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Travis Strikes Again&ノーモア★ヒーローズ3プレイ記
ノーモア★ヒーローズ
須田ゲーという括りが出来るくらい個性的なゲームを創る須田剛一氏が2007年に創り出したゲームそれがノーモア★ヒーローズ。
血飛沫なんかもガンガン出まくるかなりゴア寄りなアクションゲー作品ではあるが、それ以上にパロディやスラングなんかがとんでもない量含まれておりこの2つの要素が須田氏によって合体した結果、所謂バカゲーと呼ばれるゲームとなり特に海外では結構な人気が出たりもしてその後2が出たりもしたのだが長らく続編は出ずシリーズも終わった…と思っていたが2019年にTravis Strikes Again、そして2021年にノーモア★ヒーローズ3が発売。
発売した当時は何かしらの他の新作ゲーと被り、そして今日に至るまで積みゲーまみれ故両方ともプレイするタイミングを逃した結果手を出さずにいたのだがPSのゲームカタログでの配信を機に漸くプレイするに至った、そんな人間のプレイ記です。
因みにノーモア★ヒーローズ1は動画で、ノーモア★ヒーローズ2はwii版で2周クリア済みになります。
Travis Strikes Again
まずは前座のTravis Strikes Againから。
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ナンバリングでこそないがノーモアシリーズの復活作にして10周年作、そして開発のグラスホッパー・マニファクチュアの20周年を記念した作品と色々におめでたい作品である。
シリーズにおける立ち位置としては外伝作品ではあるが2と3をしっかりと繋ぐ物語なうえ3とも明確に繋がりがあるので3をやる前に必ずプレイしておきたい一作。
まずは超ざっくりストーリー。
理由あって山奥でトレーラーハウスで暮らすトラヴィスの下に1で殺したバッドガールの父親:バッドマンが娘の仇討ちのためにやってくる。が、突如近くにあった幻のゲーム機「デスドライブマークII」に取り込まれてしまう。このデスドライブのゲームを6つクリアするとなんと願いが叶うという。
トラヴィスは未知のゲームクリアのため、バッドマンは娘の復活。互いの目的の為にデスドライブマークⅡのゲームに挑む…という感じ。
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というわけで今回の舞台は外伝作品らしく殺し屋ランキングなんか関係ないゲームの中の世界。
6つのゲームの中に入りクリアを目指すわけだがこの6つのゲームの設定もゲーム内雑誌でなんとなく紹介されこれがなかなか面白く、どの作品も毎回OPが流れるわタイトル画面も凝ってるわで刺さる人には本当によく刺さる。
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これがどれも凝っていて本当に面白くあの頃のゲームの雰囲気も非常によく出ているのでこれだけを見るのも一興かもしれない。
さて肝心のゲーム内容。
外伝作品ということでいつもと違いアクションゲーではあるのだが見下ろしアクションがメインになっている。
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基本的にはビームカタナを振り回しながら走り回り、強敵相手には強攻撃やスキルを使ってぶっ飛ばしていくのが基本のいつものノーモアと比べると非常にシンプルなゲーム性。
最初から最後までアクション部分は大きな変化無く中盤になれば飽きてしまう…なんてことは全く無かった。
6つのゲームの世界に入るということは当然ジャンルの違うゲームもありそれらをトラヴィスを通して体験することになるわけで
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と、須田氏のセンスをバチバチに感じるゲームソフトをトラヴィスと楽しめるためクリアまではまず飽きることはない。
これらのゲーム内ゲームは勿論、ラーメン批評ブログを見れたり
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ゲーム好きなら堪らない要素が須田氏の独特の味付けと共に味わえるのでシリーズ未経験の人は勿論、外伝作品ではあるがシリーズを通してプレイするのであればいつものノーモアじゃあないしなあ~とは思わず必ずプレイして欲しい一作。
シンプルに一周クリアするだけなら須田ゲーらしく10時間もかからないので手頃にプレイできるのも外伝作品らしくオススメできるので是非どうぞ。
が、ビールが出てこないため-20000点とさせてもらいます(クソブログ)
ノーモア★ヒーローズ3
さてTSAをクリアしていよいよ始めるはノーモア★ヒーローズ3。
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まずはざっくりストーリーから。
ある日地球に落ちてきた異星人FUとデーモン少年が出会い、そして20年後の再会を約束して別れ…そんなハートフルなお話がOP。
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そして20年後。
FUが約束を果たすために地球に来るもすっかりグレておりFUを含む10人の異星人と共に地球征服を宣言。
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そんな異星人たちに立ち向うべく立ち上がったのは我らが殺し屋トラヴィス・タッチダウン。
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FUの余興で始めた殺し屋ランキングならぬ銀河系スーパーヒーロランキングを駆け上がり地球を救え!
そんなお話。こうやって書くとなかなか王道感あるよね。
今回PS4版のプレイということで全編日本語吹き替え。トラヴィスの全編通しての中井和哉氏のノリノリの演技は勿論、飼い猫のジーンが三木眞一郎氏の激渋ボイスでナビ役をノリノリで演じてくれていたりと非常に楽しい吹き替えになっているので全編楽しいシーンばかりである。
さてゲーム本編。
ナンバリング作品ということで従来のアクションスタイルになり、ハードも進化したこともあってアクションも演出もパワーアップ。今回は敵が宇宙人ということもあり血なんかも滅茶苦茶にそしてカラフルにド派手に飛沫を上げる。
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プロレス技もTSAの時はトドメ演出でのみの使用だったがこちらも通常アクションとしてガンガン使っていける。
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他にもTSAから装備の一つとなったデスグローブも3らしいアクションを引っ提げてきたり、右腕のジョイコンみたいなものを使って変身したりしながら宇宙人との戦いに挑んでいく。
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宇宙人との戦いはただのアクションゲーだけに収まらず
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とバリエーションも非常に豊かで予想はいい意味で裏切られ続けていってくれる。
そして2では無かったオープンワールドも復活。と言ってもそんなに広くはないけどね。
各地を巡ってお金を稼いだりは勿論、各種収集要素やボランティア活動でお金を稼いだりとそこそこ色々できる。
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オープンワールドパートに関してはランキング戦に挑むために必要な要素の回収以外はおまけ的な要素が強いが、全部回収するとなると相当な時間がかかるので時間と根気に自信がある人は是非全部回収してみてはいかがか。なんか調べた話じゃあトロコンまで100時間かかるとか言うしね?
他にもシューティングがあったり細かいパロディや面白い要素があるが全て書くのは勿体ないのでプレイして欲しい。ここで書いてある要素なんて本当に一部だけに過ぎないからよお。
2作まとめ感想
プレイするタイミングを逃して長らく放置し、ようやくプレイした感想としては最高であったの一言に尽きる。
バカゲーなうえ人を選ぶ須田ゲーだが、自分のような人間には本当にぶっ刺さりまくるゲームなので2作ともプレイ中はずっと笑顔でプレイしていて楽しいが止まらなかった。
2から10年ということで若干作風が変わったりした部分があったりするが自分はそういう部分は「まあ10年もあればね?」と思って割り切っていくのが大事。
もしこれを見てでも良いし、動画か何か見て「これ自分に合いそうやなあ」と思ったら2作ぶっ通しでプレイしてもそんなに長くかからないので迷いなくプレイして欲しい一作。俺のようにぶっ刺さる人にはど真ん中にぶっ刺さってくるゲームなんでね。
そして最後にこの一言で締める。
ミイケ作品って最高だよな!ということでノーモア★ヒーローズの実写化よろしくな!
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権利表記
©Marvelous Inc. Developed by Grasshopper Manufacture Inc.
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