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『サステイナブルに暮らしたい』を読んで、パン屋の生活を想う

服部雄一郎 服部麻子著
『サステイナブルに暮らしたいー地球とつながる自由な生き方ー』アノニマ・スタジオ 2021年


読みやすくて
サステイナブルとか、エコとか、
SDGsとか気になるけど、どうしたらいいのか…?
という方にもおすすめな本だと思いました

率直にすごいなぁと思うサステイナブルな暮らし
を実践されているけれど
共感もてる葛藤も隠さず書いてくださっている
だから読み終わったときに
「プロだからねぇ…」という感じがなく
勇気づけられた感じ

「子どものプレゼントはモノではなく、体験を」
はとても納得しましたし
お客さんを家にお呼びするときの心構えは、考え方が似ていると思いました

洋服に関することも反省点が多い
あぁマイクロプラスチックたくさん放出しちゃったな…泣

「おわりに」
で書かれていたこの言葉が印象的でした
我が家にも当てはまることもあるなと

目標も計画もいまだにないけれど、目指している方向はあります。それは「変化を楽しみながら自由な気持ちで生きていくこと」。ご縁と流れ、タイミングを大切に、心の声に耳を澄ましてひとつひとつを選んでいけば、きっと願う方向に進んで行ける気がします。それは、どんな小さなことでもかまわない、むしろ、些細なことの重なりこそが確かさを生み出すように思うのです。

コラム「なるべく避けたい素材」
のなかに書いてあった
プラスチックの種類については
改めて勉強になりました
プラスチックを具体的に減らすためにはもう少し
「敵」のことを学びたいとおもい
『プラスチック・フリー生活』を
読書リストに入れました

本を読んでいて改めて感じたことの一つは
地域力の大切さ

1年ちょっとしか暮らしていませんでしたが
荒川区にはあちらこちらに商店街が残っていて
(私たちのパン屋も商店街のなかにありました)
特に西尾久の商店街は
これから楽しいことがたくさん起こりそうな、
もっと活気ある商店街になる
潜在能力がとても高い場所でした

【パン屋でのエコ体験談】
近所のお客さんが多かったので
ご自身のタッパーやお皿持参で
買い物にいらっしゃる方もいました
店ではなるべくプラスチックを使いたくなかったので
クラフトの紙袋にパンを入れてお渡ししていました
そのクラフト紙を再利用して
持ってきてくださる方々もいらしたし
マイパンバッグにそのまま入れてね
って言ってくださる
涙が出そうなくらい嬉しいこともありました


週に1回はお世話になっていた
近所の天ぷら屋さんに伺うときは
お皿持参がマスト
天丼を持ち帰るときは
どんぶり持参していました
それを見たお花屋さんが
「どんぶり持ってくるのいいわね!」って
何気なくアイディアの共有ができて嬉しかった

鶏肉屋さんで白身フライいただくときも
タッパー持参
最初お店のおばさんは
「えっ!?」って感じだったけど
いいんです、袋もったいないので
とこたえて。そしたら2回目からは普通です
恥ずかしいことなんて全然ない

どのお店の話をしているか、お分かりになる方は
ぜひマイタッパーのご持参よろしくお願いいたします。笑

こういういい地盤が西尾久にはあったなぁ😭
いま暮らしている街には
お肉屋さんとパン屋さんしかありません
お肉食べないからお世話になることないし
パン屋さんとは味の方向性が違うので行くこともない

実は昔住んでいたパリの方が村っぽかった
チーズはこの店
有機のものはこの店
パンはこの店
ワイン飲むならこの店
毎週土曜日のマルシェでは種類豊富な鮮魚もある
もちろんスーパにもお世話になっていたけど
日々地域とのつながりを感じながら生活していました

過去のことばかりにとらわれても仕方がないので
自分でできることを少しずつ着実に
ていねいな生活を…

ということで
生ごみから手をつけたいなと思いました
料理もお茶も好きだから、生ごみは多いと思う
本を読むと、生ごみそのまま土に還していんだ!
新発見
ということで早速アロルドに共有すると
「動物があさりに来ないかなー?」
うーむ。広い土地があるのだからいいのでは?
と甘い考えだったかな
コンポストの可能性も考えて
もうちょっと勉強して
早々に決めたいと思います

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