吃音少し落ち着いてきた……かも

 少し前までは話途中でも吃音が出ていたけど、最近は話始めだけになってきた。これも波ってやつなんだろうけど、やっぱり吃音が落ち着くとほっとする。吃音あってもなくても本人は気にしてないというのが一番心強い。
吃音ではないけれど、同級生に同じことばの教室に通ってる子がいるというのも大きいのだろうか。

 あと、本当にこれは奇跡だと思うけど、吃音でからかわれたことがないというのがすごいと思う。
息子の学校は普通の公立だけど、マンモス校で外国人の子も結構いる。普通学級では難しい子の教室も3クラスある。
同級生たちがいろいろな人がいるというのを知っているというのが、からかいがない理由ではないかと先生は言っていた。

 確かに知らなけば、変な喋り方をする変なやつ=いじめてもいい。みたいな雰囲気になってしまっていたかもしれない。
これは、環境やその子個人と家庭の問題もあるんだろうけど。
大人でも自分は今まで見たことないからと、変わった人を奇異の目で見るだけにとどまらず、さげすんでも良いとか思ってる人もいるし。
いろいろな人がいるということを知るのは、息子にもまわりの子にもいい影響があるということだと知った。

 先生の負担が大きいので、少人数制の学級も検討されているけれど、人がたくさんいるということのメリットもある。
どちらが良いとは一概には言えないが、少なくとも息子にはメリットだったようだ。

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