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私の親は毒親

私の親は、きっと毒親だった。

父親はストレスを抱えると子どもに当たる人だった。
仕事でなにかあったかわからないが、うまくいかないことがあると何かにつけて子どもにブチギレる。
そして何時間にもかけて怒鳴り上げ、恐怖に陥れる。
大人になってから、そもそも4人の子どもを育て上げたこと自体すごいと思い尊敬するようになった。
しかし、やはり子供の頃の「いつ怒られるのかわからない」という気持ちはずっと忘れることはないだろう。

母親は自分の人生をいきたい人だった。
昔はすごく良い母親だと思っていたのだが、どこからか自分の思うがままに不倫をし、子どもをモノのように扱っていたのだと思う。
不倫をしていた時、なにかにつけて父親を実家に追いやり、別居を始めた小学校6年生のとき。
小さな子どもたちを私に任せ、母親は不倫をしに行っていた。
その後、悲しくなって「もういかないでほしい」と話したとき、こう言われたのだ。
「私だって母親である前に女だ」と。
高校1年生のときに両親は離婚をしたのだが、私は父親とメールしていたことがバレてスパイ呼ばわりされる始末。
その後付き合っていた男と子どもを作ったものの結局おろすことになり、朝方お金のことで怒鳴り合っていることだってあった。

私は親にとってどのような存在だったのだろう。
うまく使えるコマみたいなものだったのだろうか?

自分の親は毒親ではない、そう思いたかった。
いや、そうではないと思い込みたかったのかもしれない。

しかし外の世界を知れば知るほど、両親は毒親だった。
私の家族はおかしい。

本当に悲しい。

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