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教わった内容以上に、それを見つけた【習慣】をマネることの方が、100倍以上の価値じゃないか!

僕は、
西野亮廣さんが運営する、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。

他のオンラインサロンのことは分かりませんが、西野さんのサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

という内容です。
月額980円のメルマガ、という感じですね。
西野さんの活動をいち早く知れて、かつ、活動の裏側や背景も知れます。


僕は、西野さんの記事に対して、

コメントを書いています。毎日です。
感想をTwitterでツブヤキます。毎日です。
③西野さんの記事をコピペし保存しています。毎日です。

オンラインサロンのルールに
【サロン記事、公開NG】
があります。

でも、もう1つのルールがあります。
【サロンの記事は、1年後なら公開OK】
です。

そこで僕は、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)
②その記事への、当時の僕のコメント
③その記事への、当時の僕の感想ツイート
④時々ですが、今の僕からの解説(じょーじのいらん解説)

これらを、毎週土曜日に投稿させていただいているのです。

西野さんのサロンの記事は、1年前のものでも、世間的には最先端です。
5~10年先を走っている方ですから。

つまり、西野さんの過去記事を読むだけでも、高い価値があります
では、let'sサロン!


◆2022年5月4日(水)

・記事のコピペ

おはようございます。
時差(@ドイツ)を考えると、結構朝から頑張っていることを高く評価して欲しいキングコング西野です。
#ドイツと日本の時差は7時間

さて。
今日は『V I Pサービスの本質』というテーマでお話ししようと思います。
ちょっとしたことですが、とっても大事なことです。

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▼ 貧しくなる国
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いろんな国や文化に触れていると、「バブルの頃の日本を海外の人達が見た時は、きっとこんな気持ちだったんだろうなぁ」と思う景色に遭遇します。

大型ショッピングモールの建物デザインや、ライブのステージセットなどは、その国の“勢い”をそこそこ正確に表現していて、

「あ、この国は、お金が回っているんだな」
「ああ、この国は経済成長してないんだな…」
を1秒で伝えてくれます。

日本は間違いなく後者で、厄介なのは、ずっと日本に住んでいると「経済成長していない」ということに気づける機会が無いということです。
変わっていないんだから、(まわりを見るまでは)気づけない。

海外に行って、昼ご飯でも一発食べれば、
「え? 世界の昼ご飯って、今、こんなに高いの?」
と目が覚めるかもしれませんが、海外に行く体力も無くなってきているのが今の日本です。

「いやいや、私は別に海外に行ったりする生活をするつもりがないので、関係ないわ」とウチの母ちゃんあたりは言いそうですが、僕の手元にある商品が僕らの手元に届くまでには海外から仕入れている原材料や石油などがゴリゴリに絡んでいるわけで、現代において、「海外と1ミリも接触しない」ということはほぼ不可能です。

「原価が上がっているのに、商品の値段が変わっていない」ということは
つまり、お店の方が無理をしている(お店の利益は減っている)わけで
お店の方が使えるお金が減るので、
あなたの商品が(お店の方に)売れにくくなります

誰かが無理をしたら、そのシワ寄せは必ず自分にきます。
抜け駆けなどできません。経済というのは、すべて密接に絡んでいるわけですね。

このことを受けて、「日本の経済対策ガー」と政治家さんを叩く風潮があります。
たしかに、「もっと上手くやろうよ」と思う場面はありますが、責任は政治家さんだけにあるわけじゃなくて、「こういう選択肢があるよ〜」「こういう進め方もあるよ〜」という新しい提案を、国を挙げて潰してきた(バッシングすることで、自分達の選択肢を減らしてきた)日本人を僕はよく知っています。

しかしながら、とっくに終わりが始まっているようなこの国に、僕の友達はたくさん住んでいて、「それでも、何とかできないかなぁ」と考えます。
意外と郷土愛の深い男なんです。

そんな中で、3年前ぐらいから西野が仕切りに言っているのが「V I Pデザインの重要性」です。

言うまでもありませんが、昨日、サロン内で発表した、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の全編無料公開(@YouTube)は、
V I P客がいたから実現できたわけで、V I Pを踏まえたビジネスモデル計になっていなければ、ミュージカル『えんとつ町のプペル』は(映像であろうと)やっぱり有料で、お金に余裕が無い人は見ることができません。

繰り返しますが、
僕らは「お金に余裕が無い人が増える国」に住んでいます。

どこを押さえなきゃいけないかは明白です。

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▼ V I P客はどんなサービスを受けた瞬間に
 「いいねポイント」を追加するのか?
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さて。
これからは、
「自分のサービスの中に、いかにV I P枠を織り込むか?(V I P客に気に入ってもらうか?)」が重要になってくるわけですが、V I P枠をデザインする中で、一つ、大きな道徳(考え方)があることに気がついたので、今日は、そちらを共有します。

「V I P向けのサービス」と聞くと、すぐに「ふかふかの椅子」とか「シャンパンが出る」といったことを考えてしまいますが、
それは『プレミアムな体験(最上級のサービス)』であって、
『ラグジュアリーな体験
(唯一無二のサービス)』ではありません。

僕は、贅沢の類には本当に興味がなくて、食事は1日1食、コンビニの蕎麦で十分幸せなヤツです。が、V I P向けのサービスを作るのであれば、勉強として、V I P向けのサービスを受ける必要があると思って、ときどき、ビックリするぐらいの高級宿に泊まったりもします。
正直、「眺めが最高の広い部屋」に通されても、自分の中では「プレミアム」の域を超えていなくて、「まぁ、他の宿よりも○○円ぐらい高いし、妥当だな」という感想に落ち着きます。

ところが、ある一つのサービスで、それが「ラグジュアリー」に変わる瞬間があります。

そのサービスとは、一体何か?

答えは「スタッフが、なんとかする」
あるいは、「スタッフが、なんとかしようとしているところを見せる」
です。

たとえば、うっかり寝坊して、ホテルの朝食の時間が過ぎたとします。
「すみません…もう、朝食終わってますよね?」とフロントに電話をした時に、通常宿は「はい。10時までで終わってます」と返しますが、V I P客のハートをガッツリ押さえる宿は、「朝食の時間は終わっちゃったんですが…すみません。10分だけ時間を貰えますか?なんとかします!」と返すんです。
まもなく朝食が手配されるわけですが、ありあわせのモノでなんとかした朝食なので、ぶっちゃけ、事前に用意されていた朝食よりもグレードは下がるんです。

それでも、まったく構わない。

V I P客からすると、食のグレードよりも
「なんとかしてくれた」
「頑張ってくれた」

という感動の方が完全に勝っていて、この瞬間に、この宿に惚れる。

要するに、
V I P客をつかまえるには「惚れさせる」「恋をさせる」ことが重要なので、『マニュアル』なんてウンコ中のウンコなんです。

「あなたの為にどれだけやったか?」が大切です。
「恋」は落ちるものなので、マニュアルなんてないんです。

このままだとスピードワゴン小沢さんになってしまうので(大好き!)、もう少しだけ解像度を上げると、、
「なんとかする」には値段がついてない(相場がない)から、ラグジュアリーになる
…ということだと思います。

今回、ドバイ発のバブリーな飛行機(機内にB A Rがあったよ)に乗って、僕は「高い席」を利用させていたただいたのですが、コロナの影響か「機内スリッパ」がなかったんですね。

そこでC Aさんをお呼びして、
「すみません。ちなみにスリッパとかってありますか?」と、お尋ねしたところ、
「…すみません、西野様。ただいま、機内スリッパはお出ししていなくて…でも、ちょっと3分だけ待ってください!すぐに戻ります!」
と奥に行かれて、まもなくC Aさんが手にスリッパ(封が開いていない)を持って戻って来られたんです。

「それは?」と訊くと、C Aさんからこんな言葉が返ってきました。

「私が昨日、泊まったホテルで調達したモノです(※持ち帰っていいもの)。『何処かで使える』と思っていたのですが、すぐに出番がきました。どうぞ、お使いください」

V I P客を掴む(ラグジュアリー)って、こういうことだよなぁと思った出来事です。

現場からは以上です。

・僕の、サロン内でのコメント

これならば再現可能ですね! 脳に入れ墨しておきます!
あざ~っす!

・僕の、Twitterでの公開ツイート

今日の記事を読んで、
感動を丁寧に因数分解する。言語化しておく。これがいつか何かに、かけ算できたりする。大事なことは【習慣】で、そのための行動。”感動メモ”や”残念メモ”を作ろう。また、エンタメやイベントに出かける時には【メモする気満々】という心も整えよう!

・じょーじの要らん解説

この記事の、
①具体例の価値 = 90ポイント
②具体例を生み出す【習慣】の価値 = 5000ポイント

だと思います。

感動メモも、残念メモも、どっちも習慣化できていません。
ていうか、忘れていました。

毎日書いているこのnoteや、日記や、
毎日投稿しているstand.fmを、その習慣化に利用します。

「感動した」
「面白かった」
「イマイチだった」
で終わらせちゃダメ!

今一度、心します。


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


具体的には、以下の通りです。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、活動報告『作品制作』(都度都度、途中経過を報告)
・現在の、活動報告『マーケティング』(事前に解説 ときに答合わせ)
・現在の、活動報告『チームビルディング』(経験談の共有)
・現在の、感情や心象の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDの、メイキング映像です。あれです。
西野さんの作品や活動のメイキングです。

後出しではなく、先出しのメイキング。進行形のメイキング。
生中継的メイキング発信です。


作品の制作過程。
ヒットさせるための広告やマーケティング。(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知る
これって、
メッチャ面白いんです。
メッチャ勉強になります


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

だいたい朝の7時ごろです。
二日酔いで、ちょいちょい配信が遅れたりしますが 笑。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1259話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです


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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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