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アサシンクリード4 プレイ記
年も開けてフリープレイのニード・フォー・スピードを一通りクリアしたある日、龍が如くダイレクトという形で龍が如く8外伝のゲームプレイ動画が公開される。
だが自分は買うゲームだからこそあえてPVを見ないで楽しみのそれを待つ派。というわけで上記の動画も見てはいないのだがそれでも見た人の感想は流れてくるので見ていると面白そうといった感想は勿論中にはこんな感想が目に入った。
「かつてのアサクリ」
「UBIが目指すべきだったところ」
「いやアサクリ4じゃあないですか!」
元々アサシンクリードシリーズは下に貼り付けたプレイ記も書いている通り3まではプレイ済み。
当然4もいずれはプレイする予定だったがそこまでの感想が出るほどであれば発売までの日数までの予習も兼ねてやりたくなるというもの。
そんな感じで始めたアサシンクリード4、そのプレイ記になります。
ストーリー
今回もこれまでのシリーズと同様現代でアニムスという装置使って記憶を追体験する形なのだが、これまでのデズモンドと違い今作の現代編主人公はアヴスターゴ社に所属している以外には名前も無ければ喋りもしないしFPS視点なのもあってどんな姿かもわからない謎多き存在。時間軸も3を終えてそこまで経ってない感じはするけどその辺の詳しいところはわからない。まあ全然読み物回収してないってのもあるんだけど。そんなふわふわした状況の中、本作でも過去へ飛ぶ…。
時代は1715年。
ちょうど海賊の黄金期と言われる時代の中でも更に最盛期を迎えたカリブ海が本作の舞台。
主人公は3でも名前が出ていた(らしい。流石に1年前位になるんで覚えてないわ…)エドワード・ジェームズ・ケンウェイ。
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妻が居ながらもこの海賊黄金期ということもあって一攫千金を夢見て私掠船に乗り込み働く最中に色々あってアサシンと出会い殺害、成り代わってアサシンとテンプル騎士団らと関わることで彼らが狙う<観測所>を見つけ利用し大金を得るために海賊として大海原へと漕ぎ出す。
そんなTHE海賊なお話。
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というわけで4の主人公は血縁がアサシンと深い関わりがあってテンプル騎士団と戦ったりとか復讐があったりとかそういうわけでもなく、現代風に、そしてド直球に言ってしまえばチンピラからスタートする物語。
ストーリー序盤は海賊として働いていたこともあって口は悪いし目的のためなら騙そうが殺そうが何でもするしでプレイヤーが動かす主人公としては流石に一般人とか殺す訳では無いがGTAやってんのかレベルの粗暴な性格っぷり。
そんなチンピラが海賊船ジャック・ドー号(強奪した船)の船長となり多くの人と関わりつつ、少しづつ変化していくのもアサクリ4におけるもう一つの大事なストーリー。
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海賊らしく粗暴ながらも仲間と認めた存在に対しては非常に義理堅く、反面裏切りに対しては死あるのみと言うレベルで激昂したりしながらもその感情の頭には常に置いてきた妻・キャロラインのことを考えていたりとストーリーが進んでいくほどに太い芯のあるところを見せてくれるのでこの成長物語もなかなかどうして楽しかったり。
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まあ終盤になると色々あってアサシン教団入りした結果悟りでも開いたんかレベルになるんだが。流石に変化しすぎじゃねえか…?
ということでストーリーのお話はここまで。感想はゲームプレイと合わせて最後にまとめてくっつける形で。
ゲームプレイ
さてゲームプレイ。今作のメイン舞台は地上と海上の2つに分かれているのでまずはいつもの舞台の地上から。
さて地上。
ぶっちゃけたこと言ってしまうと「地上に関してはいつものアサクリ」以上に言うことはあまりない。
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いつもの通りの暗殺、いつも通りの隠密手段、いつも通りの搦手、遠距離手段という具合でシリーズをやってる人間にとって感じるのは二刀流と四丁拳銃が新鮮なくらい。
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撃つ度にポーズ決めてくれるんで結構カッコいい。
二刀流が基本ということもあって使える武器の種類も少なくなっており地上の活動に関しては中盤に入る辺りでもう煮詰まっちゃうくらいなのは勿体ないところ。
ということで地上に関しては本当にこれ以上語ることはない。
と、割と変化の乏しい地上要素ではあったが次に書く海上要素の充実っぷりを考えると致し方ないのかもと思えてきたりもする。
というわけで海上要素。
アサクリ3のプレイ記で「海上要素もっと作り込んでほしいなあ~」なんて書いていたが実際にそうなったのがアサクリ4。3ではミニゲーム程度の出来であったが4ではカリブ海舞台ということもあってメイン要素に昇格。当時の評判は知らないが「海上要素増やしてくれ!」って要望多かったんかなっていうのはなんとなく想像できる。
まずとにかく海洋探検が堪らない。
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一部の大都市を除きオープンワールドで構成され、ロード無しで出来る街に満たない程小さな停泊地巡りは勿論、陸にも海に眠るお宝探索したり、他の商船や海軍に喧嘩売って略奪行為を働いたりと「海賊」になれるゲームとしてパッと思いつくことは全部できると言ってもいい(まあ人によって何思いつくか差はあるだろうけど)
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いくつになってもこういう地図からお宝を探すのは堪らないのだよ!
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船同士がぶつかり合い、大砲を撃ち合い互いに硝煙を上げ、相手の船を破壊し尽くせばいよいよ略奪の時。
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ジャック・ドー号の船員達とと共に敵船員を減らし、敵船の旗を切り落とし制圧すれば略奪完了。
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と、一連の流れをテンション上がって全部書いちゃうくらい楽しい略奪行為。特に戦列艦との戦いはこちらがブリッグ船ということもあってやってやられてをしながら大物食いをする感覚が堪らなかった。
他にも艦隊を所持して交易したり
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アサクリ3でもあった海上に点在する砦を襲ったり
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海中のお宝を回収したり
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アサクリ3でやっていてアレば良いなと~思った海上要素ってのが全部盛りというくらいにあったし元々こういう海賊ができるゲームが好きということもあって本当に楽しかった。
というのがアサクリ4のゲーム部分。
感想にも書くが地上要素は据え置き、海上要素に清々しいくらいに全振りしていているのが本作で肌に合う人にはガッツリ合ってくれる一作になっている。
ゲーム感想
元々龍が如く8外伝の予習を兼ねて始めたアサクリ4。
「シリーズでも傑作と名高いがまあアサクリだしなあ~」なんて始めたら見事なまでに自分の肌に合致し予習なんて建前忘れてハマらせてもらいました。
ストーリーに関しては今までアサシン教団関係云々で割と信念だなんだで戦うエツィオやコナーと比べて、「粗暴で荒々しく金を目的で戦う海賊」とかいう正反対に位置するであろう存在が主人公だったこともあって新鮮さもあって良かったです。まあそのイメージが強かったが故にストーリーで色々合った結果最終盤は落ち着きすぎじゃねえか?ってくらいに性格変わってしまってちょっと引っかかったりもするのだが。どうせなら荒々しい部分ってのは貫いてほしかったよな~なんて思ったり。まあこの辺は直接見てないと伝わらないなあって。
ゲーム部分に関してはもう海上要素を書いたときのテンションの上がりっぷりを見てもらえればわかる通りハマりにハマった。
何度でも書くがアサクリ3で拡張してほしかった海上要素を見事なまでに広げて形にしてくれた事が本当に良かった。
そんな大満足の海上要素にもう少し付け足してほしかったのはやっぱり地上要素。二度目になるが海の拡張に全力過ぎたせいでこちらは本当に変化が乏しいのが本当に惜しい。じゃあ何か海賊要素を付け足したうえでの地上要素あるんですかあ!なんて聞かれるとうーん…となるのでまあしょうがないなって。
総評としてアサクリシリーズの傑作と評判されていてハードルは嫌でも上がっていたがそのハードルは(俺の肌にガッチリ合ったというのもあるけど)しっかり越えていってくれてもう凄い楽しかったなあ!と言える作品でしたなと。2と3をプレイしてきて感想を書くときに「これがあれば…」とか「あれがなければ…」と言ったりしてきたが、4に関してはしつこくなるが地上要素の変化がシリーズで比べても殆ど無いくらいしか上げることはない。まあその地上要素自体アサクリ2で殆ど完成されていることもあって、アサクリ4単体として見るならオープンワールドゲームとしては間違いなく高水準というのは言っておく。
というわけでUBIの全盛期を象徴する一作とも言えるアサシンクリード4楽しませてもらいました。まあ今のUBIはシャドウズ周りを始め、他のゲームでも色々とんでもないことになってるがまあそっちは触れない方向でね…。いつかこのアサクリ4並の力を取り戻してくれたらなあ~と陰ながら応援位はさせてもらいますよ?
これで龍が如く8外伝の予習としてもバッチリなのであとは約1ヶ月後を待つばかりだなと。
ということで今回はここまでです。
プレイ動画はこちら↓
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