【ヒラメキ活】謎解きキット自動販売機の有る明治安田ヴィレッジ丸の内
地下鉄千代田線二重橋駅直結、東京駅からも徒歩圏内のオフィス街の中に、明治生命館という重要文化財に隣接した建物、それが明治安田ヴィレッジ丸の内だ。
東京駅から徒歩で行き、エントランスを入ると吹き抜けの開放感あるアトリウムが広がっている。
左の細い廊下を抜け、有楽町側のエントランス内に、世にも珍しい謎解きキットを売る自動販売機がそこにあった。
この謎は、2024年3月29日開始で終わる予定が書かれていないが、もしかすると長期を想定しているのかもしれない。
そうでなければ、いくら人件費の削減とはいえ、短期なら3Fのコンビニや喫茶店で代理販売すれば済むからだ。
自販機で買えるのは、「大切な記憶とフシギな旅」一種類だけ。
ぶっちゃけて言うとキットは通販でも入手可能だが、珍しいもの好きの筆者のお勧めは自販機での購入一択だ。
ただ、この自販機にはセット本数に限度があるため、実施当日だと売り切れの可能性があることには注意してほしい。
これは、隣接する重要文化財である明治生命館を巡って解く、大人のための謎解きだ。
老舗の謎解き団体takarushの作品であり、無料の周遊型のものよりも難易度は やや高めと言える。
だが、しっかり考えれば解けるし、ストーリーもエレガントで、様々な要素の詰まった施設型謎解きの見本のような出来だった。
友人と二人で挑戦したが、施設内の喫茶店でコーヒーブレイクを途中に挟んだため、謎を解くのに約3時間を要した。
謎解き猛者であれば、より短時間で解けるかもしれない。
しかし、重要文化財である建物内を巡っていると、その歴史の重みを感じ、じっくりと楽しみたくなるから不思議なものだ。
そして、こんな風に時間をかけて謎解きを楽しめたのは、猛暑の中でも涼しい快適な施設内に、座って謎を解くことのできる場所がいくつもあったからだろう。
正直、これには非常に助けられた。
謎解きを終えたら、この明治安田ヴィレッジ丸の内に、ゴルフのスイングチェッカーや健康測定器も置いてある。
施設内にはコンビニもあるので水分補給もしやすく、この夏にお勧めの「ヒラメキ活」スポットだ。
