AIの進歩により求められる人としての価値とは?
Webシステム開発企業に勤めるmaitoです。
私のnoteでは、スマートシティやAI、VR、AR、MR、XR、ドローンなど
に関わるテーマを扱います。
今回紹介する記事は、2つ。
①Webサイト制作はイメージさえあればOK?
②ビジネスを加速するAI検索エンジン
シンギュラリティというコトバを聞いたことはありますか?
近い将来、人工知能が人類に変わって文明の進歩の主役になるとされていて、日々目覚ましい速度で進化を続けています。
現状では、人がアイデアを考えて人工知能に学習させて、現実の課題を解決する仕組みを作っていますが、自己学習をして勝手に成長するシステムが近い将来できるかもしれません。
今回紹介した記事の仕組みは、いずれも人が望むイメージやコトバをデータとしてくみ取り、適切な回答(Webサイト制作の場合はHTMLコード)を返してくれます。
ただ検索ワードに対して必要な答えを返す一問一答のような課題と異なり、人間が無意識に行っている思考過程を持ち合わせているという点で、
アルゴリズムの進歩が感じられます。
◆AIを使いこなす側と操られる側
AIに限った話ではなく、世の中に存在するあらゆる文明について、
「無知であること」=「騙される・搾取される」可能性が高いです。
AIは人が気づかない法則を見つけたり、特徴を抽出したり、条件分岐の思考にとてつもない威力を発揮します。
人間には理解のできない特徴をデータから抽出することができます。
したがって、性能はいいけど理屈はよくわからない(ブラックボックスである)と言われることがしばしばあります。
まずは相手を知り(AIの特徴を知り)、自分にできることを知ることで、人としての役割やAIとの付き合い方もわかってくると思います。
何も知ろうとせず、安易に便利だからと取り入れると痛い目を見ることがあるので、少しずつでもリテラシーを高めていきたいですね。
◆正解のない現実の課題をAIは解決してくれるのか?
AIはデータさえあれば、正解がある物に対して精度高く答えを出すことは可能です。
しかし、答えがない課題に対してはあくまでもデータを仕分けるだけで、意味付けをすることはできません。
答えのない学習方法(教師なし学習)もありますが、あくまでもデータの分布を分類したり、なんとなく特徴を分けてみる程度です。
分類したものに対してどんな意味付けするかは、操作している人間次第です。
あくまでも統計的あるいは経験則(過去のデータ)に基づく課題に対してはAIを有効活用し、答えのない課題に対しては知見を得る程度で補助的にAIを使う程度にして、自分の頭で考えることに注力すべきだと思います。
◆AIの進歩により求められる人としての価値とは?まとめ
今回はAIの進歩により求められる人としての価値について紹介しました。
人間が当たり前に行っている思考過程を完全にAIが再現することは難しいかもしれませんが、難易度の高い課題に対しても回答ができるように、着実に進歩しています。
情報にキャッチアップしていくのは大変ですが、サボらずにコツコツ収集して、かつ自分の頭で考える冷静さを持つことが重要です。
これからも日々ITにまつわる新しい知見や、トピックについて紹介していきますので、お時間ある方はお付き合いください^^
ではまた。