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伝道者の書第116話人はその時を知らない。
(原文:第9章12)
人はその時を知らない。魚がわざわいの網にかかり、鳥がわなにかかるように、人の子らもわざわいの時が突然彼らに臨む時、それにかかるのである。
人には、不運が突然訪れるし、その時を予見することができない。
言い換えれば、予見できないから、避けられないから、不運なのかもしれない。
それは突然の自然災害や、自ら招いた不慮の事故、他者からの突然の攻撃の場合などがある。
しかも、その災難は、全ての人に起こりうる。
最高権力者とて、例外ではない。
カエサルの例を見れば、よくわかる。
この世は、やはり無常なのだと思う。