伝道者の書第128知者の口の言葉は恵みがある、
(原文:第10章12)
知者の口の言葉は恵みがある、しかし愚者のくちびるはその身を滅ぼす。
知恵を持つ人の言葉は、他者に対して恵みをもたらす。
しかし、愚か者の言葉は、相手に不快感を与えるだけではなく、最終的には愚か者自身を滅ぼしてしまう。
他者に危害を与えるような言葉を発することを好む人がいる。
最近は、匿名でも言葉を発信できるネットの世界。
言葉の責任を追及されないことが多く、ますます、そういう人は多くなるだろう。
自分の罪、失敗や至らなさを棚に上げ、ただ、他者を滅ぼそうと悪意を持って他者を言葉で攻撃する。
そんなことを続ける人自身の成長は、どこにあるのだろうか。
他者を責めれば、その人は成長するのだろうか。
「罪なき人が最初に彼女に石を投げよ」ヨハネの福音書8:3~7