マガジンのカバー画像

摂食障害の人の力になりたい

14
摂食障害のあれこれをそれなにり経験したからこそ、「摂食障害に悩む人の力になりたい」とはじめました。誰かの何かになれたら幸いです。摂食障害以外にも、心で疲れている人の力になれますよ…
運営しているクリエイター

#夫婦

「死にたい」とまでは思わないけど、生きていたくもない。

たまに どうしようもなくなる時がある。 どんなに調子が良い日々が 続いていたとしても。 それは突然、やってくる。 上手く食べられなくなる。 お腹が減っているのに食べるのを我慢したり、 お腹がいっぱいなのに食べ続けたり。 自分が嫌いになる。 自分がブスでブタで どうしようもない人間だと思う。 少しずつ身につけてきた 自信が ポロポロとはがれていく。 ついさっきまで ❛このままの私でいいんだ❜ そう思えていたのに。 昨日あんなに楽しかったのに、 あなたとたくさん笑っ

私たち夫婦が「摂食障害」の漫画を描く理由。

「摂食障害」と名づけられた時、 「摂食障害」という病気になった気がした。 「摂食障害」という 病気の箱に入れられた気がした。 箱から出れた時、 私全体が「摂食障害」に 囚われていたことに気づいた。 「摂食障害」は 私のたった一部なんだと気づいた。 そして。 私と同じように 「摂食障害」という箱の中に 閉じ込められて苦しんでいる人が たくさんいるんじゃないかと思った。 by パン子 パン子は「摂食障害」らしいけど、 ボクは病気じゃなくて クセだと思っている。 だから

何歳になっても「親に愛されている」ことが、自分を認めるチカラになる。

「ねぇねぇ、パン子ちゃん! 私、パン子ちゃんに とっても感謝してるの。 すごい発見をしたの! どうしても伝えたくて。」 笑子さんが 星のようなキラキラした笑顔で 腕を寄せてきてくれた。 「え?何何?どうしたんですか?」 今日は一段と70歳には見えない、 まるで子どもみたいに 無邪気な笑子さん。 それは 朝の日課である体操と散歩を終え、 バイバイスポットで みんなと別れたあと。 直前まで 何か考え事をしているように 静かだった笑子さんが 「待ってました!」と言わんば

やめる勇気で手にした、たったひとつの宝物~睡眠と仕事と病気編~

分かってはいるけど、やめられない。 やめたらいいことも、分かってる。 やめれることなら、もうやめている。 本当は、本気で手放したいなんて 思っていないのかもしれない。 きっとみんな、 そんな何かを抱えてる。 ……… はじめまして。 こんにちは、泣き虫パン子と申します。 旦那さんである、パンの耳男くんと 夫婦でたまに漫画を描いています。 もぐもぐ。 これは漫画の私たちを クッキーにした時の写真です。 無心にオレオを食べている耳男くん。 その頭は ほんわか