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ショゼー諸島をお散歩

ノルマンディー地方にある
ハイキング場所のひとつとして有名な場所

どこにあるかというと
モン・サン=ミッシェルがある湾の
少し上のほう
地図で拡大しないとここに諸島があるなんてわからないくらい
小さな島々があります
でも実は
ヨーロッパで一番大きな諸島なのです

貝類の漁獲高がフランス一多い街
グランヴィル(Granville)から
フェリーに乗って1時間
主島であるグラン=ディルに到着
(こっちの人はショゼー島って言ってる)
グランヴィルから主島まで17kmしかないのに
1時間かけて移動させる
というゆったり感がフランスっぽい
(サンフランシスコのフェリーはもっと速かったよね😅)

最大300名まで乗れるこの船

主島は縦に13km
横に5,5kmからなる小さな島で
半日あれば十分に島を歩いて回れます
島には自動車はなく小さなトラクターで移動する
地元の方々を見かけました

島のなかを自由に歩けるyぷになっています
島の中心部は私有地につき立ち入り禁止でした

現在この島には
30名ほど暮らしているようで
主に漁師さんだと思います

島に入ってすぐにオマール海老用のカゴが
たくさん積んでありました

しかし夏になるとその人口が
3倍以上になるとか!
ビーチあり、自然あり
避暑にはもってこいの場所です

🗿ちょっと歴史
旧石器時代には既に人が暮らしていて、その時代はまだ本土にくっついていたとか

諸島のすぐ上には
イギリスのジャージー島があるように
ショゼー諸島も英領と仏領を
行ったり来たりしたそうです

島にある要塞は1859年に
ナポレオン3世の命によって9年かけて建設され
パリ・コミューンの関係者を投獄したり
第一次世界大戦中には
ドイツ人やオーストリア人の捕虜を
監禁していたようです

要塞の前にて

🪨花崗岩が有名
諸島は花崗岩が豊富に採れ
モン・サン=ミッシェルの建設や
ロンドンやパリの石畳の道また
第二次世界大戦後のサン・マロの街の復興にも
使用されたようです

花崗岩登り放題

🍽️お食事
島には2つレストランがあり
私たちもランチをいただきました
ちょうどアサリの季節でしたし
この国は年中
牡蠣やバイ貝を食べますの
貝料理をたくさんいただきました

バイ貝は自家製マヨネーズと一緒にいただくのが
フランス流

🤭おまけ
フランス人の間のジョークでよく言われること
ブルターニュ地方とノルマンディー地方はいつも天気が悪い(南仏の天気に比べると事実)
確かにショゼー諸島寒かった!
大西洋から風が猛烈に吹くので
夏の強い日差しがないと
寒いと感じることが
ほとんどだと思います

私たちが行った日も
午後まで曇っていて
寒かったのですが
夕方お日さまが出てきて
コート脱いでも大丈夫なくらい
暖かさを感じました

🤯最後に
何が驚いたって
島の男性や子どもたちは
裸足で外を歩いていたこと
子どもはまだしろ、おじさんまでも!

島民さんにお話を伺いましたが
かなり厳しい環境で生活をしているが
それにも負けず強く暮らしているんだ!
という表明らしい
(だれに?自分に?周りの人に?)

さておき…

日帰りのお散歩には
絶好の場所でした
こんな小さな島にも歴史がギュッと詰まっていて
知らないフランスを知ることができました

パリからグランヴィルまで
電車が通っていますので
2泊ぐらいで
美味しい海鮮いただくのが
オススメかと思います

海の透明度が高く
夏は更に素敵な場所になるのでしょう!

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