4/30プロレスの日(大阪プロレス~全日本プロレス)
こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<4月の書きたいこと結構溜まってます>ミツルギです。
4月30日は、1日プロレスデーでした。
元々、2年ぶりの全日本プロレス観戦をしょうと思っていたのですが、この日、大阪プロレスが御近所の大阪天満宮で無料興行を行うことを知ってしまいました。
行くしかありません。
行かない選択肢がないのです。
なのでダブルヘッダーすることにしました。
まず、13時からの大阪プロレスです。
大阪天満宮にリング。
非日常な空間ですねー。
入場式があります。
ゼウス社長の挨拶。
いつも違う方向を見ているタコヤキーダーが好きです。
学生時代の私のようです。
そして、第1試合です。
1・ビリーケン・キッドvs佐野蒼嵐
「蒼嵐」と書いて「あらん」と読みます。
大阪プロレス生え抜きの新人です。
大阪プロレス、結構、ええ歳したおっさんが多いので、こういう新人が育ってくれたらホッとします。
やられてもやられても闘志を見せる。
やっぱりこういう第1試合が観たい気がします。
すくすく育ってほしいです。
ビリーさんは、地味になりがちな試合をところどころで華やかにしておりました。
◯ビリーケン・キッド 10分21秒 逆エビ固め 佐野蒼嵐×
すぐに第2試合が始まればいいのですが、
第2試合は2時から
第3試合は3時から
と決まっているのです。
なので、商店街で買い物を。
柏餅買って、コロッケを食べました。
2・クワイエット・ストーム&ザ・ボディガー&ブラック・バファロー
vsアルティメット・スパイダーJr&タコヤキーダー&ARASHI
いやーいかにも強そうな3人が出てきました。
ストームとボディガーが並ぶと「壁」です。
当然、ダンスをしたメンバーを応援したくなります。
パワーでは敵わないのでスピードと小回りで攪乱します。
が、スパイダーとバファローの一騎打ちになりました。
ヤバイなーと思ってたら、大逆転のウラカン・ラナがズバリ。
×ブラック・バファロー 14分21秒 ウラカン・ラナ アルティメット・スパイダーJr◯
真ん中にいるのがARASHI。佐野とライバル関係で盛り上げて行ってほしいなー。
プロレスの醍醐味、柔よく剛を制すを見せてくれました。
ここで30分以上空きます。
なので
久々に『kaico café』へ。
コーヒーをいただきました。
ちょっとまったり。
3・えべっさん&大阪丈一郎vsくいしんぼう仮面&松山勘十郎
くいしんぼう仮面はお菓子を配りながら、お菓子のレイを首にかけられないぐらいもらい、えべっさんは笹で頭をなでて小銭もらうというたっぷり時間をかける入場の儀式です。
定番のネタから新しいのまでいろいろ出てきます。
こういうときに吉野レフリーのツッコミが冴えます。
ネタじゃないものまでネタになります。
この会場は声がよく聞こえたので良かったです。
最後は勘十郎の陣太鼓でした。
限りなく「どどん」に近い技です。
×大坂丈一郎 12分30秒 陣太鼓→片エビ固め松山勘十郎○
復活する『大阪名物世界一』に挑戦を表明しました。
たぶん決まるでしょう。
メインのゼウスとTORUの前哨戦は、16時からなので断念しました。
全日本プロレスが17時開始なのです。
大阪プロレスの無料興行は今年2回観戦しましたが、メイン観れてないんですよねー。
・・・私のせいですが。
後ろ髪を引かれながら帰りました。
復活した大阪プロレスは、懐かしい風景が帰ってきてます。
でも、それだけでは・・・。
新しい風景を見せるには佐野蒼嵐やARASHI、そしてまだデビューしていない練習生にかかっている気がします。
ゼウス中心に迫力のあるメインを作っていることもよくわかってますが。
大阪プロレスだから活きるレスラーもいると思いますし、それ以上に待っていた観客がいるのが確かです。
無料の興行も昔よりも多いです。
菊池やTORUが今までと違う風景を作ろうとしてくれてますが、もっとドーッと出てくると面白くなると思います(今回、観れてませんが)。
期待大きいです。
まだ新しい大阪プロレスといった感じではないですが、これからの大阪プロレスというものが見えている気がします。
地道な無料興行もかなりいい方向に行ってるでしょうしね。
パパッとご飯を食べ、なんばへ向かいます。
入ったときは前説中でした。
ギリギリ間に合いました。
全日本プロレス『#ajpw チャンピオンカーニバル2023』
です。
昨年は行けませんでしたが、なるだけ『チャンピオンカーニバル』は観るようにしてます。
年に一度のリーグ戦です。
1・宮原健斗&小島聡&青柳優馬&本田竜輝
VSヨシタツ&斉藤ジュン&T-Hawk&サイラス
第1試合に遅れたくなかった理由はこれです。
こんなメンバーがいきなり出てくるのです。
まあ、リーグ戦ならではの寄せ集めです。
本田竜輝は撮り損ねました。
宮原と小島の小競り合いが続きます。
これが一番印象に残るのはどうよ?
と思いますが、何かを残すという点では正解です。
他にも宮原と『GLEAT』のチャンピオンT-Hawkのバチバチぶりも良かったし、青柳の小島なりきりぶりも面白かったです。
でも、今は全日本プロレス、宮原健斗中心で動いてるんだなー。
〇青柳優馬 8分20秒 首固め ×斉藤ジュン
初めて見るサイラスと斎藤ジュンが気になったのですが、さわりだけという感じが残念でした。
2・井上凌&椎葉おうじvsブラックめんそーれ&ボディガー
ボディガーがここでも。
追っかけ状態です。
Jrの中にポコーンと放り込まれてます。
丸まる1曲歌いながら入場です。
大阪プロレスでもここまでやらせてくれません。
井上凌&椎葉おうじの活きの良さは充分に伝わりましたが、やはりボディガーは規格外でした。
×井上凌 7分53秒 キャメルクラッチ ○ボディガー
3・Jr.TAG BATTLE OF GLORY2023 公式戦
土井成樹&谷嵜なおきvs佐藤光留&田村男児
ヘビーのシングルのリーグ戦とこのJrのタッグリーグ戦『Jr.TAG BATTLE OF GLORY2023』が同時開催です。
出し惜しみしない感じが好きです。
不機嫌をまき散らす光留が好きです。
意固地というのではないですが、相手にそこまで合わさず自分の軸をちゃんと持ってます。
土井&谷嵜も好きなレスラーですが、光留から目が離せませんでした。
Jrならではの軽さをあえて拒否してるかのような闘いぶりに凄く惹かれるのです。
ややギクシャクした感じも変に加速していくプロレスよりもリアルで緊張感がある気がします。
ほんとどさくさ紛れという感じで丸め込みました。
○土井成樹 8分38秒 V9クラッチ ×田村男児
4・Jr.TAG BATTLE OF GLORY2023 公式戦
青柳亮生&ライジングHAYATOvs石田凱士&鈴木鼓太郎
全日本プロレスの青柳亮生&ライジングHAYATOが所属の意地を見せられるか?
それとも『GLEAT』で活動している『BLACK GENERATION』の石田凱士&鈴木鼓太郎が勝つか?
これがこのJrタッグリーグ戦の最終戦らしいです。
青柳亮生&ライジングHAYATOは観たことあるはずですが、印象に残ってませんでした。予想以上にやる人達でした。
石田凱士&鈴木鼓太郎の強さはもちろん知ってます。
強さが印象に残る試合をします。
かなり攻めてたはずなのですが。
意外と青柳亮生&ライジングHAYATOは打たれ強いのかもしれません。
15分は短かったです。
ライジングHAYATO 15分00秒 時間切れ引き分け 石田凱士&鈴木鼓太郎
決勝はこの二組の再戦になりました。
青柳亮生&ライジングHAYATOに勝てそうな雰囲気ありませんでしたが・・・勝つ気がします。
ここで休憩。
トイレに行って売店を覗きます。
サイラス選手のポートレートを買いました。
こういうポーズをしてくれます。
迫力あるのです。
ポートレートはこんな感じです。
ド迫力写真のはじっこにちょこっとサインしてくれました。
実は繊細な人なのだと思います。
休憩後はチャンピオンカーニバルのシングル4戦が待ってます。
5・#ajpwチャンピオンカーニバル2023 Bブロック公式戦
大森隆男vs征矢学
この2人、元々はタッグチームでした。
『GET WILD』という名物タッグでした。
今は所属も異なり、征矢はNOAHのユニット『金剛』の征矢学としてやってきました。
思い入れも何もないかのようです。
久々に観た大森はやたら老けて見えたのです。
体をバチバチぶち当てるプロレスです。
大森もかなり奮闘したのですが、征矢の勢いを止めることはできませんでした。
×大森隆男 9分02秒 弾道→エビ固め ○征矢学
6・#ajpwチャンピオンカーニバル2023 Bブロック公式戦
大森北斗vs安齊勇馬
安齊勇馬は昨年かな?デビューしたところの新人です。
大森北斗もまだ5年ぐらいのレスラーです。
超新星と呼ばれてます。
ほんと凄く綺麗なスープレックスを出します。
確かに人の目を惹く何かがあります。
Jrでしたが、ヘビーに転向しました。
観ているはずですが、記憶にないのですねー。
超新星の安斎とコツコツ型の大森と言った感じかな?
この2人の意地の張り合いが凄かったです。
印象的だったのが、エルボー合戦です。
思いっきりスウィングして相手の首筋にぶち当てていきます。
骨と骨がぶつかる音が聞こえてきます。
効いてないはずないのですが、少しも出さずに打ち合います。
止めたら負けとでも思っているかのように。
ここで光ったのが北斗の先輩の意地でした。
「まだ先に行かせんぞ」
といった感じ、いいなーと思いました。
ジェラシーとか素直に出して魅力になるレスラーはそんな仕事なんですねー。
○大森北斗 9分04秒 無想一閃→片エビ固め ×安齊勇馬
7・#ajpwチャンピオンカーニバル2023 Bブロック公式戦
諏訪魔vs斉藤レイ
この絵になる男はなんだ?
思わず写真撮りまくりました。
斎藤レイは諏訪魔よりもずっとデカかったです。
パーツから違うのです。
ナチュラルな力で押し込みます。
殴る蹴るだけで、魅せられます。
諏訪魔はそこで反則に活路を見出しました。
レイはまだ慣れてないのですよねー。
最後もとっととリングに上がってたら勝ててたのですが、
まだダメージを与えるか?
リングに上がるか?
で、悩んだのか? 立往生している間にリングアウト引き分けになってしまいました。
まだ「怪物前夜」といった感じでしょうか?
諏訪魔もそれがわかってるから反則を使った気がします。
諏訪魔 10分20秒 両者リングアウト 斉藤レイ
8・#ajpwチャンピオンカーニバル2023 Bブロック公式戦
石川修司vs芦野祥太郎
大阪のメインはこの試合です。
始め聞いたときは
「なんで?」
と思いました。
2人とも好きなレスラーですが、ほぼ宮原健斗か諏訪魔がメインを締めてた記憶があります(ゼウスがいるときはゼウスもです)。
ここでこの2人です。
新しい全日本プロレスを作る過程なのでしょうねー。
リーグ戦はいい機会です。
石川の規格外のパワーが襲いかかります。
接近すると危ないのですが、芦野はまとわりついていきます。
石川に投げられ、殴られ、蹴られます。
キチンシンクはもう終わったと思いました。
それでもまとわりついてアンクルロックを狙っていきます。
これしかない!
と決めたように狙っていきます。
石川のカミゴエが決まった瞬間、足を取り、アンクルロックへ。
これがズバリ決まりました。
カミゴエが顔にヒットして鈍い音が鳴っていたにも関わらずに仕留めたのです。
デカいレスラーがドカンドカンやるイメージが強い全日本プロレスのヘビー戦線ですが、芦野は少し違ったねちっこさがあります。
その辺、注目したいです。
今、面白い存在です。
×石川修司 15分01秒 アンクルロック ○芦野祥太郎
「プロレスは体のデカさじゃない。心で闘ってんだ。」
団子状態だったのですが、この勝利で芦野はBブロックのトップに立ちました。
Aブロックのトップと闘って、頂点に立ちます。
Aは誰がくるのかわかりませんが、芦野有利と見ます。
いやーこれは願望かな?
新しい風景が観たいです。
異質な芦野祥太郎とJrの佐藤光留の2人に期待したいです。
久々に観た全日本プロレスは、コロッと変わった感じといつもと同じ雰囲気を感じました。
ジェイクが居なくなり、ゼウスも居なくなり、TAJIRIもいなくなりました。
そこに若いメンバーがグングン来ているのです。
『新日本プロレス』や『GLEAT』やフリーのレスラーもかなり参加していますが、この若者たちがこれからの全日本プロレスを面白くしてくれそうです。
もっと派手でもいいんだけど・・・
とも思いますが、その不器用そうな感じも全日本プロレスなのだと思っています。
今は苦しいでしょうが、もう少しすれば面白くなっていきそうです。
耐えてほしいなー。
聴こえてくるのはブルース。
全日本プロレスの試合後はブルースがよく似合います。
試合結果は
大阪プロレスホームページ
全日本プロレスホームページ
より引用させていただきました。