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自己肯定感を育てると言われている「選択させる」は本当だと思う。

私の育てられ方と自己肯定感を高めると一般的に言われている育て方の共通点の1つが自分で選択するということ。

こういう話をすると、昔から主張が強かったんじゃないか?と思われるかもしれないがそんな事はない。真逆だった。小さい頃から「こうしたい!」「これがいい!」と主張するような子だったかというとそうではないらしい。


幼少期は何がほしい、これがほしいと店などで泣いたことほぼない。サンタさんに何をお願いする?って聞かれても「何でもいい」「いらない」と答えていたそう。1度だけセーラームーンの変身セットが欲しくて店で泣いた。1度だけピンクのワンピースが欲しいと言った。くらい。
(欲しいと言ったことに驚かれてその時の両親にしたら高い買い物だったが、えーといいながら喜んで買ってくれたことをよく覚えている。)


そんな子でもいつも「どっちがいい?」「どうしたい?」と聞き続けてくれた記憶がある。

1番古い記憶で幼稚園の入園のために2つの園を見に行って「どっちに通いたい?」と聞かれた。


大きな選択だと、実は両親は1度離婚していて同じ人と再婚している。離婚する時にどちらに付いていくかも聞かれた。再婚する時も再婚をするかしないかを私に決めさせた。(田舎に住んでいた中3の春。再婚して横浜や東京の高校を受験するか、再婚せずこのまま田舎で受験するか。)


高校受験も、大学受験、学部、就活、就職先、結婚、出産もほとんど口出しせずにいてくれた。

小さい頃からの自分で選択して楽しく生活しているという自信からなのか、高校あたりからは「どうするの?」などの会話もほぼなく自分で「こうしたい。」「こうする。」と主張するようになっていた。

そう思えるように誘導されていたのかもしれないなと今は思う。


それでも今でも自分のこれまでの選択は間違っていないし、母親の子育てで1番真似したいと思うことが「子どもに選択させる」こと。

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