【転職落ちた時】落ちる理由があなたのせいじゃないことは全然ある【裏事情】
こんにちは、まじこじまです。
今日は転職が上手く行っていない人を勇気づける話を1つ。
結論
中途採用はあなたの能力が足りないとか、コミュニケーションが下手とか、あなた起因の理由じゃなくて見送られることも沢山あるので
「見る目ないな、次いこ次」くらいのメンタルでフィットする会社を探しにいきましょう
これを避けるための対策は目次の末尾から。
理不尽お祈りの経験
転職で理不尽にお祈りされたことないでしょうか?
面接で確実で確実な手ごたえがあったのに落ちた
最終面接でいきなり圧迫面接みたいになった
突然別のポジションでの選考に切り替えられた
僕はあります。
こんなケース、意外とありませんか?
転職相談を聞いていても、結構頻繁にあります。
僕の実体験としては、Webテスト+適性検査➤1次面接➤2次面接と通過し、転職エージェントさんから「最終は役員面接だが、役員は決裁するだけで面接なしで採用のオファーになることも多いですよ」という話だったのですが
いつくるか連絡を待っていたところ、エージェントさんから
「まじこじさん、すみません。私も信じられないのですが、今回は見送りとの連絡が来ました」
ん?
2次選考通過したのに、最終面接の前に落ちる事なんてある?
当時は凄くショックでした。そして、エージェントさんが理由を確認してくれて、またさらに信じられない言葉を聞かされる。
「まじこじさん、私も全然納得いってませんが、理由を聞いたら役員の方が適性検査(性格診断)の結果を見て見送りの判断をしたそうです」
ええ?いやいや、適性検査で落とすなら面接行く前に落としてよ。
というか適性検査で落ちるってある?まだしも、適性検査で不安があったとしても、2回も面接しててその担当者がOK出してるのに、面接しないで落とすの?なんで?
その会社は自分としても非常に志望度の高い会社で、企業研究もしっかりして、足切りラインであるTOEICの点数もこの会社に入るために上げたと言ってもいいくらいでした。やれることはやったはず…
理不尽な不採用で凹む必要はない
こんなケースが実際に存在していて、他にも僕は内定の直前で事前の面談で話していた職位と別のポストでオファーの通知がきて、年収水準も大きく下げられた内定通知書を頂いた経験もあります。
これはさすがに不誠実極まりない対応と思って断りましたが、選考が進んでいる途中でポジションの切り替えがあったり、最終面接で突然圧迫面接が始まって明らかに採る気が無い対応をされるなどの被害報告は、僕だけではなく転職相談を受けていると多数あります。
ただ、人事サイドや管理職の立場も経験してみると、これは単にあなたがマッチングしなかったとか、能力が足りなかったという理由ではない可能性も十分にあります。
何が言いたいかと言うと、凹む必要は全くないよということです。
(ちょっとは凹むけど。。。)
中途採用の事情
中途採用は、新卒採用と違って「今年は何人取る」という採用計画に基づいて絶対人数が決められているわけではないケースが殆ど。
もちろん、事業の拡大や退職・休職者の補充などを加味して、「あと2人戦力が必要だ」というような要望をマネージャーが経営や採用担当と合意し、予算を割り当てられた上で採用活動を行うので「採用目標」はあります。
しかし、中途は新卒採用とは異なり、4月に大量の人材が学校から放出されてくるという保証はありません。
スキル要件に見合う人材で
転職の意向があり
自社と待遇面もマッチして
競合他社に獲られない
という4つのハードルを潜り抜けなければ採用まで至らないわけですから、期限通りにそのようなご縁に巡り合えるかどうかは企業にとっても非常に大変な大仕事です。企業にとって緊急性が高い場合は、派遣会社を使って穴を埋めるケースもあります。(ハイスキル専門の派遣会社もある)
理不尽お祈りが発生する理由
一般的に中途選考が始まってから入社までは、
早くて1カ月、標準で2~3カ月、長いともっと長期間を要します。
応募➤書類選考➤面接(2~3回)➤オファー➤入社手続き➤入社
転職活動は「イス取りゲーム」です。
そして、最終的に座るイスが必ず1脚あるということが保証されていないゲームです。
競争相手は「他の応募者」だけではないのです。
会社の隣のセクションの人がイスを持って行ったり、イスが消えたりするんです。
社内の移動って、会社勤めの経験があればイメージできると思うのですが、「玉突き」が起こりますよね?あなたが応募している会社の部署が、いつ影響を受けるかわかりません。
異動の希望を出してきた優秀な社員がいた
産休等の休職明けの社員の受け入れ要請があった
先に別の応募者に決まって枠がなくなった
部門の予算が削られて今季の採用が厳しくなった
配属予定の部門に何らかの方針転換があった
選考中の1~3カ月の間に、どんな変化があってもおかしくない。3カ月といえば、会社で言えば四半期にわたる期間です。
なので、あなたを採用するつもりだったが採用できなくなる事情が発生することは別に珍しい事ではありません。
熱い思いで、実は予算オーバーだけど上に掛け合って一緒に働きたい人材だから絶対に獲る!と部門長が動くケースもありますが、内部事情が優先されることが多いです。まだ社員じゃない人より、既に一緒に働いている社員を大事にせざるを得ないですよね。
理不尽お祈りを防ぐための対策
こうした、一見自分の力ではどうにもできない内部事情による理不尽なお祈りですが、就活生・転職者からできる対策が1つだけあります。
それは、できるだけ早くイスに座ってしまうこと。
内定を出してしまえば、会社の方も簡単には引っ込められなくなります。
具体的には可能な限り、面接の日程は提示された中で1番早い日程を取る事。メールのレスポンスを爆速で行う事。
些細なことに思えるかもしれませんが、最速で調整していくと結構差が付きます。
<最速パターン>
①月曜に1次面接➤2次面接を金曜日➤最終面接を次週の水曜日(10日)
<後ろの方の候補日を選ぶパターン>
②木曜に1次面接➤2次面接を翌週の木曜日➤最終面接を翌週の金曜日(16日)
大体、アポイント日程は2~3日の候補の中から選ぶケースが多いので、こんな感じで、最速で調整していったときと最も遅いパターンとでは1~2週間くらい差が出てきます。
2週間自分が待ってもらえると思ってゆっくり準備するか?
2週間の間に別の理由が生まれるのを防いで最速で行動するか?
後者の方が、「運」で落とされることはなくなりますよね。
また、日程が調整しやすいと印象も良いです。
「自分のことを最優先にしてくれる人」って、イイじゃないですか。
現職の事情など、もちろん調整が現実的ではない場合は仕方ありませんが、「心の準備が…」みたいな理由で二の足を踏むくらいなら、迷わず最速の日程を取りましょう。
もちろん、本当に実力不足やマッチング不良で落とされるケースもありますが、真偽のほどはわからない。
社内事情で採用の枠がなくなったからと言って、適当な面接をしたり、圧迫面接で追い返すような会社は良くないと思いますが、実態としてはあるようです。
※忙しい役員と人事の間で「落とすってわかってる面接に時間割かせるのか」と怒っても、「エージェントさんとの付き合いもあるので、形式だけでも面接はしてもらって…」という調整とコミュニケーションの結果、最後に出てきた役員が最初から機嫌悪く面接する、とかね。。。
最速日程を取るって、小さなことしかできませんが理不尽落ちの可能性が減るなら、ぜひ実践しましょう👍
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