木村茶道美術館の秋 45 足袋猫 2018年11月30日 20:30 先日友人と・・。今年もこの先にあるお茶室を訪ねた。 夏の猛暑で弱ってしまい今年の紅葉は寂しいそうだが、それでも十分に目を楽しませてくれる。 この日だけ晴れ!(友人Mは晴れ女である) 桃色の山茶花 白の山茶花 お茶室の傍らに咲く白侘助。わたしはこの花がとても好きだ。 お茶花はこの侘助と紫式部であった。花入れは15世紀の朝鮮半島の徳利。 ここでは国宝級のお道具でお茶を頂けることで評判。また、お点前を頂いた後で、こうして並べられた茶器についてお話を聞くことができる。茶杓は蒲生氏郷の手作りだそうだ。あとはほとんど忘れた(笑) わたしがお茶を頂いたのは、右側のお茶碗。これがなんと数千万円もする名品だったと知り、粗相がなかったかと終わってから((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル「奥高麗、銘鷺」というお品だった。昔盗難に遭い、その時2700万円の保険金が下りたそうだ。その後運よく見つかって、またここに所蔵されることとなった。今なら7000万円で買えるかどうか・・などとお聞きした。見る目がない人には分かりやすくお金で説明するのだろうなぁと笑えた。言われるまで、全然よさに気付かなかったもの。 お茶室の眼下に広がる庭園。四季折々いつ来ても美しいところだ。また春に来ようと話をした。 #日記 #秋いっぱい2018 #紅葉の名所 #美術館なのに収蔵品でお茶を立ててくださる #あわててラストに駆け込み #数千万円のお茶碗でお茶を頂きビビる 45