戦略コンサルのPMO案件

戦略コンサル会社入ったのにPMO案件にアサインされてしまったという悲痛の声はよく聞きます。

PMOはプロジェクト管理や推進の役割を担いますが、大型案件では雑務も含め色んな事に対応している印象があります。

(PMOの業務例)
・総務業務(物品の運搬)
・新規アサイン者の受け入れ対応
・新規入社者に向けた勉強会
・ネットワークやインフラ等の整備
・課題管理表やスケジュール表の更新依頼
・各分科会間の連携の促進
・各分科会から漏れるタスクの対応
・重要論点の可視化、報告

実行支援のPMOでは、毎週定例会議が同じような時間にあったり、周知リマインドも同じような時間にする中で、作業的になってしまうことも多いようです。

しかし、PMOの本来の役割は各種働きかけをとおして、プロジェクトを推進し成功に導くことだと思います。

その為には、ルーチン的な職務だけなくプロジェクトのリアルタイムの論点を随時把握し、プロジェクトの成功を阻害する重要なところに働きかけて解決に繋げることだと思います。


よく、 PMOには各分科会の資料しか上がってこないので、どんな文脈でどんな問題が起きているか把握しづらいというような声も伺います。

そんな場合も各分科会の担当者を捕まえたり、打ち合わせに同席させてもらう中で、しっかりと論点を掴み、必要に応じて分科会間の連携を促進したり、ステコミやキーパーソンを巻き込んで解決に導いていく必要があります。

なので、PMOは作業的に動かず、能動的に論点に向き合っていくことが大事だと思います。

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