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どやホスピタリティー! 僕は、こんな風にキャッチコピー能力を磨かなくては!

昨日の西野さんのVoicyが最高でした。


10分少々ですので、ぜひ、お聞きください。
って言っても、愛する妻のゆかりちゃんは聞かないと思いますので、大事なところを要約します。

◆西野さんのVoicyの要約

渋谷のチムニーコーヒーに行った知人が、
・すごいホスピタリティーが高かった
・丁寧にあいさつしてくれた
・エアコンの温度がちょうど良いかと、うかがってくれた
・でも、僕はスマホで本を読んでいたので、早く下がって欲しかった
と、教えてくれました。

これは、どやホスピタリティーです。

TV番組収録時、新人は椅子に座らず立っている文化がある。
しかし、MCは座らせてあげたい。
仲間が、座らずに直立している新人アイドルに椅子を提供し、「どうぞ座ってください」とすすめた。
僕は、「それは”どやホスピタリティー”だぞ」と注意した。

そのような親切をされた新人は、気を使わせてしまったと、なおのこと委縮する。
配慮したつもりか分かりませんが、相手はストレスを感じている。
「ありがとうございます」と言わなければならなくなる。

ダウンタウンの浜田さんは、ホント上手で、
「お前がそんなところ立っとったら、オレが立たせてるみたいで悪く見えるやん! 頼むから座って~や!」
ってお願いするんですよ。
表向きの理由は『オレの好感度のために座って~や』です。

どっちも新人を座らせてあげたかった。
新人が圧倒的に座りやすいのは、浜田さんの方。

本当の配慮って、配慮したことが伝わらない(バレない)ようにするもの。
「あなたのためにやってますよ」が前面に出てしまうのはホスピタリティーとは呼ばない。


◆配慮の名人、ちえちゃん

昔、僕の部下に、配慮の名人がいました。
ちえちゃん(仮名)です。

例えば、居酒屋などで、つまみを取ってくれるのですが、いつの間にか取ってくれているのです。
灰皿も、いつの間にか交換されている。

上司へのサービスアピール、あるいは気の利く人間アピール、女子力高いのですアピール、などなど、しょっちゅう見かけますが、ちえちゃんはいつの間にか行ないます。
なんなら、話が盛り上がったりなどしたら、ず~っと気づきません。


数人で、そこそこの距離を歩いていました。
1人、かなりのポッチャリさんも、一緒に歩いていました。
ちえちゃんは、
「私、ちょっと歩き疲れました~。休憩してイイですか~?」
と、リーダーの僕に聞きました。

ならばと、そこで小休止したのですが、僕は気づきました。
ちえちゃんは疲れてなんかいない。
「今日は、ちょっと暑いよね~」とか言っているが、その言葉も方便だ。
ポッチャリさんに配慮したのだ。配慮したとはバレないように考えて…。


◆やふーさん

僕の予想では、やふーさんは、この名人タイプです。

やふーさんnote ↓


どこでどう、そう感じたのかは僕にも分からない。
でも、その可能性があるなあと、なんとなく思ったのです。

みなさんも、やふーさんのnoteを読んでみてください。
気にしいな性格な分、配慮名人の気配が、プンプン匂うはずですから。


◆西野さんの凄さ

本物のホスピタリティーと、偽物にせもののホスピタリティー。
その的確な指摘。
分かりやすい事例。

何よりも凄いのがキャッチコピー能力です。

どやホスピタリティー

最高のキャッチコピーですよね。
脳に鋭く刺さります。
短いから、1度聞いたら忘れません。

このように最高のキャッチコピーで表現できると、一気に認知を広げられますよね。
グンと伝わりやすくなりますから!

「それ、ホスピタリティーとは言えないよ~。どやホスピタリティーだよ」
「えっ? なに、その『どやホスピタリティー』って?」

というふうに、興味だって湧きます。

昔の、ちえちゃんのエピソードを思い出させていただきましたし、文筆家としてキャッチコピー能力を磨かなくてはと、あらためて決意させていただきました。

西野さん、ありがとうございます。


◆〆

焼き肉屋さんで、肉を「ガーッ!」と網に乗せて焼き、人の取り皿にドンドン乗っける人が苦手です。
結果僕は、大勢での焼き肉には行かなくなりました。

自分の食べたい肉を、自分の好みの焼き加減で、自分の好みの味付けで、ゆっくり食べたいからです。

最近、やっと、この考えが市民権を得てきたように感じますが、いかがでしょうか?
この行為がいかに迷惑か、僕は、ゆかりちゃんに何度も説明しました。

ゆかりちゃんは、その、僕の説明が迷惑、のようです。

顔に、「ウンチクはいいから、肉、食べようよ」と書いてあります。
顔に、「じょーじの話は長いから聞かないよー」とも書いてあります。


大丈夫です。

僕は、ゆかりちゃんが大好きです。




おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第804話です

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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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