天然ボケは、日本を救うかもしれない! それは抜いちゃアカン‼ おもろいやん‼
※この記事を、マンガにしてくださる方を募集しています。
※僕が出版社に企画書を出します。
※出版社から反応がなかったならkindleで出しちゃいましょう。
※ポートフォリオとして、これから10話、マガジンに納めます。
※この記事は、6話目です。
※これまでの記事で、100以上のネタ(実話)があります。
◆1
ゆかりちゃんは、会社の飲み会に参加しました。
居酒屋には、仲良し12~13人が、ほぼほぼ集まっています。
専務が支店長時代の、その時の支店メンバーでの飲み会です。
転勤が常の業界で、今はみんなバラバラの支店で働いています。
「みんな~! お久しぶり~!」
「元気してた~~~⁈」
ゆかりちゃんは、誰にでも、超~気さくに声をかけます。
声は、かなり大きめです。
◆2
座敷に上がり、みんな好きなように座って、店員さんが来たので飲み物を頼み始めました。
そこへ、専務が登場しました。
「専務~~~!! お久しぶりです~!」
「こっちこっち~! 空けておきましたから~~~!」
ゆかりちゃんは元気に専務に挨拶して、自分のとなりを勧めました。
◆3
「おお! ゆかりさん!」
「相変わらず、キレイで元気だね~」
「もう! そんなお世辞言っても何も出ませんよ!」
「何飲みます?」
◆4
「おお、とりあえずビールだな」
「お兄さん、ビールもう1つね~~~♡」
「ところで専務~、」
「股間、大丈夫?」
◆5
一瞬、場が凍りました。
2秒後、メンバー全員が大爆笑です。
ただ1人、ゆかりちゃんだけがキョトンとしています。
ゆかりちゃんだけが、大爆笑の意味が分からなかったのです。
「え、…なんで?」
◆6
田中さんが、解説してくれました。
「ゆかりさん、専務がケガしたのは【股間】じゃなくて、【股関節】です」
また全員、大爆笑です。
店員のお兄さんまで笑っています。
◆7
「え? わたし『股間』って言ったの~?」
「股関節って言わなかった~~~?」
ゆかりちゃんの顔は、まだ乾杯前なのに真っ赤です。
「相変わらずやねぇ~、ゆかりさんは~」
専務は、メッチャ楽しそうです。
◆8
専務は言いました。
「ゆかりさん、おかげさまで股関節は、かなり良くなったよ~」
「ああ~、良かったです~~~」
「ちなみに~、」
「股間はまだまだ、大丈夫やで~」
「もぉ~~~!」
ますます、ゆかりちゃんの顔は真っ赤になりました。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第567話です
※マガジン【ゆかりちゃんの『天然』のポートフォリオ】に加えます
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