クイズ作りのポリシー
[前回の話題クイズ]
今日(2020年5月28日)に中国の全国人民代表大会が、ある特別行政区に国家安全法制を導入する決定を採択しました。その特別行政区は何でしょう?
[正解] 香港
[クイズを作るのは難しいの?]
自称・クイズクリエイターとして名乗っているが、この一言は自信を持って言える。
「誰でもクイズは作れる!」
雑学・一般教養・ひらめきなどクイズのジャンルは広いが、これは不変だ。
ただし以下の条件を満たすクイズならば、その質は高いだろう。
① ジャンルとなるネタを定める
② 「ネタ」元のヒトやモノに関する情報を集める
③ 答えを一つに定めつつ、知的好奇心を刺激できる文を問題に入れる。
④ 問題と答えが相関しているか注意深くチェックする。
⑤ 問題文をチェックする(音読する)
(参照元👇)
[ジャンルを定める&情報を集める]
あなたが好きなヒト・モノを対象に、本・教科書・参考書やネットサーフィンするなど検索してみよう。
本は図書館で貸し出したり、本屋・電子書籍で購買しよう。
気をつけなければならないのはマニアックすぎる情報はクイズとして面白くならないので、「へぇ」と思わせる情報を取捨選択することが大切だ。
[答えはなるべく一つ、トリビアをうまく活用する]
複数の正解が存在する多答問題(例: 日本国内に存在するチョウチョを1つ答えよ)を除けば、答えは一つに絞れば問題文と正解が1vs1の関係となる。
またメインとなる文章の前に、トリビアを入れることで面白さが加わる。
(例)
「アタックチャンス」が有名なクイズ番組は?→シンプルだが素っ気ない。。。
初代は児玉清、2代目は浦川泰幸、そして現在は谷原章介が司会を務める、テレビ朝日系列で放送されているテレビクイズ番組は?→司会者の情報が出ており少し楽しさが加わった。
放送時間が25分から30分に変わる際に「アタックチャンス」が導入された、テレビ朝日系列で放送されているテレビクイズ番組は?→「アタックチャンス」が生まれたきっかけが出ており「へぇ」感が増す。
[ウラドリはしっかりしないと信用度が下がる]
問題と答えが相関しているかチェックする際に、「インターネットの個人サイトやWikipediaなどで確認してはいけない」ことは肝に銘じなければいけない。
Wikipediaは誰でも好きなように編集可能なため、信頼度は高くないからだ。
ネタ探しには有効だが、相関チェックに使ってはいけない。
ちなみにウラドリする際は日本語検索よりむしろ英語検索の方が信頼度は高い。
というのも、科学的・哲学的に確実性が高いものは英語で書かれている傾向が高いからだ。
Google翻訳などで日本語などを英語に変えて、調べる方がより有効性が高いといえよう。
[文法と発音に気をつけていよいよ完成]
ウラドリが済めば、次は問題文の読み直しを行ってみよう。
「てにをは」や助詞の使い方に気をつけないと、日本語の文章としておかしいものになってしまう。
(例)
初代兵庫県知事にもなっている日本の政治家で、初代総理大臣になった人物は誰?→問われるべき事項と同等になっている名詞が複数回出ると、不自然な文章になってしまう。
初代兵庫県知事にもなっている日本の政治家で、初代総理大臣になったのは誰?
→読んでいてしっくり来る!
また音読することで、同音異義語や区別がつきにくい言葉・表現に気づくことがあるから是非やるべきだ。
以上の骨組みをチェックすれば、質が高いクイズを1つ2つ・・・と作れる。
誰でもクイズクリエイターになれる!そう信じて止まない。。
[今日の話題クイズ]
今日(2020年5月29日)に阪神の藤浪晋太郎投手が無期限で2軍に降格となりました。降格となった原因は何でしょう?
正解は次回の記事で!
[おまけ・ひらめきクイズ]
ある: 5時, インド, 幕, ツラ
なし: 6時, スリランカ , 錦, カツラ
ある法則に従ってあるなしに分類されている。
では「添付」はどっちでしょう?理由も合わせてお答えください。
正解は次回の記事で!
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