Maison Doue

京都・岩倉でお花とアンティークのお店をしているメゾン ドウウエです。普段は1人、時々看板息子が時々登場します。ウェブページ⇒ http://maisondoue.com インスタグラム⇒ @maison_doue フェイスブック⇒ @maisondoue

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最近の記事

フランスで花修行#4「面倒な手続きはよい準備運動である」

代行してくれる業者さんには頼まずに、自分で全てを手配するため、「フランス留学」という本を購入し、必要なものを一つ一つクリアしていきました。 まずは、学校が半年間のコースなので、1年間有効の学生ビザを申請すること。フランスは3ヶ月以上滞在する場合はビザを申請しなければなりません。(したくない人は3ヶ月たったら一度出国してまた戻る、という方法を取っていた方もいました) 私は当時大阪在住だったので、大使館でなく領事館へ申請しました。 一番大変だったのはワクチン接種の証明書を揃

    • フランスで花修行#3「学校を選んだらまず何からはじめるか?」

      学校は、ロワール地方Angersにある「Piverdiere」という学校に決めました。 そこには、フローリストという職業に必要な実技と知識を学べる「Devenir Fleuriste」というコースがありました。 アレンジメントやブーケを作るための基礎知識、実技、植物学、販売・接客の知識、デッサンなどを総合的に学び、修了後にはCAP fleuristeという国家資格を受験するコースです。 学校にまず、日本からこのコースに入りたいのでどう手続きをすればよいか質問のメールを送

      • フランスで花修行#2「決断はふって降りてくる」

        私がフランスに行くことを決めた瞬間は今も覚えています。 トイレの中で便座に座っていてふと、「もう行こう」と思ったのでした。 収入が安定している今を継続するか、不安定になるけど留学するか、ずっとずっと考えに考えて迷っていたのが、あの瞬間にふわっと、決断が頭の中に降りてきました。 大きな決断であるほど、あーでもないこーでもないと頭で考えていても決められないんじゃないかと思います。 きっと大きな流れの中で、タイミングがやってくる時がくるのだと思います。 そして学校探し・・

        • フランスで花修行「はじまり」

          10年勤めた花屋を退職し、2017年6月に自分の花屋をオープンしました。私の花仕事の始まりは、フランスでの修行から。 自分の記録として、そして、これから留学する人や花を仕事にしたい人の参考になればよいなあと思って書いてみます。 まず、そもそもなぜ私が花を仕事にしたいと思ったのか。 きっかけは会社員時代です。 大学を卒業して3年間、教科書の出版社に勤め、ワークブックや資料集を編集する部署にいました。 繁忙期には、残業・休日出勤が続くほど忙しかったけど、月に1回フラワーアレ