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摂食障害の人の力になりたい

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摂食障害のあれこれをそれなにり経験したからこそ、「摂食障害に悩む人の力になりたい」とはじめました。誰かの何かになれたら幸いです。摂食障害以外にも、心で疲れている人の力になれますよ…
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#摂食障害克服

「死にたい」とまでは思わないけど、生きていたくもない。

たまに どうしようもなくなる時がある。 どんなに調子が良い日々が 続いていたとしても。 それは突然、やってくる。 上手く食べられなくなる。 お腹が減っているのに食べるのを我慢したり、 お腹がいっぱいなのに食べ続けたり。 自分が嫌いになる。 自分がブスでブタで どうしようもない人間だと思う。 少しずつ身につけてきた 自信が ポロポロとはがれていく。 ついさっきまで ❛このままの私でいいんだ❜ そう思えていたのに。 昨日あんなに楽しかったのに、 あなたとたくさん笑っ

P.S 摂食障害に悩むパートナーやご家族をお持ちの方へ

あとがきです。 もし、 大切な人が 「死にたい」と口にした時、 それは 「死にたい」 が本音じゃないかもしれません。 「死にたいとまでは 思っていないけど、 生きているのも辛い」 なのかもしれません。 それが上手く言語化できなくて 「死にたい」と 言葉にしているのかもしれません。 だけど 「死にたい」と口にするくらい その心は今、 とってもとっても辛い状態です。 「死にたい」のは 嘘でもないし、本当でもない。 そう思います。 そして、 「死にたい」と同じくらい 「

何で摂食障害になったんだろう?

「何で摂食障害になったんだろう?」 きっと、 一度は思ったことがあると思います。 私は軽く1000回以上は思ってきました。 でもきっと、 そうなる生き方をしてきたんだと思います。 雷が落ちて感電するとか 野球ボールが顔面に直撃するとか。 そんな、 どうにもならない偶然とは違う。 知らず知らず 「摂食障害」というゴールに向かう レールを辿ってきたんです。 そうならない生き方だってできたはず。 その時の環境次第では 一歩道の違う、 「アルコール依存症」 「買い物依存

私たち夫婦が「摂食障害」の漫画を描く理由。

「摂食障害」と名づけられた時、 「摂食障害」という病気になった気がした。 「摂食障害」という 病気の箱に入れられた気がした。 箱から出れた時、 私全体が「摂食障害」に 囚われていたことに気づいた。 「摂食障害」は 私のたった一部なんだと気づいた。 そして。 私と同じように 「摂食障害」という箱の中に 閉じ込められて苦しんでいる人が たくさんいるんじゃないかと思った。 by パン子 パン子は「摂食障害」らしいけど、 ボクは病気じゃなくて クセだと思っている。 だから

感謝が私にくれたもの。

ただ、ただ。 感謝。 見つけてくれてありがとう。 受け取ってくれてありがとう。 感じてくれてありがとう。 伝えてくれてありがとう。 たくさんの ”あなた”に感謝している。 今の自分がいるのは “あなた”のおかげ。 今日も感謝が溢れる。 そして。 誰かが感謝を伝えてくれた時、 いつも浮かぶのは 遠く離れた友の笑顔。 あの子の笑顔。 救われた。 涙が溢れた。 笑顔になれた。 あなたの笑顔の前では 素直になれた。 あの頃の私は もらってばかりだった。 だけど。 いつの日

やめる勇気で手にした、たったひとつの宝物~睡眠と仕事と病気編~

分かってはいるけど、やめられない。 やめたらいいことも、分かってる。 やめれることなら、もうやめている。 本当は、本気で手放したいなんて 思っていないのかもしれない。 きっとみんな、 そんな何かを抱えてる。 ……… はじめまして。 こんにちは、泣き虫パン子と申します。 旦那さんである、パンの耳男くんと 夫婦でたまに漫画を描いています。 もぐもぐ。 これは漫画の私たちを クッキーにした時の写真です。 無心にオレオを食べている耳男くん。 その頭は ほんわか

今から摂食障害のことを踏まえた、30000文字の実話をアップします。

今日は、思い切って Instagramの漫画の方に これから更新する 実話(note)を載せたいと思います。 『ボクの奥さん、摂食障害』 https://www.instagram.com/nakimushi_panco/ ドキドキ。 旦那さんが 「私が書く言葉が好き」と ずっと昔から言ってくれるし、 「伝えてみな」と 背中を押してくれたし、 きっと大丈夫だよね。 摂食障害になって数年。 体調がいい時も悪い時も 楽しい時も辛い時も 最高な時もどん底な時も 知ってるから、