイスコーヒーとカヌレをいただきました。
このカヌレ、歯ごたえある外のカリっと、中もっちり柔らかなのです。
こんなカヌレ初めて食べました。
いや、それほど食べたことありませんが。
初めての食感でした。

ダブルチョコレート 200円

茨木市に来たら『ラッキードーナッツ』に行きます。
こちらもいただきました。
おすすめです。
昔、ドーナツを焼いていた私が言うのですから間違いないです。

これでしばらくおなかは持ちます。

この日は『あそびパーク』というイベントをやってました。
子供たちはいろいろと遊びに夢中でした。
親は遠くから眺めてる感じです。

スニーカー植木鉢

『IBALAB@広場』のはじっこにこんなのがありました。
スニーカーたちに再就職先があって良かったです。

チャボかな?

この子たちもいました。
ほんとひっそりと住んでます。
お邪魔しちゃったかな?

チラシです。

そして、『かつべん!in茨木』です。
活弁&ピアノ演奏でサイレント映画を観るというものです。
これ、観たらハマりますよ。
映画+ライブ感なのです。

1・『月世界旅行』1902年
名作です。
12分ほどの作品なのですが、たくさんの魔法をつぎ込んでます。
それも120年ほど前なのにです。
監督のメリエスは元魔術師だったということです。
なるほどーと思います。
映画が彼にとって最新の魔術だったのでしょう。

ロケットを大砲に詰めて飛ばします。
月の顔に突き刺さるところ、観た人多いんじゃないでしょうか?

全編楽しい作品です。
これ昔、ユーチューブで観た覚えあります。
まだ、あったら観てみてください。

2・『what'sカツベン」
活弁についての説明です。
外国では音楽だけでした。
日本では音楽と弁士がつきます。
ほんとは音楽だけでいいのです。
字幕ついてますから。
でも、そこは日本のサービス精神です。
人が語るのです。
落語、講談、浪曲などの伝統文化の延長上にあるのでしょう。
当時の日本人は、字が読めない人も多かったのかもしれません。
映画を広めるためにとった処置でしょう。
昔、無声映画の全盛期には全国に8000人もいたそうです。

映画館ができる前は、寄席の合間にやったりしていたらしいです。
今、時々、天満天神繫昌亭で活弁が出ますが、それはルーツ帰りだったりするのです。

今回の大森くみこさんは、コメディーだと大体大阪弁です。
キートンは標準語ですが、お父ちゃんはコテコテの大阪弁です。
たぶん絶対に言わないようなことも言います。
時事ネタも加えたりします。
鳥飼さんの演奏も即興だそうです。
活弁は今を生きてます。
古いフィルムと今の弁士と演奏家による時代を超えたコラボなのです。

休憩
茨木の図書館にある無声映画やキートンについての本が置いてあり、読んでいいのです。
こういうの嬉しいですねー。
15分ほどで読める本じゃないですけど。
まあ、茨木の人は図書館に行けばいいだけですけどね。

3・『キートンの蒸気船』1928年
名作です。
クライマックスの嵐のシーンなんてアクションてんこ盛りです。
ジャッキーチェンが憧れただけのことあります。

「あれ?ジャッキーのアクション、元はこれかも?」

というシーンがあったりします。
笑って観てますが、命がけなんでしょうねー。
その部分を伝えないのが美学なんでしょう。

まるでダメなキートン。
歩き始めた幼児なみにこけます。
でも、彼女はそんなキートンが大好きなのです。
勇気が持てる話です。
・・・けど、キートン、男前なんですよねー。

このキートン、役名はウィリー。
ミッキーマウスのデビュー作は『蒸気船ウィリー』。
影響受けてるんでしょうねー、そう思います。

たくさんのノリの良い人と観れて楽しかったです。
古い映画の敷居の高さを下げてくれるのです。
日本独自の活弁文化に乾杯!!!!!

『キートンの蒸気船』ポスター

ポスターを用意してくれてました。
こういうのも嬉しいです。

忠魂碑

『忠魂碑』と書かれてます。
検索してもよくわかりませんでした。
が、なんとなく日露戦争時にできたもののようです。

すぐ横に

茨木神社

『茨木神社』があります。
かなりデカいです。

本殿

新しい感じです。

本殿

ねっ?

参道

本殿から見た風景です。

末社

末社です。
左から『天満宮』『主原神社』『多賀神社』です。
ひとつ屋根の下に神様たちが暮らしているのが微笑ましいです。

搦手門

『搦手門』です。
こちらから出ると商店街に繋がってます。

搦手門の説明書き

城の門だったのですねー。
こちらも再就職できて良かったです。

搦手門からの風景

朱色が眩しいです。

外から見た搦手門

外から持ってきたものなのに馴染んでますよねー。

阪急本通

ここの商店街は元気でいいです。
つい買い物してしまいました。
まあ、良しとします。

高瀬川せせらぎのプロムナード

憩いの場所があるのはいいことです。
ほんの小さなスペースなのですが、ちょっとホッとできます。

黒い鯉がいました。
錦鯉じゃない黒い鯉だからこその普段の感じがいいのです。
無理してない感じが。
目立たなくてもそこに生き物がいると空間をスペシャルなものにしてくれると私は思います。

茨木童子

紹介遅れました。
『茨木童子』さんです。
橋を通る人々を監視してます。

茨木童子

橋のはしっこにいます。
仁王様のように並んで同じ方向を見てるわけでもなく、
向かい合ってるわけでもなく、
背中を向け合ってます。
プイッとソッポを向いてます。
「怪しい奴を寄せ付けないでおこう」
と二人で決めたのでしょうか?
・・・ということは、
この橋を守ってるということ???
きっとこの橋が大好きなのでしょうねー。

『BULE PALette』のポスター

『BULE PALette』というイベントがクリエイティブセンターの前のグランドでやってました。
市民祭りのような感じかなーと思ってたら、ラインナップに

ふじいあきら

RYO the SKYWALKER

の名前が・・・。
これは観たいと素直に思いました。
なので間に合うように戻ってきました。

会場の風景

これが会場です。
上に青い風船が飾られています。
暑さでパンパン割れてましたが。
巨大な恐竜が目立ってます。

恐竜の表情

こんな表情なのですねー。
親は満面の笑みですが、子供は楽しくなさそうです。
・・・疲れちゃったのかな?

このイベントは震災の振り返りや注意事項などを教えてくれるコーナーもありました。
そういうお勉強といろんな露店、そして、ステージという楽しいことも併せ持ってます。

ステージに向かうとおしてました。
若者たちがダンスやマジックをやってました。

ふじいあきら

20分以上おして登場しました。
このトランプを口から出すマジックで有名ですよね?
ふんわりした雰囲気で驚くようなマジックを見せるふじいあきらの妙技を味わいました。
紙をちぎって、元に戻すマジックありますよね?
やってるとき、ちぎった紙の1つが風で飛んで行ってしまったのです。
そして、戻したとき、紙の一部が無かったのです。
どこまで演出やってんやろ?
ほんとは魔法じゃないか?と思いました。
英語ではどちらもマジックですが。
生である程度の時間見るとほんとの技がわかりますねー。

RYO the SKYWALK

そして、最後の出し物です。
RYO the  SKYWALKの登場です。
私、ろくに聴いたことないです。
昔、パティシエ見習いしていたとき、職場にはFM802がかかってました。
10年ぐらい前です。
そのときに名前を聞きました。
なんだったかなー・・・湘南乃風かMINMIの曲だったかな?
コラボしてるということで名前が出たんだと思います。
いつか聴いてみたいと思ってました。
まさかここで聴けるとは思いもしませんでした。

RYO the SKYWALKER

レゲエって聴かないですねー。
キライではないのですが。
合わなかったらどうしょうと思いましたが。

すぐに乗せられました。
すぐに盛り上がりました。
あーずっと観ていたいなーって思いました。
久々のコール&レスポンスです。
ライブのお決まり事もなんとなく見様見真似で楽しみます。
椅子に座りながらですが・・・
おっさんなものですいません。

普段の客席にはいないであろうお子様たちも楽しそうでした。

RYO the SKYWALKER

RYO the SKYWALKERの独特のノリ良さとボジティブな歌詞に痺れました。

思いがけない出会いで、ほんと得した気分です。

空に吸い込まれる青い風船

イベントのラストは青い風船を飛ばすことでした。

空に吸い込まれる青い風船

どんどん空に吸い込まれて行きます。

空に吸い込まれる青い風船

小さくなっていきました。
ずんずん天へと昇っていくのです。

RYO the SKYWALKERの歌に空がでてきました。

死んだ人への鎮魂でもあり、我々の希望でもあるのですよねー。

青い風船が地球そのものにも見えてきます。

さあ、そろそろご飯を食べます。
前回、茨木に来たときに行ったお店が気に入りました。

ムツヤの看板

『ムツヤ』さんです。
今日は、

スペシャルオムライス 700円

卵多めの卵チャーハンと言えばいいでしょうか?
いや、これは『スペシャルオムライス』です。
パリパリの玉ねぎが美味しいのです。

シャリアピンステーキ 1200円

ガッツリ肉を食べます。
『シャリアピンステーキ』です。
バターの香りが凄いのです。
ソースが香ばしく、味が深いです。
ガッツリいただきました。

まだ、ちょっと食べたくなって、
『納豆包み揚げ』
を頼みました。
餃子の皮に納豆が入って揚げてます。
これも美味しかったです。
温かい納豆ならではのふっくらした感じがたまらないです。
がっつき過ぎて写真撮るの忘れました。
次、来るのはいつでしょうねー。

卒業する茨木童子

帰りに見た工事現場にいた茨木童子です。
何を卒業するのでしょう?
橋を守ることからでしょうか?
茨木市からではないことを祈ります。

茨木市にもてなされた感じがしました。
『かつべん!』も『ブルーパレット』も無料だったわけだし。
ありがとうございました!!!!!
いくらかお買い物したのでお許しくださいね。
また、伺いますので。

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