モチベーションはモチベーション次第! 寓話『3人のレンガ職人』から
じょーじの夕礼です。
今日は、有名な寓話『3人のレンガ職人』というお話です。
3分以内に終わるスピーチです。
◆イントロ
≪スピーチ開始≫
今日は『3人のレンガ職人』という寓話を、ご紹介させていただきます。
◆1人目のレンガ職人
旅人は、レンガを積んでいる男に声をかけました。
「なにをしているのですか?」と。
男は、
「見ればわかるだろう。レンガを積んでいるのだ」と答えます。
さらに、
「この炎天下で、ヒドイ仕事さ」
「神さまは不公平で、オレはツイていない」
「仕事だから仕方なく、オレはレンガを積んでいるのさ」
と、なげいていました。
◆2人目のレンガ職人
旅人は少し歩いて、レンガを積んでいる、さっきとは別の男に声をかけました。
「なにをしているのですか?」と。
男は、
「壁を作っているのだ」と答えます。
さらに、
「楽な仕事ではないが、でも、仕事があるのはありがたい」
「これで家族が、食っていけるのだからね」
「家族のために、オレは頑張っているのさ」
と、説明してくれました。
◆3人目のレンガ職人
旅人は、また少し歩いて、レンガを積んでいる別の男に、声をかけました。
「なにをしているのですか?」と。
男は、
「教会を作っているのだよ」と答えます。
さらに、
「歴史に残る、立派な大聖堂だ」
「完成後は大勢の人がここを訪れて、そして幸せを感じるのさ」
「人々の”幸せ”に、オレは貢献しているのだよ」
と胸を張って、誇り高く語ってくれました。
◆同じ仕事でも
私たちは、もし自分の家をレンガで建てる場合、どのレンガ職人に頼みたくなるでしょうか。
当然、3人目のレンガ職人でしょう。
仕事へのモチベーション、目的意識が違うからです。
そして、その違いは、完成品のクオリティーに表れるのが普通です。
◆大切な教え
この寓話の大切な教えは、
モチベーションはモチベーション次第
だと思います。
モチベーション、つまり『やる気』や『動機づけ』は、
もう1つのモチベーション、『目的意識』次第だと、思うからです。
辞書で調べてみたなら、やる気や動機づけも、目的意識も、
どちらも”モチベーション”でした。
仕事だから、なのか、
家族のために、なのか、
夢や貢献や誇りのために、なのか。
きっと自分で、自由に選ぶことができるのです。
自分が最もやる気が湧く。そういう目的意識を自分で選択する。
ここが肝だと感じました。
ここが根幹だと、私は感じたのです。
「モチベーションを上げよう」とか「モチベーションup」などと言うと、
「やる気を上げよう」と、脳内で和訳しがちです。
これからは、「モチベーションup」と聞いたなら、「目的意識を上げよう」とか「目的意識を1番良いものにしよう」と、私はそのように脳内で和訳します。
以上です。
≪スピーチ終了≫
◆この記事の目的
読んでいただいた方に、朝礼などのスピーチに使っていただくことを目的としています。
どうぞ、ご利用くださいませ。
アレンジも、ご自由にどうぞ。
◆朝礼での話し方
見出しを飛ばして読むとスピーチになる。そのように心がけて書きました。
見出しの所では、少し間を置くと良いと思います。
おしまい
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