S.S.V.R. 【ココロ活】己の欲望に向き合おう
シニアワーカーが増える中、いつまでも元気で輝く「スーパーシニア」を目指す筆者の知見を ジャンル別にレシピ化した このシリーズ。
今回は、勝ちたいという本能的な欲望と負けないための理性をバランスよく保つためのレシピだ。
レシピ:ポーカーで闘争心と合理性を調和させよう
年齢を重ねても輝き続けるためには、シニア世代のココロに強い刺激を与え、失われていく欲望を活性化することが重要である。
脳活としての謎解きも有効だが、より強い刺激が必要ならば、ポーカー(テキサスホールデム)が最適だ。
スリルと戦略が融合し、勝ちたいという欲望を強く掻き立てるだけでなく、瞬時の確率計算が求められるため、ココロ活と脳活の両面で優れている。
また、他者の行動を観察し背後にある意図を推測することは、認知機能を高める効果もある。
他のトランプを使うギャンブルやゲームに比べ、確率的判断と駆け引き要素がバランスしており、エンターテインメント界の新たなトレンドとして今後ますます目に触れる機会が増えるだろう。
駆け引き、といっても言葉巧みに相手を丸め込むわけではない。
ポーカーでの駆け引きは、掛け金の上げ方やそのタイミングによって、自分の手札が有利だと主張したり、圧力を掛け直したりする非言語的なものである。
プレイヤーができることは、概ね「現在の賭け額で勝負に乗る(コールまたはチェック)」「勝負から降りる(フォールド)」「新たに賭け額を提示する(ベットまたはレイズ)」の三つである。
ルールは簡単だが奥が深いため、世界中でプレイされ、言語に頼らず対戦できるのも魅力だ。
筆者もプレイを始めて8ヵ月程になり、状況に応じて勝てる確率をだいぶ把握できるようにはなった。
しかし、ブラフの効かせ方が甘く、上級者に手札を読まれやすいため、現在は戦略をChatGPTなどで学び直している。
リアルな店舗でポーカーをプレイすることは引きこもりがちなシニアに最適なのだが、近くにポーカー店がない場合やプレイコストが高いと感じる場合は、スマホの無料アプリから始めるとよい。
筆者のお気に入りアプリは、m HOLD’EM だ。
ポーカーのルールやプレイの仕方も、遊びながら教えてくれるし、課金しなくても充分楽しめるのもいい。
さあ、欲望と合理性の入り混じった人間的なゲームを試してみよう。
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