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縁を生かすために、自分に自分で、何度も何度も言い聞かせます

昔Voicyで聴いた、YouTube講演家鴨頭義人さんの言葉です。

どうしても人間というものは、自分と違う価値観や行動様式を持っている人を、つい、批判的に見てしまう。

特に私には、そういうへきがある。

だから私は、

「あ、違う違う。
 人にはそれぞれ事情もあるので、これは単なる情報不足なだけだ」

と、自分に自分で言い聞かせている。

その例として、鈴木秀子先生が語り残した「縁を生かす」というエピソードを教えていただきました。

そのエピソードがこちらです。


前半だけ、コピペします。

その先生が5年生の担任になった時、1人、服装が不潔でだらしがなく、どうしても好きになれない少年がいた。

中間記録に先生は、少年の悪いところばかり記入するようになっていた。

ある時、少年の1年生からの記録が目に止まった。
「朗らかで、友達が好きで人にも親切。勉強もよくできて将来が楽しみ。」とある。

間違いだ!  他の子の記録に違いない!  先生はそう思った。

2年生になると 「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」と書かれていた。

3年生では 「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」 
3年生の後半では 「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」とあり 、

4年生になると 「父は生きる希望を失い、アルコール依存症となり子どもに暴力を振るう」とのこと。

先生の胸に痛みが走った。

文章には、つづきがあり、その後が綴られています。
こちらにも、同じエピソードが紹介されています。
 ⇓

http://higashisho.sakushi.ed.jp/pdf/R5_11midoriwoikasu.pdf


* * *


知らないのに、
否定する
拒否する
嫌う
非難する
裁く

ということは、絶対にしてはなりません。


でも、

つい、やっちゃいがちです。
僕も。
きっと、あなたも。


だから、自分で自分に言い聞かせましょう。
僕は、何度も何度も、自分に言い聞かせます。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1636話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです。


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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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