私が「妊娠」に至るまで①

書こうか書かないかとても悩んだが、
同じ不育症で悩んでいる方。
妊娠ができずに悩んでいる方。
夫婦関係で悩んでいる方。
色々な方からInstagramでDMを頂くため
どこまで公開していいか考えた末
私たち夫婦の葛藤や話し合いの経緯を書くことにした。

そうすることで、
なかなか解決の糸口が見つからない方の背中をポンとおすことができたら…
本当はとても悩んでいるのに「HAPPY」でいなきゃと苦しんでいる方の苦しみを少し取ることができたら…
自分の気持ちに正直になることは大変だけど大切なこと。
そんな想いで書くことにした。

現在妊娠9ヶ月。
来週から臨月。
妊娠回数でいえば7回目の妊娠。

以前、過去の流産について書いたが
原因不明の「不育症」で、妊娠をしても育たない。
最後の出産まで至らない病気だった。

5回の不育症検査をしても原因がわからず。
関東にある専門クリニックにまで足を運んだが、それでもわからず。

今回は夫婦で次のステージを考えはじめたときの妊娠だ。

次のステージの選択肢は
「体外受精で妊娠回数を増やす」か「養子を迎える」か。

夫婦2人の生活ももちろん考えていたし
絶対に楽しくなるとも思っていたが、
その前の選択肢も考えていた。

まず「体外受精で妊娠回数を増やす」こと。
これは、妊娠はするので、物理的に妊娠回数を増やすことで
ヒットするのを待つのだ。

それではチャレンジしてみようか、と
夫婦で事前検査や治療の説明のためにクリニックへ足を運び、実際に話を聞いた。

自己注射のこと、クリニックに通う回数など
実際に実現でくるのか？というのが本音だった。
私は自分で仕事をしているが、ピラティスのレッスンは事前予約制であり
1ヶ月前に次月の予定がほぼ決まる。

前日の朝や当日の朝、
または数日連続でクリニックに行くという事自体が、なかなかハードであり
お客様に迷惑をかけてしまう。

帰りの車中でふと「どうだった？」という話題になったとき
驚いたことに、
ふたりとも「そこまでやらなくてもいいんじゃないかな」という考えに至っていたのだ。

その後、色々考えた結果ある決断に至った。