ボリス・ギルトブルグのVALSE TRISTE

アレハンドロ・ホドロフスキー監督の「エンドレス・ポエトリー」を観てからシベリウスの「Valse Triste」(悲しきワルツ)が頭の中で鳴り響くときがある。もう随分長い間聴いていないけれど、シベリウスが好きでよく聴いていた時期があった。(厭世的になっていた若い頃かな)確かCDも持っていたはず。まあね、シベリウスと言っても、フィンランディアとか有名な曲を知っているだけなんだけど。
 わたしが好きなのはレミンカイネン組曲の中の「トゥオネラの白鳥」・・・死の国の湖に住む白鳥のこと・・・、そしてこの「悲しきワルツ」だ。この曲はクオレマ(死)と名づけられた組曲の中の一曲。これが「エンドレス・ポエトリー」の中で時折流れていてはっとしたのだ。
 疲れた時は音に浸ることが多い。You TubeでValse Tristeばかりずうっと聴いていて・・最初はベルリン・フィルとかで、そのうちチェロ6台とかピアノ・ソロになって・・。ハッとなったのがこれ!
 ロシア生まれテル・アヴィブ育ち。まだ30代半ばのボリス・ギルトブルグの演奏!
すっごい猫背(猫だから魅かれた訳ではないw)のパフォーマンスなんだけど、すごく魅力的(⋈◍>◡<◍)。✧♡いつまでもこの音の波に揺られていたい感じだった。
寝る前にまた聴こう。