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宝塚旅行① 手塚治虫記念館 ~中華料理とか火の鳥とかサンドイッチとか~

こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<もうかなり昔のことのようになってますが・・・>ミツルギです。
宝塚に行くのです。
妻が
「温泉に行きたい」
と言い出しました。
私は
「手塚治虫記念館の火の鳥の展示が観たい」
と言いました。
なので宝塚なのです。

ポスター

このポスター見たときから見なくてはならない気分でした。
5月7日まで休みだったのです。
土曜日出勤の代休が加わって、他の人より1日長いゴールデンウィークでした(まあ、会社によって様々でしょうが)。
なので、1泊ぐらいしようか?
ということになりました。
12回目の結婚記念日なので、ちょっと贅沢しました。

JR宝塚駅の犬

介助犬シンシアの像です。
今まで阪急で行ってたので、この像は知りませんでした。

阪急宝塚駅の階段

これ見ると宝塚だなーと思います。

駅前の像

もちろんこの像もです。

武庫川

手塚治虫記念館に行く前に腹ごしらえです。
妻が調べ、予約したのです。
中華料理のようです。

タヌキ

宝塚にもタヌキがいるのです。
安心してください。
私は安心しました。

着いたのは
手作り飲茶と旬菜中華『シーホワン』
です。

飲茶コース(1870円)を頼みました。
始めはこんな感じです。

前菜盛り合わせ
本日のランチスープ

玉子スープです。

お茶

ジャスミンティーかな?
確証はないです。

3段目 蒸し物3種盛り合わせ

飲茶セイロ3段盛り合わせ
もうたまらないです。

2段目 本日の点心3種盛り

素晴らしいです。

1段目 揚げ物3種盛り合わせ

カレーパンのようなのがやたら美味しかったです。

豆乳入りお粥

妻は豆乳入りお粥を

ネギ入り汁そば(食べてる途中です)

私はネギ入り汁そばをもらいました。

特製デザートとコーヒー

最後はアイスクリームと杏仁豆腐、そしてコーヒーです。
もう満足です。
実に贅沢をしました。
結婚記念日ぐらいいいでしょう。

腹ごしらえが済んで、漸く手塚治虫記念館へ。

火の鳥のモニュメント

火の鳥を観に来ました。

手塚治虫記念館と妻

手塚治虫記念館は久々です。
何年ぶりかなー?

サファイア

サファイアにもご挨拶します。
1階の手塚治虫のヒストリーをじっくりと読みます。
ここは変わってないようですが、久々なのでじっくりと。
年表を見るたびに思います。
ようこんだけできるなー!!!!!
と。
ずっと聞こえてくる手塚治虫先生や他の漫画家さんの声。
ちゃんと聞きたいけど、ところどころしか頭に入りません。
あとで集中して観よう(と思いながら、できませんでした。前もそうでした)。

そして、アトムビジョンへ。

表示板

手塚治虫実験アニメーション作品
『ジャンピング』
『おんぼろフィルム』
が観れました。
これ観たかったのです。
手塚治虫先生のエッセイ本『観たり撮ったり映したり』を読んだ人はみなさん、観たくなるんじゃないかな?

『ジャンピング』は主人公が出てきません。
主人公の視点で出来ているのです。
スキップぐらいから始まっていくのですが、やがて家を超え、ビルを超え、雲を超えるのです。
国境も超え、いろんなところに出没するのです。
戦場にも地獄にも・・・

一人の視点だけでできているので、視点が移って行く過程が描かれてます。
そこに飽きない工夫があって、なかなか興味深かったです。

『おんぼろフィルム』はサイレント映画へのオマージュです。
雨が降るような古びたフィルムをあえて作り出しているのです。
傷、汚れ、映写機の故障などをネタにしているのです。
ブツンと切れたり、するのもネタなのです。
なんだか楽しい映像でした。

どちらもアニメならではの映像です。
観れて良かったです。
アニメは自由なのです。

表示板

こちらは前も観ました。
アトムビジョン専用のアニメです。
『オサムとムサシ』
です。
りんたろう監督作品です。

戦中の話です。
主人公は昆虫を採集し、マンガを描きます。
いじめられたり、マンガを破かれたり散々な目に会います。
が、ある日、主人公は昆虫になって、自然の中に飛び出して行きます。
いろんな経験をしていくのです。

宝塚で自然に親しんだ手塚治虫の少年期を元に創作しているのです。
凄いクオリティーです。
久々に観たら、やっぱりグッときました。

アトムビジョンの中も見どころ多いです。

アトム

アトムくんが出迎えてくれます。
アトムビジョンだけに支配人なのでしょう。
得意気です。

天井画

アトム、ウラン、メルモ、ピノコの子供グループと西遊記グループがいます。

天井画

ブッダとワンサがいるのが新鮮です。

天井画

デカいやつらグループです。
マグマ大使、ビッグX・・・ブラックジャックもかな?
七色いんこ、ドンドラキュラ、サファイア、レオもいます。

天井画

今回の主役の火の鳥。
魔神ガロンの上にいるのかなー?
どろろやチンクもいますねー。
どこへ連れて行くつもりやろ?

アトムビジョン出たところの絵

『ジャングル大帝』がいました。
これはテレビアニメの方かな?

アトムビジョン出たところの絵

記念撮影かな?
あれ?マンディじいさんがいない!!!!!

レオ

レオです。
ひょっとしたらパンジャかもしれません。

2階へ上がります。

火の鳥企画展

これを観に来ました。
いろんなバージョンがあって、それもちゃんと説明されてます。

とりあえず、集合シーンの絵を見てください。

集合シーン①
集合シーン➁
集合シーン③

実に細かく描かれています。
手塚治虫のこだわりを感じる絵です。

この企画展は『火の鳥』を時系列順に並べているのです。
『火の鳥』は過去描いて、未来描いて、過去描いて、未来描いて。
それを繰り返して描いているのです。
なので、最初は1作目『黎明編』、
最後は2作目の『未来編』なのです。
そして、どんどん現代に近づいていくのです。
現代編で終わると言われてました。
しかし、それは叶いませんでした。
なので、完全なループになってません。
この完全なループ、観たかったです。

が、今の状態でもかなり凄いことなのです。
私は『黎明編』と『鳳凰編』のやるせなさに呆然としました。
ままにならない人生とか人間が変わってしまうこととか、小学生のときにこの作品から教えてもらった気がします。

時代ごとに並べられると日本という時代がわかり、手塚治虫は未来まで見えてたんじゃないかと思わされます。
名も無き人々が歴史を作っているのですねー。
呆然とする作品ですが、同時にワクワクも感じるのです。
ここが他の作品と違うところですねー。

読んでない『火の鳥』があることも知りました。
これ大きいです。

ブラックジャック

ブラックジャックが地下にいました。

チンク

ミラーボールの上にチックが・・・。
『チンク・ナイトフィーバー』
です。

エレベーター

このエレベーターも『火の鳥』に出てくるカプセルのようにも見えます。

1階の映像をちゃんと観ようかと思って観ていたのですが、
放送が入りました。
どうやら『火の鳥』の企画展のガイドツアーがあるようなのです。
折角なので観てみることにしました。

サファイアたち

宝塚の観光大使?だったかな?サファイアたちが説明してくれるのです。
ガイドツアー参加して良かったです。
説明されてないこととかも教えてくれました。

手塚治虫の舞台版『火の鳥』のアイデア原稿があります。
手塚治虫の直筆です。
これが現代編になる元のアイデアではないかと言われてます。
アトムが出るとか? 
ブラックジャック出るとか?
噂はいくつもあります。
答えはわかりません。
が、想像する自由を与えてくれました。
これ、桜庭一樹さんが書いた『火の鳥 大地編』の元になってますよね?
李香蘭とか出てくる話です。
私は途中まで読みました。
いつかちゃんと読まないとなー。

上に載せた集団シーン、原画ではホワイトでの修正とかあってほんとこだわりがさらに感じられます。
教えてもらいました。

図書コーナーの絵

このオールスターの絵の横に図書コーナーがあります。
手塚治虫記念館に来たらここにいる時間を長く取るのです。
今回は一泊するので閉館まで粘るつもりです。
『火の鳥』で読んでなかった『羽衣編』(これは短編です。火の鳥出てきません)、『異形編』(これもやや短めです。この作品自体がループしているのです)、そして『望郷編』を読みました。
いい感じで読んでました。
閉館になるまで。
・・・『望郷編』の最後の1話を残してタイムアップです。
結構ショックでした。
・・・あと5分あれば・・・
大きなドラマの前で小さな後悔をしてしまいました。

玄関の火の鳥

色がコロコロ変わります。

そして、こちらの庭もいいのです(こちらは翌日撮ったものです)。

ヒョウタンツギ

ヒョウタンツギもキノコの一種だと聞いたことがあります。
こういうところにはえるのですねー。

サファイア

サファイアだってはえるのです。

ユニコ

ユニコがはえても不思議ないのです。
庭も覗いてください。

手塚治虫記念館の前には手形&足形があるって知ってました?

ヒゲオヤジとお茶の水博士の手形&足形

思ったよりちっこいです。

パンジャ&レオとサファイア&チンクの手形&足形

ひょっとしているの?
とさえ思わせてくれます。

一路、行きたいお店へ。
橋を超えます。

宝塚大劇場

宝塚大劇場が見えます。

武庫川

鵜がいる風景です。

武庫川

明日はあっちの方へ行くのです。
お店で買い物して戻ります。
帰りは反対側を通ります。

川に銅像がいるのです。

渚 
淀井敏夫
昭和53年10月

と書かれてました。
阪急電車が来るタイミングで撮りました。

そして、もう一人。

ネームプレート

森鴎外の「鴎」と同じ字のようです。
「鷗(カモメ)」です。
武庫川にそびえ立っているのです。
同じ人の作品でした。

花舞台

歩道橋にはこんな「花舞台」があるのです。
明日行ってみよう。

ホテルは駅前にある『宝塚ワシントンホテル』です。
とりあえず、部屋に入り、買い込んだものを食べます。

『ルマン』のサンドイッチ

『ルマン』のサンドイッチを買ってきました。

玉子サンド

玉子サンドと

フルーツサンドライト

フルーツサンドライトです。
玉子サンドは映えるようになってますが、フルーツサンドは映えない方向です。

フルーツサンド

こんな感じです。
缶詰のフルーツサンドです。
今の映えサンドではなく老舗のフルーツサンドの方でした。
これも美味しいのです。

満足です。

一休みして街をブラブラします。

ペンギン

住宅地にペンギンがいました。
目があってギョッとしました。
ペンギンもギョッとしたでしょうが・・・。

派手な電飾

クリスマスじゃなくてもこの電飾です。
いいですねー。

歩道橋からな眺め

歩道橋から見た眺めです。
こんな夜景が見えました。
ビールとあてを買って帰りました。

温泉に入ります。
温泉ってポカポカするんですね。
温泉初心者丸出しなことを言ってしまいますが、素直な気持ちです。
小さめですが、ちょうどいい感じの大きさでした。
展望風呂と書いてましたが、端っこの方に道路の街灯が見えるだけでした。
きっと川が流れてるんでしょうねー。

8階にある『ガスライト』というレストランへ行きます。

入ったところ
天井
窓からの風景
大人のクリームソーダ

『大人のクリームソーダ』をいただきます。
アルコール入りも無しもできます。
これ、『ガスライト』のインスタをフォローしたらもらえるのです。
なのでここに来たのです。

クリームチーズクラッカー

クラッカーにクリームチーズ、その上にママレードかな?
小さなフルーツが乗ってます。
すっかり大人な気分になりました。

『大人のクリームソーダ』の800円分2杯もらったのに、チャージ2人分700円取られたのがなんか納得いかない私です。
やっぱり子供なんでしょうねー。

部屋に戻ります。

牧場プリン

『宝塚牛乳』で買った『牧場プリン』を食べます。
ちょっと堅めの方のプリンです。
ビールのあてです。
もう大人か子供かわかりません。
が、それでいいと思ってます。
・・・いや、もうちょっとしっかりします。

牧場プリン

まあ、そんなこんなで12年目の結婚記念日は更けて行きました。

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