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完璧主義やネガティブ感情を起こしやすい思考のクセ・10種類

皆さんこんばんは。
noteの方、すっかりご無沙汰してしまいました。
記事を更新していない間にも、フォローやいいねをくださる方もいて
なんとうれしいことか😭

なかなか思うようにいろんなことができていないのですが、
(このnoteも含めて)
少しずつ更新していけたらなぁと思っています。
(何度も言っているセリフだな。笑)

少し話が変わりまして、昨年10 月から
Voicyという音声配信アプリで番組を持ち始めました。
Voicyでは心理学やヨガの視点から、ストレスケアや
人間関係をスムーズにするコツなどをお話ししております。
もし音声配信が好きな方はぜひ✨

ただ、音声配信などで耳から情報を得るのが好きな方もいれば、
文章を読むなど目から情報を得るのが好きな方もいると思うので。
noteの方にも文章化したものを残していきたいと思います。

また、noteの方では配信の裏側とか、Voicyでは話さなかったことを
書き記していけたらと思いますので、ぜひお付き合いいただけたらうれしいです。

【完璧主義やネガティブ感情を起こしやすい思考のクセ・10種類】

カウンセリングで言葉を重ねていく中で、
あるいはヨガの中で自分の体と対話していく中で、
自分の中にある思考のくせの存在に気づくことって
あったりするんですよね。
そして、その思考のくせの影響で、物事がうまく運ばなくなっている
ということに気づくこともあります。

1ヶ月前くらいに、私の会社で主宰する、キャリアと心理学を学ぶ講座を開催した時のことなのですが、
自分の求める生き方像があるのに、そこを阻むものの要因の一つとして、思考のくせの存在があるかもしれないですよね』
っていう話をさせてもらったのですが、それを聞いた参加者の人たちが妙に納得してくださって、
『私にはこれが当てはまるかもしれない』なんて会話が繰り広げられました。

物事がうまく運ばないときや、
あるいは似たようなことでうまくいかないことが起きるときは、
もしかしたら自分の中にある思考のくせの存在に気づくことによって、
どう行動するかの選択肢を広げることができるかもしれません。

そのためにまずは、自分の中に起きている思考のクセに気づいていきましょう。
そこで、完璧主義やネガティブな感情を引き起こしやすいと言われる思考のクセを10個お伝えしたいと思います。

その1:全か無か思想
物事を良い悪いなどの二極化して考えることです。0か100か思考、白黒思考なんて呼ばれたりもします。
例えば、「1回でも負けたら全ておしまい」「失敗したら何もかも意味がない」という二者択一の思考がパターン化して、ミスを犯すことが許せなくなってしまったり、小さな失敗で大きな挫折を感じてしまう、自分だけでなく他者にも同様に厳しい対応を取ることもあります。

その2:過度の一般化
一度自分に起こったことが、この先もずっと続くと思い込むことです。例えば、一つ良くないことが起きただけで、「何をやってもうまくいった試しがない。だから自分はダメな人間なんだ」というような感覚を持ったり、一度イヤだと思った相手の全部が嫌いになるということも起こりえます。

その3:心のフィルター
物事のポジティブな面を意識できず、ネガティブな色眼鏡をかけたまま世界の全てを見ることです。例えば、仕事で小さなミスをして、「どうして自分はこんなに仕事ができないんだろう」とひどく落ち込んだことがある方は、心のフィルターが影響しているかもしれません。

その4:マイナス化思考
悪いことには「やっぱりダメだ」いいことには「まぐれだ」と思うことです。マイナス化思考が強すぎると、自らを正しく評価することができず、幸せな選択や人生を遠ざけてしまう可能性があります。

その5:結論の飛躍
これは2種類に分かれます。

(1)心の読みすぎ
 確認せず相手の心を深読みしてしまうことです。相手の心を悪い方に読みすぎてしまい、その相手から逃げ出したり気まずい反応を見せたりします。

(2)先読みの誤り
 まだ起こっていないことも「きっと〜だろう」と決めつけることです。もしかしたら改善の余地がある状態にあったとしても、よくなる選択を自分から否定して避けようとすることがあります。

その6:拡大解釈・過小評価
欠点、失敗を過剰に大きく捉える。反対に長所や成功は過小評価することです。例えば何か褒められた時に『わたしなんて』と素直に受け入れられないことは過小評価の影響と言えると思います。

その7:感情的決めつけ
自分の感情を優先させて、物事から目を逸らしたり、先延ばしにすることです。この傾向が強いと、「〇〇をする気力が湧かない。きっと私は一生〇〇ができないんだ」などと考えて、苦手なことから目を逸らしたり逃げたりする「決断の先延ばし」にも繋がります。苦手な家事や仕事に取り掛かることができずに放置してしまうのは、この感情の決めつけから生まれた決断の先延ばしによるものとも言えるでしょう。

その8:すべき思考
自分や相手の行動に対して「〜すべき」と考える傾向があることです。この考え方が強い人には、自分を必要以上に追い詰めてしまったり、自分の価値基準を他人にも押し付けてしまい関係を悪化させるという可能性があります。

その9:レッテル貼り
人の価値をその人の特定の性質や行為で決めつけることです。例えば失敗した時に、『失敗しちゃったな』と受け取るのではなく、「私はダメな人間だ」「出来損ないだ」などと、失敗が自分の価値であるかのような思考になります。

その10 :個人化
悪い出来事が起きた時、理由もなく自分のせいにすることです。例えば、相手が不機嫌な言動や行動を向けてきた時に、『私が何かしてしまったのかな?』と思い、悩んでしまうといったようなことです。相手の不機嫌さは相手の問題なのですが、自分のことと相手の問題の境界がうまく引けない状態と言えると思います。

まずは気づくところから

10種類の思考のクセ、1つだけ当てはまる、という人もいれば
複数当てはまるという人もいると思います。

こうした思考の存在に気づいた時に、
『こんなふうに思わないようにしよう』
と思考のクセに否定的になり、
無理やりでもなくそうと思う人も多いと思います。

しかし、こういった思考は誰の中にもあるものですし、
(もちろん、私の中にもあります)
それ自体が悪いものではないんです。

大切なのは、自分の中に起きやすそうな思考の存在にまずは気づくこと、
そして、このもともと持っている思考にプラスして、
他の様々な考え方を取り入れて、自分の引き出しを増やしていくことです。

今日は思考のクセの種類をご紹介しましたが、
次回はもう少し具体的に、
・こういった思考のくせとどう付き合っていくと良いか、
・どんな対処ができるか

について触れてみたい思います。

今日ご紹介した思考のクセ10種類ですが、
分かりやすいようにまとめたものを画像として貼っておきます。



もしよければこちらも見ていただいて、
皆さんの日常に生かしてもえたらなって思ってます。

【配信の裏側で】

この1月・2月、
私の主宰するサロンの移転&グランドオープンの兼ね合いで
SNS含む様々な発信が疎かになっていました。

一度ペースが崩れるとなかなか立て直しが難しいのと同時に、
もうできないかも・・・という気持ちにもなりました。

これってまさに、7番の『感情的決めつけ』だなと気づいたんです。
「SNSを更新する気力が湧かない。きっと私には定期的に更新することができないんだ」
って思っている自分に気づきました。

これまでも似たような経験を何度かしましたが、うまく行かないのは
この思考のクセの存在によるものかもしれないと思い、
その思考のクセに気づいたわたしは、

『SNSの更新をやめるのではなく、自分のペースでまた立て直す』
と決めて、取り組み始めました。このnoteもまさにそうです。

もしかしたらまた滞るかもしれないけど、
そのときはその思考の存在を思い出して、
今自分にできることは何かを考えてみたいと思いました。

皆さんはどんな思考のクセがありそうですか?
よければコメントなどで教えてくださいね☺️



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