満月と魔法の銀の靴 【小説】
小学5年の時、僕は、学校の帰りに堤防の上の道を歩いてると
「ニィー!ニィー!」と言う小さな声が聞こえた気がして辺りを見渡してみました。葦の茂みから聞こえるみたいです。そ~っと覗いてみました。
するとスーパの白いビニール袋が、カサカサもそもそ!?
小さい茶トラの子猫が入ってました。
僕は、袋ごとそっと抱き上げて言いました。
「僕が守ってあげるからね。一緒にお家に帰ろうね。」に帰って、段ボール箱に僕の小さい時の毛布を敷いて、子猫を入れると、毛布が気持ちいいのか暫くフミフミして毛布