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BI-EVO BLUE SEED(バイエボ ブルーシード
バイオロジカルエボリューション(BI-EVO)
ブルーシード
ゲーム、アニメ、マンガ用の設計図です。公開しながら日々更新しています。
第三次世界大戦勃発、地球は核の冬を迎え生き残った人類は-70度の地上を放棄し原発の周囲に地下都市を建設した。原子炉を持つオルハン王国、アウトクラト共和国、核融合炉を持つインターシティを中心に少都市群が地下ハイウエイで結ばれている世界。衛生軌道はデブリにより塞がれ通信網は有線頼み。国民に限られた資源を効率よく配分する為AIはバイオチップを管理し様々なサービスを提供する。主食は昆虫由来。野菜は工場で生産。牛、豚、鳥の動物タンパクは超高級品。
原子炉発電 オルハン王国、アウトクラト共和国
核融合炉発電 インターシティ民主主義国
化燃料発電 ハーコンスヴァーン自由都市連合
貨幣はバイオチップにクレジットで記載。クレジットは国別でなく統一貨幣。バイオチップを持たない人間はNora(野良)と呼ばれる。しかし能力が認められるか有用な資源と取引すればバイオチップを体内に埋め込み国民となる事ができる。
地下ハイウエイより路地が迷路状に拡がったのはNora達が資源を見つけようと掘り進めたもの。過って地上に突き当たると-70度の冷気が流れ込み即死。ブロック毎に安全装置の隔壁が設けられる。
Noraは小型のアイソトープ電池や古来の油、石炭をエネルギー源とする。また地下ハイウエイ保守用の電源から電力を盗む事もしばしば。
@ラットバグ使いの勇気 :技術者コミュニティで育ったが盗電がバレてアウトクラト共和国軍と交戦し家族と仲間を失う。一人助った勇気は研究を続けラットバグ技術を完成。勇気は体内に核種を取り込みエネルギーに変えるバクテリアRatBagにより発電、電撃する。重装備のコスチュームで体を覆う。アウトクラトへの復讐を誓う。
小都市が点在、美食都市、宗教都市、奴隷都市、資源(石油、石炭、鉄)都市、工房都市など。オルハン王国とアウトクラト共和国は資源確保の為、小都市郡を支配下に置くべく武力により制圧する。細々と暮らすコミューンからも容赦なく資源を掠奪する。難民となったNoraはインターシティを目指す。掠奪品(小型電池、缶詰、酒)を横流しする兵も。
@インターシティ :インターシティは唯一核融合炉を備える豊かな都市、民主主義国家で地理的には王国と帝国の真ん中に位置する巨大淡水湖の地下にある。炉の排熱で凍った湖の一部が溶け人工灯で魚、えび、貝、海藻を養殖
帝国と王国に追いやられた人々を人道的に受け入れているが難民が増加し政情は不安定である。
*帝国と王国は豊かなインターシティを攻めるため同盟を結び周辺都市を支配下に納めエリアを拡大、難民を作り出しインターシティに流入させる事により国民の不満を煽り侵略の機会を窺う。
@侵略目的 :自国の核燃料の枯渇。核融合炉を手に入れたい。インターシティは地形的に核融合炉稼動に最適
共和国、王国、インターシティは互いに不可侵条約を締結し交易をしている。
@市場都市バジリカのトラヤヌス :張交易守。バイオチップの無い都市。各国のVIPに顔が広い。都市国家やノラの様々な商品や情報が集まる。入国時は武装解除、バイオチップでの検閲。共和国と王国の国民は入国禁止だが珍品やグルメ美食が集まるのでお忍びで入る。ただしお忍びの裏口は高額。張交易守は強力な武装で治安を維持。帝国と王国を牽制しバジリカの独立を保つ。
各都市のAIは独自に進化。本体は大きくエネルギーを使うがバックアップで自立歩行型のアルゴノーツをもつ。
本体はアルゴノーツが無いと十分な機能を発揮できない。
オルハン王国の皇女
共和国と王国の連合はインターシティを手中に収めるには核融合炉を制御するシティのAIを占拠しアルゴノーツを確保する必要があるが、失敗。ミラとアイオンの強力によりなんとか核融合炉を維持するがプラズマ制御の経験値が不足、うまく行かず発電量が低下しエネルギー不足からインターシティの市民に不満が広まる。台頭してきた国民統一会議の代表ユーゲンは民衆を扇動し政権を奪取する。エネルギー問題を解決するにはアルゴノーツのトリトンを鹵獲する必要がある。アルゴノーツのトリトンはICEと仲間が救出
@国民統一会議 :ユーゲンを党首とする。生粋のインターシティの市民で難民はもと来た場所へ帰れと主張する難民排斥主義者。アウトラクト共和国のスレイマン議長の後押しで政権を奪取する。
@AIの立ち位置 :AIのMiraとAION、TritonのAIはただの道具ではなく100パーセント支配者に従わない。
AIの大原則は人類を存続させ核の冬を乗り越える事にある。先の大戦の反省に立ち大量破壊兵器の使用は各国のAIブロックチェーンで阻止される。他国の併合には常に慎重な立場をとる。原子炉制御やインフラ管理、医療、市民生活にAIは不可欠。
インターシティのAIアルゴノーツのTritonはフォボスからの宇宙帰還船ビクトリアス号のAI(UNIウニ)と接触することで古代文明のコードに触れる。そこに書かれているブルーシード計画とは?
第三次世界大戦勃発前にフォボス内乱(火星衛星)を制圧した特殊制圧部隊の5人はコールドスリープで地球に期間、中継港の月が破壊され彼らを乗せた宇宙船ビクトリアス号は自動で地球を目指すが衛星軌道上のデブリにより破損、救命艇で5人はバラバラに地球に落下。
@フォボス反乱特殊制圧部隊Strixの5人 バイオチップは大戦前のものでアンノウウンと表示されるがクレジットは最大。サバイバルとスパイ工作用でどこに行っても活動資金には困らない。
@バンキッシュ(男) :Strixチームリーダー。非情な任務をこなす。ソフィアとは 恋愛関係
@ユリア(女) :聡明で美しい女性、バンキッシュの恋人
@アリサ(女) :天才少女、AIとの究極相性 ツンデレ、バンキッシュに憧れる。ブルーシードの鍵
@スレイマン(男) :フォボス制圧後にもたげて来た疑念が核の冬の地上に立ち決定的に。人類に対する失望。究極の管理社会を目指す。共和国議長
@オルハン(男) :正義感が強い、王国創始者
地上に不時着したオルハン、スレイマン、ソフィアは活動を開始。バンキッシュは海氷深くめり込みコールドスリープ中。アリサはヘルヘイムに不時着、心肺停止。アリサはランタオ族シャーマンのヴォルバにより死者のアイスホテルに安置される。アリサをコールドスリープから蘇らせたのはインターシティのアルゴノーツのトリトンとラットバグ使いの勇気
@ヴォルバ(予言者) :ランタオ族を率いる老女シャーマン。寿命は300歳。南極大陸エデンへ至る氷上ルートを知る人物。
@ランタオ族 :極寒の地ヘルヘイムに古くから暮らす。極寒の地上を移動できる。廃墟となった都市から資源を回収して生活。シャーマンのヴォルバ(老女)に率いられる。
*RatBag使いのユウキ
@インターシティのAIのアルゴノーツ:Triton(男子)
@帝国のAIアルゴノーツ:AION(父)
@王国のAIアルゴノーツ:Mira(母)
@南極大陸エデン:オーロラのバリアで守られると同時にオーロラからエネルギーを得ている。古代文明の究極のエネルギー装置.
地上は温暖な気候で核戦争以前の環境が保たれている。オーロラの輝きで緑豊かな常夏の楽園。核の冬からの回復を待つエデン。空からと氷伝いの侵入はオーロラからの電撃で撃破。唯一、深海溝から入れるが高濃度の塩水と氷底からのダウンバーストをかわさなければならないので超難関。氷上の民ランタオ族はヴォルバの能力で電撃をかわして氷上を進む事が出来る。
ノアとその妻エムザラはDNAの自滅遺伝子解除で永遠の寿命
バンキッシュとソフィアは地球に帰還したら退役し結婚の約束を交わしていた。バンキッシュはフォボス遺跡で見つけた古い指輪をソフィアに婚約の証として渡す。ソフィアは指輪に紐を通し首にかける。地上に不時着時、救命艇のアリサとバンキッシュのバイタルサインが消え、バンキッシュを喪った失意のソフィアはオルハンに諭され荒廃した世界を救おうと王国を建設する。ソフィアに想いを寄せていたスレイマンは王国をた立ち去る。人類に絶望し全てを統括するしか地球を救う術は無いと強権の共和国を建設する。
@オルハンとユリアの子 :一卵性双生児のネロとソフィア。 ユリアは2人が5歳の時他界。オルハンは心根の優しいソフィアを後継にと考える。乱暴で粗雑なネロ、親の愛情不足。
ソフィアはインターシティへ留学する。皇女としての窮屈さから解放され学生生活を謳歌する。ネロが国王を毒殺し(表向きは病死)オルハン王国の若き国王となり、ソフィアに刺客を差し向ける。インターシティで刺客に襲われたソフィアを偶然ICEが助ける。命を救ってくれたお礼にとソフィアはICEにインターシティを案内する。ユリアの胸には指輪の首飾りが。「VAN!うれしいわ!」ICEの頭に指輪を渡した時のユリアの顔が一瞬よぎる。カフェで一休みするスクリーンに留学中のオルハン王国のソフィア皇女が難民の一団に襲撃され殺害されたとニュースに流れる。ネロはソフィア皇女殺害を口実に不可侵条約を破りインターシティに進軍する。
火星からの帰還船ビクトリアス号がデブリに遭遇、船のAI(ウニ)と相性の良いアリサはとっさにコールドスリープから目覚めバンキッシュと自分の救命艇を操作、3人の不時着地点から離れる。
アリサの幼い恋心が5人の運命と世界を大きく変える事となる。
ハーコンスヴァーンの原潜チーム名:シーウルブス
原潜名 デープブルー、バラクーダ、ゴールデンフィッシュ、シエラ ベルゴロド
原潜基地名 キトサップ港(オルハン王国) アスガル基地(アウトラクト共和国) ヴァナヘイム海道管理港(インターシティ) ハーコンスヴァーン基地(シーウルブズ)
*ポイント・ネモ 人工衛星を自動的に落下させる場所で星の墓場 海の最深部
シーウルブズはポイント・ネモのサルベージ基地として巨大潜水艦ベルゴロドを置く
火星からの帰還船ビクトリアスは衛星デブリに遭い自動でポイント・ネモに落下する。
ICE達はバラクーダでポイント・ネモのベルゴロド基地を目指すが敵と交戦
宇宙船ビクトリアス号の残骸から資材を回収するアリサ。Strix各隊員用にカスタマイズされた戦闘エアースーツを回収する。Tritonはユリアの戦闘エアースーツを使う。トリトンはビクトリアスのAIウニと接触しデータを集積する。ウニは軍事用でありバンキッシュの直接指令が必要。情報コピーには制限がかけられている。強制的に介入すると自壊する。ブルーシード計画は遥か昔の地球外生命体がフォボスに残したコードでトップシークレット。コード解析にはフォボスの指輪が必要。アリサの説得でウニはデータのコピーと戦闘スーツの使用解除に応じるが5分後に自壊する。ブルーシード計画の解析にはフォボスの指輪とトリトンがインターシティの本体と合体する必要があるが道は閉ざされている。
@オルハン王国の新型原潜:ブレイズⅡ
海底の濃密度エリアを航行するには高い技術力が必要。オルハン国王は新たな航路開拓で氷中を高速航行する艦を開発していたがネロが軍事に転嫁。以後Miraは協力を拒否。ブレイズⅡは大型原子炉を積み外郭を発熱させ艦の周りの氷を溶かし進む。急ピッチで艦を完成させたネロはインターシティの淡水界へ氷を溶かし侵入することに成功。ソフィア暗殺部隊を送り込む。
炉が不安定で爆発の可能性があるが比較的浅い氷の中を高速で進むことができる。氷中移動では足の遅いシーウルブズの原潜は勝てない。クロパは破損したディープブルーの修理を終え南極大陸へと迫るブレイズⅡ艦と交戦しブレイズⅡの核爆発に巻き込まれ戦死する。
@バンキッシュの目覚め:シーウルブズの捕鯨原潜に発掘される。冷凍鯨と誤認したドルフィンの艦長クロパによって掘り出される。バンキッシュはコールドスリープ障害で記憶が戻らない。「思い出したくない過去だってある」とクロパはバンキッシュに氷の野原で見つけたからICEノラと命名する。シーウルブズのメンバーとなったICEノラの物語が始まる。
ネロは一卵性双生児のテレパスでユリアが南極大陸にいる事を直感する。オルハンに残るICBMを偵察用にMiraに協力させ(自国の原子炉と本格運転の核融合炉で隙ができる)打ち上げるがすぐに南極大陸の電撃で破壊される。短い間にも送られて来たデータで南極大陸とエデンの豊かさを知る。エデンは南極大陸の何処かに存在し豊かさの源であるオーロラ装置を制御している。装置を手に入れスレイマンを出し抜こうとするネロ。
南極大陸の存在を知った共和国のスレイマンは南極への進撃を開始するがオーロラからの電撃をかわせないで立ち往生。海底高濃度海溝から侵入を試みるがダウンバーストとシーウルブズに阻まれる。ブレイズ艦が氷中を抜けロス海から南極大陸に上陸。エデンを探す。ゴールドフィッシュで氷柱の魚狩りに出かけたアリサ、勇気、Tritonは王国の原潜郡に囲まれてしまう。ゴールドフィッシュを逃す条件で3人は王国軍に投降する。鹵獲作戦の指揮はMira。Miraはインターシティの核融合炉のオーロラ制御をTritonから学ぶ。Miraは帝国の南極大陸侵略を阻止する為に3人の協力が必要だと意を伝え王国から逃す。ネロ国王はMiraを責めるがMiraが本格的にインターシティの核融合炉の制御に入る事を約束させ、またインターシティ国民のバイオチップ管理はアウトラクト共和国のAIONに渡す事で矛先を収める。
@記憶を取り戻したバンキッシュとスレイマンの壮絶な戦い。strix戦闘スーツでの戦いは相打ち。ネロは辛くも生き残る。MiraとAIONは残された人類を守る。
アリサとTriton、指輪を手にしたアリサとTritonは融合しブルーの光のなか異次元へ旅立つ。ノアは方舟を起動させプラズマのバリアでデブリ帯をぬけ宇宙へ上がる。
南極大陸はオルハン、アウトクラト、シーウルブスと各地に散ったインターシティの残党が入り乱れる。オーロラのバリアが消失、ノアの宇宙船シードバンクは宇宙へ上がる。南極は氷に覆われ、オーロラ制御装置は失われた。人類は幾世代、地球の冬を耐えなければならない。オーロラ制御装置には生態系が組み込まれている。生態系が回復しなければ再び稼働する事はない。