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『明日へ』

8/31 百貨店で60年ぶりのストライキが実行される見通しになっています。

6月に、韓国から刈谷市の自動車部品の大手企業に抗議にくる労働団体があると聞いて、初めて労働団体の抗議活動に参加しました。
韓国ワイパーという会社で、韓国の自動車会社に部品を納入している会社で、日本の会社の現地法人の子会社という関係にある。

その抗議活動を見て、韓国映画『明日へ』を思い出していた。「明日へ」はあるスーパーマーケットの人員整理(恐ろしい言葉ですね)への不信感から非正規社員が労組を作り、ストライキやロックアウトで抗議を、続け最後に「苦い和解」を手にするという話です。
その過程で働く人々それぞれの暮らしの事情が描かれていきます。

労働運動はイデオロギーによるものというよりも、暮らしを守るために手を繋いで助け合うという意味がありますよね。「明日」では非正規社員の労組の弾圧に加担していた正規社員も労組に入ってゆき、連帯が広がっていきます。

韓国ワイパーの抗議行動に参加して、映画『明日へ』の話をしたところ、某労組の勉強会でも話題に上げてくださり、多くの方々見てくださったそうです。

明日の百貨店のストライキが、日本の働く人たちが手を繋ぎ合うことの大切さに再び気づくきっかけになりますように。

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