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伝道者の書第123話わたしは日の下に一つの悪のあるのを見た。
5 わたしは日の下に一つの悪のあるのを見た。それはつかさたる者から出るあやまちに似ている。
6 すなわち愚かなる者が高い地位に置かれ、富める者が卑しい所に座している。
権力者が部下を見る目がなく、資格も能力も持たない人間が高い地位につき、能力を持つ人間が、雑務をこなすのみ。
どんな時代でも、実務的な能力には乏しいけれど、権力者に取り入ることだけは上手な人間がいたようだ。
また、見る目がない権力者は、簡単に騙される。
臣下に寝首をかかれた権力者の、なんと多いことか。
簡単に騙されるような権力者の国の末路は、危うい。