「被害者」をやめるとが人生と未来が動く
「こんな嫌なことがあって辛い・・」
「あの人はこうするべきなのに・・・」
「あの時こうしていれば・・・」
「自分ばかりがこんな目に・・」
皆さんは、こういう思考回路を持つことありませんか?
これらは【被害者モード】になっている時の考え方。起きた出来事や他人や自分自身を否定し「かわいそうな自分」「ダメな自分」で完結してしまう。「愚痴や不満、憤り、諦め、後悔、無力感」などの感覚をずっとグルグルさまようだけの生き方です。
「被害者については、私の右に出るものがいない!」
というくらい、得意中の得意な私(苦笑)。心中事件の当事者なんて、被害者にはもってこいの材料ではないですか?「どんな辛い目にあったか」を競う全国大会があったら、入賞くらいはするのではないかと本気で考えていた時期もあった、筋金いりの「被害者女」でした、私は。
その私が言うのだから間違いない。
「被害者意識」には【一ミリも】プラスがない!!!!!
生きていると、嫌なことは容赦なくやってくる。
自分の思い通りにならない人、嫌いな人もいる。
後悔することもたくさんある。
自分ばかりが・・・と思うことだってある。
生きるってそういういとです。この世界は理不尽です。
自分を中心に地球が回っているわけではない。
でも、【そこからがスタート】なんです。
外側からやってくるものに対して、「自分はどうするか?」を考え行動する。ここから「人生を作る・未来を作る」プロセスがスタートするんです、本当は。
なのに、スタートする前にストップしちゃう。
不幸な自分、辛い自分、私は悪くない・相手が悪い、いや、自分がダメなんだ・・・・スタートラインに立つ前に、膝を抱えてうずくまって動かなくなる。
自分が動かないから、未来も動かない。
「愚痴や不満、憤り、諦め、後悔、無力感」という同じ未来しかやってこない。それをまた何かのせいにし、さらに同じ未来を引き寄せる。
私はこの仕組みに気づいた時に、「被害者意識」は一ミリもプラスがないどころか、「なんて恐ろしいものなんだろう」と思いました。
世の中には失敗して落ち込む人がいる。
でも失敗は「行動したから」こそ生まれるもの。スタートしたから、自分が動いたからこそ失敗する。だからこそ、失敗から学び、次に進める。失敗は「生きている」証です。
でも被害者意識はスタートすらさせてくれない。失敗することすらさせてくれない・・・・「生きること」がストップしちゃう💦
悲しいかな、日本では、この被害者意識を持つように教育されるし、情報操作されている。誰が悪い・あなたが悪い・これが悪い。そこばかりに声をあげて「じゃああなたはそこからどうしますか?何をしますか?」と問いかけてくれる人が誰もいない。ほんと、恐ろしいなと思います・・(あまり大きな声じゃ言えないですけど)
自分を中心に地球が回っているわけではない、理不尽なこの世の中。被害者になれる場所は探せば山のようにある。
でも大丈夫(^^)
「あ、被害者になってるな」と気づいたら、立ち上がって、スタートラインに歩いていきましょう。
外側からやってくるものに対して
「自分はどうしたいか?」
「自分は何をしようか?」
を自分で考え、行動しましょう。
どんな小さなことでもいい、自分が動くんです。
動けば、未来が変わります。
可能性の道もその分だけ増えていく。
被害者では決して手に入らない素晴らしいものがたくさん手に入ります。
勇気・希望・新しい未来・愛・成長・自信・自分軸・望む人生
などなど✨
これが「人生を作る・未来を作る」ということ。
誰でも持っている人の力だと私は思っています。
被害者の全国大会に出場しなくてよかった!!
入賞しても景品は「不幸な自分」と「不幸な自分が作り出す未来」しかないですからw
中村 舞
マイコーチングオフィス代表。企業研修講師&プロコーチとして15年。5000人以上を指導。コロナ禍をきっかけに、13歳の時の心中事件で家族3名を失った体験を乗り越えた経験と「どんな出来事があっても、どう生きるかは自分で選択することができる」という生き方を分かち合う。
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