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本質を見逃すな!—RABのライブ体験
男は、その先入観や価値観で、本質を見逃していることが多いのではないだろうか。
そう思ったのは、RAB(リアルアキバボーイズ)16周年ライブに参加した帰り道でのことだ。
人生で初めてのライブ体験ということを差し引いても、公開動画とは違い、アニソンに合わせたブレイクダンスの生の迫力は圧倒的だった。
また、編集できる動画とは違い、やり直しのきかないライブの緊張感は格別だ。
観ている自分も、RABメンバーからも、ライブ中、常に緊張感が漂っていた。
難しいフリーズが決まった時には思わず「凄えっ!」と大声をあげてしまった。
自分がRABの存在を知ったのは、つい3ヶ月前だ。
もし数年前に彼らを知っていたなら...という想いで、その分は、これから取り返していかねば、と決意を新たにしたライブの帰り道。
男が見逃していることは多い、と感じたのは、ライブの参加者の男性が、あまりにも、そう、あまりにも少数だったからだ。
ブレイクダンスもアニメも、どちらかといえば、男性寄りのコンテンツだ。
40代以下の男性の間では、RABはその独特なパフォーマンススタイルで高い知名度を誇っており、多くの30代の友人も彼らの公開動画を楽しんでいる。
とすれば、自分と同じシニア世代は無理だとしても、男性ファンは結構いるはずだ。
RABのライブのチケットは確かに安くはないのだが、それだけの価値はあると思う。
まだ、その体験の真髄に世の男は気づいていないのか、それとも、自分の価値観が普通じゃないのか、とそんな疑問も抱いた。
しかし、つい最近発売の雑誌「コンプティーク」40周年記念号に、表紙と28頁もの巻頭カラーで、RABが特集されたのだ。
これはRABの認知度をさらに高め、新しい男性ファン層を引き寄せるきっかけとなるかもしれない。
なぜなら、この雑誌の主たる読者が、ゲームやアニメなどのソフトウェアエンターテインメントを好む20代、30代男性だからだ。
彼らがRABの面白さとユニークさを再発見してくれれば。
今度の大きなツアーは、来年2月だ。
これはワンマンライブであると共に、「二人目のジャイアン」をはじめとした生演奏、生歌でのパフォーマンスだ。
彼らのファンも参加することから男性の参加も増えるとは思う。
公開動画で何度も見慣れたアニソンとパフォーマンスも、違う距離感、違う角度でのライブでは、その新鮮さが段違いだ。
16周年ライブ終盤の「飛天」という曲で、ヘッドスピン後にフリーズしている上をジャンプする場面があるのだが、なんと一緒に踊っていた二人の背中を踏み台にしていたのだ。
これは公開動画では、まず気づけないと思う。
コンプティークをフックにして、RABのライブパフォーマンスの価値を見逃さず、多くの男性に参加してもらいたいと切に願う。
RABライブでしか味わえない、アニソン&ブレイクダンスが融合した独特の興奮を共有しよう!
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