伝道者の書第130話愚者は言葉を多くする、
(原文:第10章14)
愚者は言葉を多くする、しかし人はだれも後に起ることを知らない。だれがその身の後に起る事を告げることができようか。
愚か者の特徴として、延々としゃべり続ける。
聞く人の気持ちなど考えずに、一方的に自分だけが、しゃべり続ける。
自慢話、他者への非難、しかし「それでは今後どうするのか、どうしたいのか」が、端的に見えてこない。
結果的に無意味な話が続くだけ、聞いている人は、どうしたらいいのかわからず、何のメリットもない。
「巧言令色鮮し仁」
ペラペラと中身が乏しい話を続ける人は、一時的には人気が出るけれど、やがては見捨てられる。