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第480話 劇団四季の『ライオンキング』を上回った、築地青空三代目の「最強」


今日は、日記です。昨日の日記です。
見出し以降の「今日」は、7月24日土曜日のこととなります。

こちらのサポート企画に参加させていただきます!


◆出かける前

今日は、劇団四季のミュージカル『ライオンキング』を観る日です。

なので、noteの記事を急いでupしました。

「投稿した!」

と、僕は、ゆかりちゃんに声をかけました。

ゆかりちゃんはそれを、「もう行ける」と解釈したようです。
僕が、FacebookやTwitterに記事投稿の紹介をしていたなら、

「まだなの?」
「行けるって言ってから、長くね?」

と、のたまいました。

11時前に、ランチのお店に並びたい(少しでも待つ時間を短くしたい)という、ゆかりちゃんの思惑は、
僕の、noteへの投稿&SNS発信という作業のせいで、叶わなくなりました。

でも、ゆかりちゃんは、その文句を口にしませんでした。

こらえてくれたのでしょう。大目に見てくれたのでしょう。

ゆかりちゃん、ありがとう。


◆名駅でのランチ

名古屋駅のことを「名駅」(めいえき)とも言うのです。
住所が、名古屋市中村区名駅3丁目、なのです。(ややこしい)

あらかじめ、どこでランチにするかの首脳会議がありまして、

築地青空三代目

という、お寿司屋さんと決定しておりました。

僕が、お鮨大好きなので、ゆかりちゃんが奮発してくれるというのです。

ゆかりちゃん、ありがとう。


◆久々の行列参加

電話予約を試みたときには、予約枠が一杯で、並んでの先着順しかない状況でした。

1時間以上並びました。

スマホのkindleで読書したので、退屈ではなく、充分に有意義ではある時間でしたが、何しろ腰が痛い。

出かけるのが僕のせいで遅くなったのに一言も責めることなく、一緒に並んでくれて、
僕のnoteを読んでくれて、

ゆかりちゃん、ありがとう。


◆築地青空三代目

ゆかりちゃんは、ランタイム限定のコース、3,850円。
僕は、11貫のおまかせコース「最強」の、7,150円。

ゆかりちゃんが、

「じょーじは、お鮨好きなのだから、そっちにしなよ」

と、メッチャ薦めるのです。

ランチに、3,850円でも清水の舞台から飛び降りる気分なのに、ナ、ナ、ナ、
7,150円ですよ⁈

え? わが家ってセレブでしたか?

でも、僕の好きなウニは、きっと高い方じゃないと入っていないだろう。
ということで、ありがたく、おススメをお受けいたしました。

ゆかりちゃん、ありがとう。

ゆかりちゃんが、築地青空三代目さんのことをブログで書いてました~。
このブログから、築地青空三代目さんのHPに行けます。



◆最強

本当に、「最強」というコース名なのです。

まず、いきなりですが、ガリが美味しいのです。ガリを、これでもかと食べました。

コースのトップバッターは「おつまみ」です。

「今日のおつまみです」と出てきたのは、ネギトロ巻きです。
自分で巻くタイプです。

ペースト状のトロ、ネギ、海苔、は分かります。
糸状の沢庵(たくあん)もあります。

巻いて食べると、沢庵が最高にトロに合います。ネギ以上のベストカップルです。
トロの恋人は沢庵でした。
海苔が仲人で、ネギは「友だち」です。

ネギトロは、ゆかりちゃんの大好物です。
当然、半分づつシェアします。

「いいの?」

と、ゆかりちゃんは一応聞きますが、僕の応える前に手が伸びていました。


以下、ザっと「最強」を説明します。

握り(順番は少し違います。正確には思い出せません)
・クエ(お鮨でというか、お刺身で食べたことがない)
・アワビ(大好きなアワビの「コリコリ」を何十年ぶりに味わいました)
・牡丹エビ(甘くて美味しい)
・○○イカ(○○は失念)(竹炭の塩がふってあり、絶妙な塩加減!)
・車エビ(ミディアムを選択、オドリにすべきだったかと後悔しました)
・キンメダイ(鯛の味で、ザ・タイ! という美味しさです)
・ノドグロ炙り(香ばしく、絶品の上)
・コハダ(美味しい!大好き)
・大トロ(安定の美味しさ)(炙りにすべきだったと後悔)
・ウニ(本物のウニの味です)(キタムラサキウニと言っていました)(なぜ醤油を選択したのか?)(次回は塩にします)
・アナゴ(塩を選択)(正解)(なぜウニは醤油?)
・海ぶどう(美味しいけど、もう少し海ぶどうの量をください、三つ葉か何かの香草の味が圧勝しています)

記憶があいまいで、間違っていたなら、築地青空三代目さん、すみません。

で、12貫?

これにプラス、中トロもいただいたような、いただいていないような?

あれ? ま、多い分には、僕はNO問題です。

握り以外
・玉子(だし巻き卵)(僕には甘かった)(甘くない玉子が好き)
・車海老のアタマ(カリカリに焼いて、珍しく、ゆかりちゃんも食べた)(まるでエビせんべい、あ、逆か)
・茶碗蒸し(もっと出汁を感じたかった)


分かります?

大トロの感動が小さいのです。
ほかのネタで感動しているから! 

これは異例でしょう。

内容いから考えると、7,150円は激安ですね。
でも、7,150円は、僕のランチ価格の概念を超えています。

ゆかりちゃん、ありがとう。


◆劇場まで移動

ドトールコーヒーでお茶して、

ナチュラルキッチンを経由して、(何も買わず)

好日山荘で、トレッキングシューズや富士登山アドバイスを懇切丁寧に受け、(何も買わず)

いざ!

メインディッシュの、劇団四季の『ライオンキング』へ向かいます!

途中、ナナちゃん人形の横を通ります!
ナナちゃんもマスクをしていました。(ナナちゃん、呼吸しないんやから、マスク要らんやろ!)

「岐阜県の人は、ナナちゃんの写真、必ず撮るんとちゃうの?」
「撮らんでいいの?」

と、僕は、ゆかりちゃんをイジリました。

ゆかりちゃんは、最高のジョークを聞いたかのように笑ってくれました。

ステキな笑顔です。

ゆかりちゃん、ありがとう。


◆四季劇場

開演し、真っ暗になったのでマスクを外しました。
声を発するつもりがないので、問題ないと考えたのです。

忍者⁉

いつの間にか、劇場スタッフが目の前にいて(マスクをしてください)というジェスチャーをしました。
四季劇場には、くノ一がいます。

この、女忍者が、ナナちゃん人形にマスクを付けたのかもしれません。
(マスクに過敏な忍者)

ゆかりちゃんは、そんな僕を、一切責めませんでした。

ゆかりちゃん、ありがとう。


◆ライオンキング

僕は、2度目の『ライオンキング』です。

すっかり記憶が薄れてしまっていて、舞台セットや動物のパペットに、イイ感じで僕は驚きました。

観劇を終えて、
僕は、ライオンキングの「真の主役」は、悪役のスカーだと思いました。

また、パペットの、1番のお気に入りが変わりました。

ハイエナです。
ハイエナのパペットがリアルで、僕は大変気に入りました。


僕が、ミュージカルを楽しめるようになったのは、ゆかりちゃんの影響なのです。

それまでは、「歌わなくて良いのに」「なぜ歌うの?」「聞き取れない」と思っていたのです。
『お芝居』や『演劇』の観方しか、僕の脳には、ありませんでした。
その観方でミュージカルを観るのです。

ミュージカルとは、歌やダンスを楽しむものと、そう気づかせてくれたのは、ゆかりちゃんでした。

ゆかりちゃん、ありがとう。


◆ピーナッツ

高島屋の地下1階に、お菓子店やスイーツ店のフロアがあります。
僕は、名駅に行くと、必ずここに寄ります。

『かきたねキッチン』の、ピーナッツを買うためです。

ちなみに、『かきたねキッチン』さんは、柿の種屋さんです。
柿の種屋さんのピーナッツは、いわば助演俳優です。主演ではありません。

でも僕は、
「ねこビン」「ピーナッツのみ」「それを2個」と、注文します。

言外で「主役は一切要らない」と言っているのと同じです。失礼な話です。


今回、初めて店員さんに引かれました。怪訝な表情を、2人の店員さんにされてしまいました。

そんな僕を、ゆかりちゃんは大目に見てくれます。

ゆかりちゃん、ありがとう。


◆冷やしラーメン

名駅には、『名古屋・驛麺通り』があります。
そこには7店のラーメン屋さんが集まっています。

僕は、函館ラーメンの醐りょうさんが大好きです。
塩ラーメンが絶品です。
昨年食べた、醐りょうさんの冷やしラーメンも最高でした。

なのに、その冷やしラーメンが、今年は『冷やし中華』に変わっていました。
残念無念…。

ななめ向かいの、別なお店に入りました。そこには「冷やしラーメン」があったのです。

もう、口も心も、冷やしラーメン一色で、変更不可能でした。
(今日は、醐りょうさんより冷やしラーメン)

トマトやレモンが乗っていて、チャーシューではなく生ハム、という、まるでスパゲッティのようなラーメンです。

そのラーメンを、期待しないで食べたら、なんと美味しかった!


このようなとき、ゆかりちゃんは自分の意見を一切言いません。
じょーじの向かう所へと、右でも左でも、従順に、1歩下がって着いてきます。

ゆかりちゃん、ありがとう。


◆録画した、男子体操予選

なんと、内村航平が予選落ち!

くっ、、、

インタビューは、涙が溢れました。

「米倉に土下座して謝りたい」

く、、、

種目別「鉄棒」の、日本代表を争ったのが、米倉英信でした。


ゆかりちゃんは、外出中に、内村くんの予選落ちをスマホのニュースで知ります。

でも、僕が録画を観ることを考慮して、何も言いませんでした。

ステキな配慮です。

ゆかりちゃん、ありがとう。


◆〆

この企画は、kesun4さんの

この記事で知りました。

kesun4さん、ありがとうございます。

企画者の、川ノ森千都子さん、ありがとうございます。


帰宅して、音声投稿の収録もしました。

いつも、ゆかりちゃんは笑顔で付き合ってくれます。(ときにはケンカしますけど)

本当に、

ゆかりちゃん、ありがとう。


僕は、もっと、ゆかりちゃんに感謝しなければ…。

僕は、ゆかりちゃんが大好きなのです。




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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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