前回のnoteを読んだ友人から感想をいただき、その時の会話に思うところがあったので早速二本目を。鉄は熱いうちに打つのだ。 前回に引き続き旅の話をしようと思うんだが、今回は複数人で行く旅もいいけど、一人旅ならではの良さがあるよねって話をつらつらと書いてみようと思う。 さて、冒頭で述べた友人は一人旅に行ったことがないらしい。俺は一人旅と複数人で行く旅は全く違う体験をもたらすと考えている。それぞれにお互いには無い良さがあるが、今回は一人旅でしか得難い部分にフォーカスして語っ
執筆の動機 今年度は大学を休学して、数か月前に観光デザイン学類という所の編入試験を受けた。その際に、今の自分の興味関心を形作るきっかけとなった原体験は何なのだろうか、と思索に耽る機会があった。 俺は小学生の頃は観光とは無縁な人工衛星を作りたかったし、中学生の間は物理学を究めるか、科学を人の暮らしに役立てる職に就きたかった。そのために高校は理数科に進学したし、高専も受験していた。だが、高校生の身分のうちに大きな心変わりを起こし、それまで思い描いてきた道から大きく逸れていく
僕のこと愛してくれぬ右隣、僕の血潮がまだ赤い訳 垂乳根の母を赤子が探すよに酒のつまみに新月を見る 人が死ぬ 人が集まる 人が泣く 人が微笑む 人が別れる この月と28日後の月 おんなじものって保証は無いのに
ディオールが嫌で噛んでた薄荷飴 1人で舐めてもすぐに吐くだけ ブレーキの効きが悪くてバイオリンかき鳴らしてるバレー部の母 夢のあと/更地に続く階段をそれでもいいと君と登ろう
夢の砂集めてリアルの水かけて造った城を壊して泣けるか 3,5,7巻の欠けてる本棚を眺める君を見つめて2年 ありもので宇宙を造る仕事です家の庭にも宇宙があります 窓のない壁じゃ心が暗いから有孔体に君と住みたい お茶こぼしてもクビにならないことや、3時の空も青いということ
帰り道いつも揺れてる風鈴は夏休みにも揺れてるのかな 地元にも咲いてるつつじ40分電車で揺られた先ではアゼリア 君といたその日のカーディガンは夜洗濯せずに次の日も着る 君の知る距離はあくまでたくさんの距離の中の1つでしかない ゆるやかにからだをはこぶ揚力にはがされてゆく昨日の心地 寝てるときこころは遊びに出掛けんだ君はそういうけれど逆だよ 真夜中の到着口で会えたらと空を想って啜るブラック
眠い目をぴしゃりスーツとすれ違い半分朝の夜が好きです 柄シャツをスマホの端に5時2分半分夜の朝が過ぎゆく
教授より海に寝かしつけてほしい こたつより波に揺られて寝たい 今からさ、分裂・転移するからさ、用意しててよパンくずリスト 胸に花燥ぐ嘗ての神童よ月も偶には自分で光るぞ バックパックからはみ出た尻尾が揺れてくすぐったそうに目尻をあげる
which way I should go to まだ長い袖と癖毛と慣れてきた坂 海で聴く懐メロに射すハレーション五感で覚える真夏のイデア 学校の中庭にある3色がもうじき落ちて西高東低 先生が来ないようにと目を見張る脇でうどんが白い息吐く この春がまだ穏やかじゃない君の旅立ちの日に、3月9日 想うたびセピアに色が足されてく色があるからふたたび褪せる 靴に砂入っちゃうから手前めで眺める夕陽 今日はモノラル
憎らしく変わったあいつで出汁取って 作った塩辛すぎる味噌汁
遅すぎて亀の学校の先生の亀にもずっとどやされてる亀 寝てる君太陽が東から昇る 西へ沈む頃死んだとわかる こめかみに突きつけたgo 薬莢が飛んで初めてwentに直る
いやなこと考えなくてすむ方法 あの子のことを考えてねる
読み方に是も非も無いと教わって ?が増えてわかるも増えた 夢中になれることはほとんど無いが 夢中になりたいことなら山ほど 昼の蕎麦、端数の残債200円 次会う口実、愛い身代金 綺麗だと700人が想う詩に 1人のかたちを重ねるひとり こんな詩気恥ずかしいと思うけど 公開設定君だけで良い
燃えている、俺のこころは燃えている それでも君は鎮火とみなす
ずり落ちる汝の鞄を直すのが 僕の仕事と君は知らない
寂しさを熱分解する反応式 生成物は虚ろと怒り