人間の意思を理解するAIが出たらしい
Webシステム開発企業に勤めるmaitoです。
私自身、IT業界に身を置きながら、最新のITにまつわるトピックに疎く、
自己研鑽と皆さんへの情報共有のために、noteを始めました。
今回紹介する記事はこちら。
記憶に新しいところだと、歌手で作曲家のつんく♂さんが、
喉頭癌で声帯を切除し、発声ができなくなりましたね。
今回紹介した記事の技術は、口の周りの筋肉の動きから発生内容を予測して、音声合成をし、替わりに発生してくれるという仕組みです。
物理的に発声ができない方や、周りの環境の問題で大声で話せない時などに、非常に力を発揮しそうです。
問題は、精度や本人の声にどれだけ近づけられるかですね。
◆AIの予測精度はデータの質と研究者のセンスに依存する
いわずもがなAIの仕組みは、現状では人間が作っています。
したがって、どれだけデータが豊富にそろっていても、求めたい事象をリアルに説明できる仕組みを作るのは開発者のセンスが問われます。
今後は、AIそのものが自分自身で学習する仕組みもできてくるとは思いますが、自動的に導き出された結果に対して、
・どんな意味付けをして、
・本当にそれが道徳的なのか、
・人にとって価値があるのか など
判断するのは人です。
ただのデータ屋さんになって、自己満足の仕組みを作らないよう、データサイエンティストやITベンダーのエンジニアは、人格も磨いていきたいですね。
◆世界を変えるテクノロジーは作らなくて良い
まずは目の前のお客さんの課題を解決し、不満を解消することの積み重ねが重要だと日々感じます。
「日本が、世界が」とマクロなことを気にしても意味がないし、そんなことより目の前のことに一生懸命になったほうが良い。
おそらく今回紹介した記事のシステム開発者も、身近に困っている人がいて、解決するための仕組みづくりをした結果、素晴らしい技術が生まれたのだと思います。
◆人間の意思を理解するAIが出たらしいまとめ
今回は、読唇AIについて記事を紹介しました。
新しい技術を目にしたときに、いつも「誰のどんな課題を解決するものなのか」を考えて吟味してみると、開発者の人柄や背景が見えて、見方が変わるかもしれません。
必ずしも心身の障害は、医療でしか解決できないわけではなく、ITの力で人間の機能を拡張できるのだという、テクノロジーの可能性を示してくれたと感じます。
今後も、毎日最新のトピックを紹介していきたいと思いますので、良かったらフォローとかスキしてもらえると嬉しいです^^
ではまた。