maimai

京都で『森のようちえんどろんこ園』を主宰。保育士 アドラー心理学をベースにしたセミナー開催。 味噌、醤油、たくあん、梅干し、その他自然の恵みで楽しむ食卓。 畑はしてるけど下手。お米自給したいと思いながら、お手伝い程度。 2児の母。動物好き本好き。草木染、陶芸、木工もっとしたい。

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京都で『森のようちえんどろんこ園』を主宰。保育士 アドラー心理学をベースにしたセミナー開催。 味噌、醤油、たくあん、梅干し、その他自然の恵みで楽しむ食卓。 畑はしてるけど下手。お米自給したいと思いながら、お手伝い程度。 2児の母。動物好き本好き。草木染、陶芸、木工もっとしたい。

最近の記事

『幸せな子育て』          vol4「社会をつくるのは私たち」

vol3「より良い睡眠、健康的な食生活」の続き… 6、ルールを一緒につくろう! 家族がお互いに気持ちよく暮らしていくためにはルールが必要です。 家族は共同体です。ルールを作るには対話が大切です。 家族で、夫婦で、親子で話し合って決めていきます。   基本的にはだれかが困った時、そこにルールが必要な場合があります。 誰かが我慢し続けたり、一方的に怒ったり、イライラしたりしていると家族が仲良く暮らせません。   ・ごはんを揃って食べたいけど、それぞれ自分のことに夢中で集まらない

    • 『幸せな子育て』          vol3「より良い睡眠、健康的な食生活」

      『幸せな子育て』vol2「家族仲良く」 5、さあ、始めよう!『幸せな子育て』の続き… ◎より良い睡眠   【早寝早起きする】 早寝早起きで子どもの生活は大きく変わっていきます。 早起きして朝日を浴びると交感神経系が優位になり、一日の活動がスムーズになります。準備の時間にも余裕が生まれ気持ちよく一日がスタートできます。 幸せホルモンのセラトニンも朝にたくさん分泌されます。 食欲が増し、偏食が減る、イライラも減り落ち着きが増します。 子どもの様々な特性に悩んでいた家庭も、睡眠環

      • 『幸せな子育て』 vol2「家族仲良く」

        『幸せな子育て』vol1「ちょっと気になる子の子育て」の続き… 4、では実際にどうしたらいい? ありのままを受けとめる… それは、検査や診断を受け、名目を付けることなのかというと、私はそれよりも大切なことがあると思っています。 それは自分自身やその人自身に生きづらさや困りがあるのならば、本人も周囲の大人たちもこの特性を認識し、理解することだと思います。   まずはありのままを認める、そして理解して、自分も他者も責めないようにします。そして『家族仲良く、より良い睡眠、健康的

        • 『幸せな子育て』          vol1「ちょっと気になる子の子育て」

          寝ない、食べない、疲れやすい、落ち着かない、癇癪持ち… 繊細、暴言暴力が出やすい…そんな、ちょっと気になる子の子育て  自分らしく、幸せな子育てで 親子で共に育ち合おう! 1、子育てとは 子育ては一人の人間が生まれ、その人らしく生きていくことをサポートしていくこと。 またその過程で、自分自身も子どもや家族から喜びや悲しみ、その他たくさんの学びを得ることができる、重要で有意義な共育ちの機会です。   そんな子育ての中でも特に、疲れやすい、こだわりが強い、落ち着きがない、癇癪

        • 『幸せな子育て』          vol4「社会をつくるのは私たち」

        • 『幸せな子育て』          vol3「より良い睡眠、健康的な食生活」

        • 『幸せな子育て』 vol2「家族仲良く」

        • 『幸せな子育て』          vol1「ちょっと気になる子の子育て」

          『非認知能力』と『自己肯定感』のお話

          幼児期に身につける大切なものとして、『非認知能力』があります。 『非認知能力』とは、勉強ができて高得点が取れるとか,難しいピアノが弾けるとか、水泳や陸上競技のタイムが早いとかいった能力とは違う、数値化できない、目に見えにくいものです。 樹木に例えると、『根っこ』の部分。 ぐんぐん大きくなりのびやかに枝葉を茂らしていく木を支える根っこ。 土の中で目には見えにくいけど、根っこが育ってなければ倒れてしまう… とても大切な能力です。 例えば、思考力、想像力、回復力、応用力、発想力、

          『非認知能力』と『自己肯定感』のお話

          信じること

          親として子どもにできること いつも私にくっついていた娘が、15歳で海外への留学を選択。初めてその意思を聞いた時は驚きと共に「わぁ!いいやん。面白そう。」というのが最初の感想でした。我ながら楽観的だな…と思います。 でもその後、大丈夫?心配じゃないの?寂しくないの?といろいろな方から度々声をかけられ、親として子どもにできることは何か…確かに心配なことはある…じゃあどうする?と自分に問いかけることもしばしばありました。 その度に意識していたのは、『娘を信じて任せる』ということ

          信じること

          子どもが泣くワケ

          「子どもの泣き声を聞くと、辛くて…」 「うちの子、泣いてばかりでうんざりします。」 「も~!なんで泣くの!いいかげんにして!」 お母さんたちのそんな言葉に切ない気持ちになります。 私自身、身に覚えのある言葉だから…。 お母さんになりたての頃、子どもの泣き声が本当に辛かった。 保育士として、子どもに関わってきたはずなのに、我が子のことになると、自分の感情がコントロールできなくなることがたくさんありました。 子どもに泣かれるのがこわかったからです。 母親にとって、我が子の泣

          子どもが泣くワケ

          アドラー心理学と「しつけ」について

          子育ては親の仕事、ちゃんと「しつけ」なければ!! と口うるさく言ったり、ガミガミと怒ってしまう一生懸命な親御さん。 一方で、子どもの主体性を尊重しなくてはならない!! とルールやマナーを守らない子どもにも何も言わない親御さん。 どちらも不安げでシンドイ表情です。 我が子を授かった瞬間に親となり、「子育て」とは何なのか、 どうしたらいいのかわからぬままに答えを求めて 社会に氾濫する様々な情報を頼りに実践しては、なんだかうまくいかない…と感じている方も多いでしょう。 私自身も

          アドラー心理学と「しつけ」について

          『いのち』について

          爽やかな気候の中、夏の日差しを感じる今日この頃、いよいよ生き物たちが元気いっぱい活動を始める時期です! 自然の中で仲間と共に過ごす森のようちえんでは、たくさんの虫などの生き物とのふれあいの中で、いのちについて考えることがたくさんあります。   はじめは虫を怖がる子どもたちも、ふれあいと共に興味関心が芽生え、やがて虫博士ともいえるような子たちが誕生します。 そんななか、多くの虫たちが子どもたちに愛でられながら、最後は弱って死んでいきす。きれいな草花は、花束になりままごとの

          『いのち』について

          「不登校」とは?

          「不登校」という言葉がどこにいても聞こえてくるようになりました。 公立、私立に関わらず、小学校中学校共に増加傾向にあるようです。 子どもが様々な理由で、ある時から「学校に行きたくない」と言い始め、休みが増えていき段々と行けなくなることが多い。初めのうち親御さんはどうにかして子どもが学校に行けるようにと声をかけたり、送迎したり、一緒に登校したり、一生懸命対応するのですが…なかなかすんなりとはいかないと悩む親御さんの話を何度もお聞きします。 親御さんは我が子の訴えや、辛そうな

          「不登校」とは?

          子どもの弱音と親の心配

          新学期がスタートし、心も身体もいっぱい使って頑張っている子どもたち… そろそろお家でポロリと弱音を吐いたり、学校行きたくないなぁ〜なんて言い出す時期かもしれませんね。 そんな時は、親も心配になり、「何かあったの?どうして?」と、根掘り葉掘り聞きたくなりますよね? でも、それは要注意!! 頑張っていた子どもが、ポロリと弱音を吐いてスッキリしたかった、「よく頑張ってるね!」と認めて欲しかっただけかもしれません。 子どもが親に不安な気持ちを言えたとき、その時点で80%解決してい

          子どもの弱音と親の心配

          信頼が育む 自己肯定感

          前回の投稿で、自然の中でのびのびと子どもが育つことの意義について書きましたが、ただ自然の中で過ごしたらいいの? 大人の関わり方は? という質問がありましたので、そのことについて書きたいと思います。 …お昼ごはんのひととき、野外ではその時間だけ見ても学ぶことがたくさんあります。室内で食べる場合と自然の中で食べる場合、どんな違いがあるでしょう。座る場所ひとつとっても考えることがたくさんあります。 お弁当や水筒を置く平らな場所はあるかな、デコボコしているとコップが倒れてしまいます

          信頼が育む 自己肯定感

          自然の中でのびのびと

           自然の中で子どもが育つ、ということはどういうことなのか? 幼少期の自然体験は子どもにとってよさそうだな、と感覚で感じている人は多いと思いますが実際はどんな感じなのでしょう? 自然の中で育つ子どもたちを12年見つめてきて、どう感じているかまとめてみました。 春です、爽やかな風が吹いています。新緑の木々からあたたかな木漏れ日が差し込みます。そよ風が花の香りを運んできます。足元のたんぽぽを摘もうとしたら、小さなカエルがぴょんと飛び出してきました。追いかけると小川があって水が太陽

          自然の中でのびのびと

          『自分らしく生きる』

          前回の投稿の内容、「女性が働くのはお勧めしません」と言っているようにもとれるな…と感じたので、今回はそのことについて書きます。 タイトルは『自分らしく生きる』です。 まず、声を大にして言いたいのは 「お母さんであっても、自分の人生を自分らしく生きて欲しい!」 「好きなライフワークを思いっきりがんばって欲しい!」 ということです。 自分の人生は自分のもの。できなかったことを「○○のせいで」と思ったり「私はこんなに我慢しているのに…」と不満を抱いて生きるなんてもったいない。『自

          『自分らしく生きる』

          たった5年 されど5年

          どろんこ園が14時までの訳。 子育ての主役はお母さんです。(お父さんももちろん主役、と言いたいところですが、出産授乳、就労システムでお母さんが主になっている場合が多いので、あえてお母さんと表記) 結論から言ってしまうと、お母さんがゆったりとした気持ちで乳幼児期の子育てを楽しむには長時間労働、長時間保育は向いていないからです。 私自身、息子が1歳になったころから職場復帰し、2歳まで保育園にお世話になりました。お迎えが18時半を回ることも多く、本当にバタバタで大変な生活でした。

          たった5年 されど5年

          子育ては大変 から 子育ては最高‼ へ

          今、ここの自分の気持ちを書いてみたら、自分が見えるかな… とっ散らかった思考が少しはまとまるかな…と思い 感じたこと、考えたことを記録してみようと思い立ちました。 はじめに、子育てについて今思っていることを少し記したいと思います。 『子育て』は、ひとつの命が生まれ、ひとつの人生を支えること。 壮大な役割であり、喜びと学び溢れる一大事業。 そんな『子育て』が大変なこと、シンドイもの、となってしまっているのは、なんとももったいない。 子育ては共育ち・・・自分を育てる為に生

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