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伝道者の書第140話風を警戒する者は種をまかない

(原文:第11章4)
風を警戒する者は種をまかない、雲を観測する者は刈ることをしない。

人間が様々な作業をするうえで、状況の観察は最低限必要。
しかし、「いつ風が吹くかわからない」から種をまかず、「いつあの雲が雨になるかわからない」から刈り取りをしない、そういうことでは、いつまでも作業は進まない。
なかなか、完璧な条件もなく、完璧な体調もない。
あまりにひどければ、見合わせることも大切とは思うけれど、極端な慎重さは、また別のリスクを発生させてしまう。

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