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リアカー遠足 小学生の道徳の思い出

子供がインフルでスケート教室に行けないことで思い出したので書いておく。

小学生の時、道徳という授業があった。
あけぼのという小さな教科書を使っていた。
その教科書はいくつかの話が載ったものだった。
その中でもリアカー遠足という話をよく覚えている。

リアカー遠足。
生まれつき足が悪くて毎年の遠足に行けない女の子がいました。
その女の子は遠足の日になると、自宅でお母さんにお弁当を、作ってもらって階段を何往復もしてお昼の時間になると母親と一緒に2階でお弁当を食べて遠足の気分を味わっていました。
それも学年が上がるにつれてしなくなった。
高学年、最後の遠足。
クラスメイトが計画をしてその女の子をリアカーに乗せ、一緒に遠足に連れていってもらった。

こんな内容の話。

自分はこれを思い出す時、この女の子のお母さんはどんな気持ちだったかなといつも考える。

遠足の日に健気に階段を何往復もして
遠足ってどんな感じなんだろうと知ろうとする娘の姿。
一緒に階段をのぼり、お弁当を食べる。
高学年になり諦め階段の往復もしなくなった時の気持ち。どう感じてたのかなぁとかとか。

教科書にはそういった描写もあまり書かれていなかったかなと思う。

今あの教科書があったらまた読みたいなとおもう。

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