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これだ! たった2行で説明できるのに、僕が話すと1時間にもなっちゃったゼ…

僕の、この記事にコメントをいただきました。


コメントをくださったのは、やさしい日本語教師のうのっちさんです。

コメントを抜粋して紹介します。

うのっちさん
私もどちらかと言えば、「ほめる」は上から目線だと思ってました。だって、評価するってことだから。あなたの価値が分かってますよって。
でも、そんなつもり無くても純粋にいいな〜って思うことは有り得ますもんね。じゃあ「ほめる」って言葉を使わなきゃいいんですけど、まぁ、気持ちがあれば言葉に拘らなくてもいいのかな😅日本語教師の悪い癖です💦

ここに、僕は食いつきました!

じゃあ「ほめる」って言葉を使わなきゃいいんですけど、まぁ、気持ちがあれば言葉に拘らなくてもいいのかな😅


これ、2つに分けられます。

1つ目

【じゃあ「ほめる」って言葉を使わなきゃいいんですけど】

これが僕の言いたかったこと、なんです。
これらのラジオで、コレが言いたかったんです。
これを、妻のゆかりちゃんに理解してほしかったのです。


うのっちさんのコメントの2つ目

【気持ちがあれば言葉に拘らなくてもいいのかな】

これが、ゆかりちゃんの言い分です。
たぶん、柿葉さんちはさんも、そうなんじゃないかな。


うのっちさんって、凄くないですか?
僕の、2つ合わせて約1時間の説明を、

たった2行で、説明しきっちゃってる!


「やさしい日本語」の使い手は、伊達じゃない!
そう思いました。

僕は
「『ほめる』という単語を使うと、少々、ズレるというか、違和感というか、弊害があるというか・・・」
「なぜなら・・・」

という、思考を論理的に説明し、
ゆかりちゃんに、「理解してほしい」と思って話していました。

届け、この理屈~~~!

という思いだったのです。


それに対して、ゆかりちゃんは

「私は『うれしかった』んだから、そんな言葉になんか拘らなくってイイじゃない!」
「私の、うれしかった気持ちが台無しよ~」

という、感情を訴えています。
ゆかりちゃんは、きっと僕に、「共感してくれるだろう」と思って話していました。

(普通)届くよね、この想いは

という感覚だったのです。

理屈と感情です。
話が噛み合うはず、ありません。

僕が、どんなに理論的に語ったとしても、ゆかりちゃんの脳内は、

そんなの(コッチの感情としては)、どうでもイイのよ!
私の、気持ち(感情)はどうでもイイの?
ったくも~! イライラするわ~!

です。

ゆかりちゃんが、どんなにイライラしても、僕には効果ありません。
逆効果です。
僕までイライラしますから。

なぜ、この簡単な説明が分からないのかなぁ。
アホなのかなぁ。
人の話、聞いてないんだろうなぁ。


まったく、噛み合いません。

立体交差点みたいなもんです。
交わるように感じて、実は、高さが違っていたのです。
ジャンルが違うのです。

僕は、思考を伝えたくて話すことがメインです。
「悔しかった」「悲しかった」「嬉しかった」などという感情は、ひとりで噛みしめるだけで、わりと満足します。

っていうか、感じ方って人それぞれじゃないですか。
僕が悲しくても、ゆかりちゃんも悲しいとは限らないし。

映画を観て感動した場合でも「感動」を伝えたいのではなく、ましてや共感してほしいなどではなくって、感動した理由を語って、その感動に至ったプロセスを理解してほしいと思ってしまいます。

たぶん、ゆかりちゃんは、共感してほしいのです。
「そうだねぇ~」
「そうそう」
「同じ~」
「分かる~」
「僕も~」などが欲しい。

僕、共感はそんなに要りません。

「なるほどね~」
「私はそうは思わないけど、あなたはそう考えるんだ~」
「じゃあ、こういう場合はどう考えるの」
僕は、こういうのが欲しいんです。



最後に、
つくづく、わかりました!

ゆかりちゃんが重視しているのは、理屈じゃなく感情だと。

僕が大事にしていることと、
ゆかりちゃんが大事にしていることが、違うんだ、ということが。

つくづく分かりました!


うのっちさん、ありがとうございます!

お名前を挙げたnoterさんに通知が届くように、それぞれの方の記事を貼ります。

うのっちさんの記事


柿葉さんの記事


ちはさんの記事


僕は、ゆかりちゃんが大好きです。







おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1164話です


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