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急制動

私はバイクの免許を取るとき、急制動がすこぶる嫌いだった。

急制動とは、自動車や二輪車などの乗り物で、急激にブレーキをかけて速度を低下させること。
道路交通法では、事故などの危機回避を目的としたやむを得ない場合以外では、急制動を行ってはならないとされているものの、
たったさっきせざるを得ない状況が訪れてしまったのだ。

私がいつも通勤経路で使っている新4号国道。

中々いつもスピードが出る道なのだが、どこかで事故があったらしい。
何も考えずいつものように安全運転をしていると、前の車が急停車。

まぁまぁスピードが早い中で、初めて急制動をしたのだ。

心臓はバクバク。
何とか止まれたことに安堵したのは、お店についてからだった。

本当にバイクは非常に怖い乗り物である。
正直前の車に小突くぐらいなのであれば、まだ保険でなんとかできるだろう。
しかし、身を投げ出されて自分が死ぬリスクがとても高いのだ。

はぁ。生きててよかった。

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