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短編ゲームプレイ記7(シチズンスリーパー・ニードフォースピード ホットパースート・モン娘ぐらでぃえーたー・RAGE2)

年も明けて早くも一ヶ月。
ただただ無駄に日々を生きている身ではあるがそうは思いながらも暇潰しでゲームをプレイし4本クリアしたのでいつもの短編プレイ記。
その7になります。


シチズンスリーパー

何一つ前情報は無し。
ゲームカタログ見ていてただ「インディーズ系で何かやりたい!」でストアに表示されているビジュアルから選んで始めた一作。クリアした後で知ったがなんかいろいろな賞を受賞しているくらい高評価を受けているゲーム。

ストアに表示されている絵からなんとなくサイバーパンクなアクションやらシューティングやらを期待して始めた訳だが実際はテーブルトークRPG風のアドベンチャーゲーム

ある企業から逃げてきた疑似生命体「スリーパー」(自分の精神をロボットに移したような存在)になって辺境の宇宙ステーション「アーリンの瞳」を舞台に企業からの追跡を逃れ、生き延び、そして自由を掴み取りそしてその先にどんな未来を見るか?というストーリー。

さっきも書いた通りゲームの進行に関してはアドベンチャーゲームなので当然文章の嵐。

第一村人枠のドラコス

文を読んでまた文を読み、たまに出る選択肢を選びながらもまた文を読み…とアドベンチャーゲーム部分に関しては良くも悪くもよくあるゲーム。だが特別な変化球がないが故にADV部分に関してはどっぷりと世界観に浸かることができ、シチズンスリーパーを構成する「未来×宇宙の神秘×荒廃」の三要素を最初から最後まで味わえる。

そんなアドベンチャーゲームの進行ともう一つの重要なゲームプレイ要素がテーブルトークRPG風の探索要素。

基本のゲーム画面
画面上部に表示されているのがステータスとダイス。
そこら中にある円グラフみたいなのがイベント進行度。

一日の初めに行動力とも言えるダイスを振り、それを元手に働いたり調査したりしながらイベント進行度を溜めていくのがゲーム進行の基本で、アドベンチャーパートでの選択肢よりもここでの行動でどのイベントの進行を完遂させたかのほうで分岐していくのでゲームの重点としてはこちらの要素の方が重いかも。

基本的にダイスの出目が良い方が各種進行には有利なのだが、当然出目が悪い日もあり時間制限のある重要イベント進行中に連続で出目の悪い日が続いたりしてそういった時に出目が悪くても自分の運に賭けて無理にでも進めるか、いつか運の良いは来る!と思いながら出目の良い日を待つかのどちらにするかの選択には独特の緊張感もあり、最後の詰めの時に出目が悪い日が続いて時間がギリギリになったりしながらも達成した時はなかなか気持ちが良かった。

出目が悪い日。
だが出目の悪いときにしかできないこともあったりするので場合によっては「出目悪くなれー!」なんて願う日も

と、ADVゲームとしての完成度、世界観、そして独特のゲーム進行となかなかに楽しませてくれるのだが問題は中盤に入った辺りから。
中盤以降になるとプレイヤーのステータスや獲得スキルの成長、金の問題なんかが一気に解決していくこともあり、テーブルトークRPG風のゲーム部分に関しては少しずつ消化試合になっていき終盤に入ると時間制限も意味がなくなるので緊張感もなくなってしまい…で割とダレ気味ではあったり。

それでも世界観に関しては先に書いた通り確かな出来ということもありどう終わるのか?ということをモチベーションにしながら進行。

そうして辿り着いた果ては

🌾🌾🌾🌾♪~

この画像だけだと????となるのは当然だと思うが一言で言うと自分は植物になりました。何を言ってるかわからないと思うが本当に植物になりました。成長楽しい~♪俺も植物になりてえなあ~♪

という具合で俺のシチズンスリーパーのプレイは終了。
消化試合になり始めてからはゲームとしてはちょっと勿体ないなあ~と思いながらも濃い5時間を楽しませてもらいました。

↓プレイ一部始終

そして余談ではあるが2月1日にシチズンスリーパー2が発売されていたり

ストアページ曰く日本語サポートされていないようなので当然未プレイなのだが英語がペラペラで気になる人はこっちからプレイしてもいいのかもしれない。

ニード・フォー・スピード ホットパースート(リマスター)

ちょうどレースゲームやりてえなあ~って時にフリープレイで配信されたのでやるしかねえな!?ということでプレイ。

開幕からかっこいい車とカッコいい警察車両のぶつかり合い

2010年作品のリメイクということもあり今のNFSシリーズのオープンワールドでストーリーを進める形式ではなく、特にストーリーは無くコースを選んでレースで勝って進めるだけのストイックな形式。

運転できる車両はいずれも実際に販売されているものだが元のゲームが2010年のものということで車両も当然2010年までのものになっている。

カッコイイ(小並感)

自分はレースゲームは好きだが車両に関しての知識は全く無くどの車両を見ても「かっこいい!」だとか「速い!」くらいにしか思えないので好きな人が見たらこういうのは堪らないのではないだろうか?

さて肝心のレースパート。
レースには公道レース(当然違法)とそれを追う警察レースに別れており、一方だけを進めることも可能ではある。

まずは公道レース。といっても基本はシンプル。
ライバルとレースして1位を目指したり、時にタイムアタックをしたりしてゲームを進行させていくだけの非常にシンプルなもの。

NFS自体カジュアルレースゲーマーでもプレイしやすく(実際の周りの評価は知らないけど)それでいてしっかりリアル系のレースゲームとしての面白さは抑えており、このホットパースートは後続のシリーズではあるカスタム要素等もなく各レースランク事に使えるマシンが限られていることもあってシンプルに腕前が問われるゲーム性になっているのでストーリーがないことと合わさって大部分は一切の雑味無しの公道レースを楽しめる。

だが公道レースは当然違法。
時に警察に追われながらのレースをやることになるミッションもある。

一番の強敵「壁」

警察が乱入するレースでは各種武装が解禁され、警察車両相手(ついでにレース相手にも)にスパイクを置いてパンクさせたりEMPで直接車体にダメージを与えたりと先程の書いた王道のレースゲームが途端にリアル系マリオカートくらいな破茶滅茶なレースゲームに様変わりする。

各種武装で車両を潰したりするとショートムービーが流れたり。
基本的には気持ちが良いのだがカーブの直前とかでも容赦なく流れたりするんでタイミングによっては事故の原因になったり

警察車両は無限に出てくるのでレースをクリアするその時まで追われ続けることになるので数に限りがある武装をいつ使うかというのも駆け引きになっていて後半は結構骨のあるミッションもあったりなかったり。

雑味無しのレースの中、たまに混じる警察に追われながらのレースのお陰で公道レースパートは70くらいのレースがありながらなかなかどうして飽きないようになっていて次の警察パートと合わせて交互にプレイすることで飽きずに最後まで楽しむことが出来た。

さて次は警察パート。
シンプルなレースが大部分を占める公道レースパートと違い、こちらはペナルティありのタイムアタックを除くと犯人追跡と公道レース集団追跡の特殊レースの2つがメインのパート。

特に公道レース集団追跡は非常に楽しく、公道レースパートでは追われていた警察側のプレイということで完全な破壊目的で各種武装を振るっていけるのが凄く楽しい。

普通に殺人レベルの行為をしている気がするがそこは気にしない

犯罪者達を正義の名のもとに確保し(時に崖から突き落として殺したり)全員を確保して公道レースの中止を成した時の気持ち良さは公道レースで逃げ切るより楽しかった。
もう一つの犯人追跡ミッションは上の内容を単独犯相手にやるものでこちらは1分と掛からず仕留められるものもあれば、俺の力量不足もあって5分くらい淡々と追いまくるだけのものもあったりして公道レース集団追跡と比べると盛り上がりに欠ける感じ。ぶっちゃけハズレミッションという具合。

そんな公道レースパートと警察パートを交互にやりながら進めていき丁度レースゲーム欲も満足した辺りでゲーム内ミッションも全て制覇。まあ全部最高ランククリアとかまでは目指してないのでクリアだけなら割と簡単だったり。

というわけでシンプルなレースと破茶滅茶なレースを行ったり来たりすることで最後まで楽しかったです。
たまにやるレースゲームって実際の車両とか知らなくてもやっぱり良いものなんですよ…!

↓プレイ一部始終

モン娘ぐらでぃえーたー

実は購入自体は一年以上前でその時はアプデまだまだするかと思っていてじゃあ全部のアプデ終わったらまとめてプレイするか~と待っていたが、それ以降アプデらしいアプデもなくいい加減やるかということでプレイ。

タイトル画面のイラストは毎回変わるぞ~

なかなかにかわいいタイトル画面ということで「”そういう”ゲームなんか?」と思うかもしれないが実際のゲーム画面はこんな感じ。

育成画面
戦闘画面
戦闘に関してはマジでモンファーなのでそれ以上に語ることはない

ジャンルとしては<カードゲーム×育成×バトル>で解りやすく例えるとスレスパとモンファーをあわせたゲーム性。

育成パートではゲーム開始前にデッキ構築をしてそれらのカードを使いながら左上に書かれた数字分のマスを進みながら進行していき、それらを調整して時に戦闘したりアイテムを拾いながらの戦略性も最初こそあるのだが…

手札いっぱい!数字が0いっぱい!

ある程度慣れてくると数字0のカード(マスの足踏みで進行しない)でデッキ構築できるようになるのでそうなってから上の画像の如く大量の手札で好き放題な育成ができるので最終的にステータスはどれもこんな感じ。

クリア画面
1プレイ20~30分くらいのコンパクトさもウリではある

かわいいモン娘だろうがなんだろうが結局は筋肉ってことですよ!!!!!!!!
育成できるモン娘は現時点で13種類だが、一部を除いてだいたいこの筋肉モリモリのデッキ構成でどうとでもなる。

今いる13種類
下の方のモンスターはどうしても見切れてしまうな?

そんなわけで実績制覇も目指していって特に苦戦もすることもなく完了。

総プレイ時間としては12時間程ではあるが500円程で買った覚えはあるのでそれを考えれば十分すぎるくらい楽しんだかなという感じです。

このゲームを制作した ZephyrStudioだが大分前から新作の制作に入っているのでこちらのゲームのアプデがこの先あるんだか無いんだが微妙なラインだが手軽にモン娘に触れられるゲームなんでそういうのが好きって人はおすすめです。
アプデしてくれるならしてくれないかな~。

↓プレイ風景の一部

↓因みに件のZephyrStudioさんの次回作はこれ。

RAGE2

頭を使ったりするゲームやったりすると何も考えず銃ぶっ放すゲームやりたくなるよね!
というわけでベセスダ制作で明らかに何も考えず銃をぶっ放してそうな見た目からRAGE2を選択。

もう見るからにヒャッハー!な画像
これが起動時のロード画面だったり

ストーリーとしては色々あって地球が無茶苦茶になってみんなヒャッハー!な感じになった世界。そこで支配を目論むクロス将軍をぶっ殺せ!!!!!!!!!
まあ実際はもうちょっと色々設定あるがあんまり考えなくても良いかもしれない。

敵の大将、クロス将軍

ゲームプレイも単純明快!
ベセスダの十八番のドンパチ×オープンワールドにFalloutの退廃方向とは違うヒャッハー!を混ぜた結果どうなるかなんていちいち言うまでもない!

アサルトライフルやショットガンをぶっ放し!
時に特殊な力を持って相手を翻弄し!
コチラを襲ってくる無法者や化け物共をぶっ殺す!!!!!!!!!!!!!!

動いてる画像じゃないとどうても分かりづらいのう

時には世紀末的ビークルに乗り込んでフィールドを我が物顔で走る巨大世紀末ビークルをぶっ壊す!!!!!!!!!!!!

さっきも名を出したFalloutのように分岐とか悲しい物語だとかそんなものはこのゲームにはなく、敵も味方も全員「敵はぶっ殺す!」のハイテンションで全てのイベントが進行していくので最初から最後まで何も考えず全てぶっ倒しぶっ壊していく良くも悪くもシンプルを極めきったゲームであった。

というわけでストーリーやゲームプレイに関しても実はこれと言って深く語ることも無かったり。そもそもストーリー自体収集要素等を完全に無視して進めていくと多分5時間とかからず終わる程短く、その収集要素も集める必要が自己強化以外に目的がなく必要な強化を取ってしまえばあとはもう無視でいいしで収集に関しても熱くなれなかったり。

だがこのゲームを始めたそもそもの目的が「何も考えずに銃ぶっ放したい!」だったのでその目的を満たしてくれたという点に置いては満足しております。逆にこれ以外の目的でこのゲームを始めていたらガッカリしていたかもしれないがね。
というわけで色々疲れている方には本作おすすめです。マジで何も考えなくていいからよお!

↓プレイ風景動画はこちら

というわけで今回の4本でした。
最近ゲームを連続でクリアしすぎてしまったことで喪失感が大きく次やるにしても何かプレイ時間かかるものをやりたいねえと思っていたり。

そんなわけでまた次の短編プレイ記があればそこで会いましょう。

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マイト
チップを貰っても私から出せるのは記事だけですが良ければ…