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マッチ工場の少女

監督アキカウリスマキ
主演カティオゥティネン

マッチ工場で働く若い女性。
毎日工場のラインで材木を削りマッチ芯を削り、箱詰めラインに立ち、稼いだお金は母とその男に取り上げられている。楽しみのクラブに行っても壁の花。誰も誘ってくる男はいない。
給料日に、新しい赤い花のプリントの既製服を買ってみたが、給料明細に足りない封筒を覗き込んだ男に「売春婦か」とビンタを受け、家を飛び出して新調の服でクラブへ。
男が声をかけてくれた。

アキカウリスマキのプロレタリアート三部作のひとつ。
映画はいつものアキ作品のように悲しく、切なく、始まりの5分で泣きたくなってくる。
「マッチ売りの少女」のように灯火の中に懐かしい人やご馳走を観る物語かなと思いきや・・

あくまでもアキ作品は優しくも残酷な結末を迎えます。

必見です。

#いながキネマ

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