コンサルになりたいなんて、1ミリも思ってなかったのに。‐就活意識底辺だった大学生がコンサルを選ぶまで④‐
こんばんは!
今回でやっと!最終回です。こうした長々と書いていると、自分の就活を振り返ることで改めて自己分析ができるので、アウトプットの大切さを思い知らされますね。
・毛嫌いしていた「コンサル」だったけど…
そして迎えた日曜日。
当日の朝、昨日のこともあって就活にネガティブになっていたわたし、
(やはり意識は底辺でした)
インターンをサボろうかと思っていたのですが、
なんとか起きてオフィスへ向かいました。
会場に到着、メンバーと顔を合わせて、早速ワークが始まります。
お題は非常にシンプルで、
「ある飲食店の営業成績を上げよう」というもの。
なんだ、コンサルのワークってめちゃくちゃ難しいんじゃないかと思ってたけど、今までのインターンとそんなに変わらないんじゃない?
何ならお題がシンプルなだけ取り組みやすいまである?
なんて感じていました。
というのも、これまでだと
「フィナンシャルグループのリソースを使って~」とか
「数十種類ある保険商品を組み合わせてご提案を~」
といった『条件付き』のワークが殆どだったこと、
そして不勉強モノのわたしにはそうした条件がうっとうしく感じられていたことがあり、
このシンプルな問いはわりと気に入ったというわけでした。
議論を重ねること数時間、発表時間には提案が間に合わず、
いただいた評価はひどいものでした。
ですが、最終的に抱いた感想は昨日とは違ったのです。
「シンプルなのに難しい…でも最後まで納得いくものを作りてえ」
こう感じたときに同時に悟ったのです。
「これが仕事なら、たぶんこれ好きだわ」
会社に問題があって、それを解決するためにあらゆる手段を考えて、調査して、提案する。
そこには妥協は許されず、その代わりにわたしが不快感を抱いた『条件』はナシ。
そして、この私が気に入った要素こそがこれがコンサルタントの仕事の根幹にある要素だったのです。(たぶん)
この日から、それまでなんとなく遠巻きに見ていたコンサルという仕事に、
心がうずき始めました。
・思い返してみれば、これしかなかったのかもしれない。
その日から一週間ほど、わたしはしばらく自問自答しました。
それまで「コンサルは絶対に嫌だ、自分にはできないし合ってない」
と言っていたこともあって、
今更この仕事に興味を持っている自分が恥ずかしかった。
でも、どこかで、
「今を逃したらもうワクワクする仕事には出会えないかもしれない」
とも思っていました。
なので、自己分析の先輩にそっと報告したんです。
自分の感じた興奮、もしかしてこれがあってるかもしれないという想いなど…。
先輩の答えはシンプルでした。
「じゃあそれでええんちゃう」
え!今まで厳しかったのはなに?!
ってくらいのカンタンな返事に戸惑いつつ、この時私の心は完全に決まりました。
「今から受けられるコンサル全部応募しよう。後には引けない。」
しかし思い返してみれば、コンサルという仕事は
わたしの自己分析の結果に当てはまる部分が多かったかもしれません。
使うのは自信の知恵、頭脳ということで「私自身で戦える仕事」ではあるし、
プロジェクトごとにメンバーが変わるという働き方は「新しい環境を求める」というスタイルに合っていなくもない。
どうしてそれに今まで気づかなかったのだろうとまで思いました。
ともあれ、時間はかかってしまったけれど、「これだ!」と思える仕事に出会えたので
結果オーライということなんでしょう。
こうして、わたしは自分の志望業界をコンサルに定めるに至ったのです。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
わたしの体験談が誰かのためになるなど、そんな大それたことは思ってはいないのですが、こんなコンサル内定者もいるんだなということを知ってもらえたらと思います。
note初心者、まだまだ不慣れで冗長な文章だったと思います。
これからも精進していけるよう努めてまいりますので
どうぞよろしくお願いいたします。