ボケようと準備していたなら、ウグイス（orホトトギス）に、先にボケられてしまった
大滝詠一さんの名曲、『夢で逢えたら』をご存じでしょうか。
たくさんの方がカヴァーしています。
僕の1番のお気に入りは、薬師丸ひろ子さんです。
まずは、こちらをお聞きください。最初の40秒だけでもかまいません。
◆妻は歌詞を憶えられない
妻のゆかりちゃんは、歌詞が憶えられません。
歌詞はうろ覚えでも、歌うことは大好きで、鶯や不如帰かというくらい、それはそれはよく歌います。
歌詞が出てこない場合は、「ふふふ～ん♪」となります。
そこに僕がツッコミを入れる。
わが家の日常風景です。
ゆかりちゃんが、これまで歌詞を正確に歌い切れたのは２～３回だけ。
歌詞と言ってもワンコーラスのことです。
ワンフレーズでも、しょっちゅう間違えます。
◆妻が『夢で逢えたら』を歌い出した
ゆかりちゃんが『夢で逢えたら』を口ずさみました。
あの、有名なサビです。（記事冒頭のYouTubeの、最初の40秒）
このサビだけなら、ゆかりちゃんも正確に歌えるかもと期待しました。
正確な歌詞で歌ったなら、あえてメチャクチャ喜んで、お騒ぎしよう。
ゆかりちゃんに「喜びすぎ！」というツッコミを入れてもらおう。
そういうボケまで考えたのです。
◆妻の歌う『夢で逢えたら』
ゆかりちゃんの歌った歌詞を、文字化します。
夢でもし～♪ 逢え～たら～～～♪
素敵なことね～え～～♪
あなたに逢～える～まで～～～♪
眠りつづけ～てい～～～♪
「てい⁈」
僕は思わず、ツッコミを入れていました。
「にゃはははは～～～！」
「なんでだろう～～～！」
◆〆
ゆかりちゃんは、自分で自分に爆笑していました。
僕は、ボケを担当する予定だったのですが、天然ボケには敵いません。
僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのです。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第686話です
※この記事は、過去記事の書き直しです
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